なぜ塾にいくんだろうって言えるうちは華かねえ

１年のときに訳のわからん英語教師のお陰で
ちんぷんかんぷん英語大嫌いっ！になってた息子も
私の同級生に英語レッスンを受けて１年半
英語とはなんぞやってのが解ってきて
英語が得意って雰囲気
鼻歌でビートルズなど歌って
機嫌良く月に４回通っている

楽しい英語レッスンがその後も続いて
唯一、現在中３の息子の塾通いはそれだけ

あの時、訳のわからん中学校の英語教師がいなかったら
楽しい英語レッスン開始もなかったなと思うと
それはそれで良い巡り合わせだったと感謝してる

でも、塾って言っても
教室とかじゃなくて、その方のお家で
たまに飼い犬などが部屋を走る中
楽しく英語を書いたり話したり・・
あまり塾らしくないから続いているのかも

公立中学生の７割が学習塾に通っていると言われる中
英語だけで済んでるウチはなんて楽なんだろう
しかも楽しく教わっている

家の近くにある塾では
教室みたいに黒板の前に立つ先生がいて
ガラスでスケスケの教室は
学ぶ中学生の背中がたくさん見えて
停めてある自転車から息子の同級生だと判る
毎週２、３回、一回に２時間位を塾で過ごす
その時間も、そしてその費用も
子どもにも親にも大した負担だろう

「学習塾とか行かんで大丈夫なん？」と
暢気な私もたまに心配になるけれど
「ウチは塾に行かせられないんで学校でのご教授しっかり頼みます」って
家庭訪問の時に先生に念押ししたし
息子も親の訴えを聞いていたせいか
『学校の授業命』で集中して
学校でしっかり集中しているらしい

特に試験勉強もせず
塾にもいかず
やりたい放題
自分の時間を楽しむ彼は
本当に望みの高校に行くのだろうか

でもまあ少なくとも
彼が節約してくれた塾の費用で
昨年のクリスマス旅行も実現したし
次の旅行もあるやもしれない
そんなことをほのめかすから
また彼は、塾には行かないと言っているのかもしれないなあ

今のところ
塾はありえないって
言えるウチは華ってことで・・・
そっとしておきましょう、か、ね
ありがたや、親孝行な息子