看護師でありケアマネージャーをしている友人と話をした
人生の最期を生きる人たちと時間を過ごしている彼女の話には
考えさせられるものがあった
認知症に対しての彼女の考え方が興味深い
曰く
惚けられた人は幸せな人
どんどん忘れて行くことは幸せである
惚けていない人は
この世の中で自分が厄介者であり
何も満足にできなくなって必要とされていないという思いを強め
鬱になってしまう
同じ姿勢で一点を見つめ何時間でも過ごす老人
それよりも
気まぐれでも何もかも忘れて生きている人が幸せだと
男性と女性を比較すると
お祖母ちゃんが絶対的に元気で
時によっては施設内でイジメをしたりできる位
お爺ちゃんは友だちができにくかったり
プライドがあって
なかなか人の輪に入れない人が多いらしい
お祖母ちゃんは、昨日見たテレビやら嫁の悪口やら
話題も山のようにあるけれど
お爺ちゃんは宇宙や世界や政治の話などを始めてしまうらしい
そういうのを聞いていると
私など、絶対的に男性の思考で
先々、友だちも少なくプライドも高く
馴染めなくて鬱になるタイプかと不安に思った
彼女のこれまで看てきた老人は
ほとんどが幸せそうではなかったと言う
老人の1%位しか幸せな死を迎えていないのではないかって
それは介護の現場や医療の現場
そして国の福祉にも関わる事ながら
家族が自分の家族としての老人とどう向き合えるかということだろう
人の尊厳を守るために
どんな仕組みがいいのか、
考えねばならないこと
変わらねばならないことの多さと深さに
ため息
これが惚けずにやってられるかって
今のお年寄りはみんな
その身を挺して闘っている気がする
人生の最期を生きる人たちと時間を過ごしている彼女の話には
考えさせられるものがあった
認知症に対しての彼女の考え方が興味深い
曰く
惚けられた人は幸せな人
どんどん忘れて行くことは幸せである
惚けていない人は
この世の中で自分が厄介者であり
何も満足にできなくなって必要とされていないという思いを強め
鬱になってしまう
同じ姿勢で一点を見つめ何時間でも過ごす老人
それよりも
気まぐれでも何もかも忘れて生きている人が幸せだと
男性と女性を比較すると
お祖母ちゃんが絶対的に元気で
時によっては施設内でイジメをしたりできる位
お爺ちゃんは友だちができにくかったり
プライドがあって
なかなか人の輪に入れない人が多いらしい
お祖母ちゃんは、昨日見たテレビやら嫁の悪口やら
話題も山のようにあるけれど
お爺ちゃんは宇宙や世界や政治の話などを始めてしまうらしい
そういうのを聞いていると
私など、絶対的に男性の思考で
先々、友だちも少なくプライドも高く
馴染めなくて鬱になるタイプかと不安に思った
彼女のこれまで看てきた老人は
ほとんどが幸せそうではなかったと言う
老人の1%位しか幸せな死を迎えていないのではないかって
それは介護の現場や医療の現場
そして国の福祉にも関わる事ながら
家族が自分の家族としての老人とどう向き合えるかということだろう
人の尊厳を守るために
どんな仕組みがいいのか、
考えねばならないこと
変わらねばならないことの多さと深さに
ため息
これが惚けずにやってられるかって
今のお年寄りはみんな
その身を挺して闘っている気がする