１３歳の試行錯誤

既に将来の職業を決めている同級生がいる中、
息子は何をやればいいのか
考え続けているらしい


子どものこれからを考えて
道を探し導く親が
周りにも少なからずいる

例えば
一人娘だし、
県外には出したくないので
地元の大学か短大に進学するとして
そこで学べて
資格の取れる職業・・

って、いったいいつの時代のお話かと
思うようなことを
今の時代でも
真剣にやってる

そんな話を息子に言うと
「親が決めてくれるのは楽だよな。
　もし、その職業に就きたいって思ってるなら
　これからどうすりゃいいか見つけてくれるってのは」

じゃ、もし他の仕事をしたいと思ったら・・

「その時は、逆にしんどいなあ」

そうやね
親の敷いた線路で走れるのなら楽かもしれない
でも
線路のないところに
新たな線路を見つけ出していくヤツが
本当は強いと思う

第三者の関与は
子どもの思考回路を狭めてしまう
そんな気がする

まだ、海のものとも山のものとも
全く先の見えない１３歳

何も見えなくても
おぼろげに
自分の好きなことや
ちょっと得意なことが
解り始める年頃

今の時点で、何かが見えているとしたら
それを
どんな風に繋げていくか

例え
今、何かを決めても
先で心変わりもあるだろう

その時
方向転換するためには
やはり
自分で道を見つける力が
ものをいうと思う

迷うこと
悩むこと
それが
これからの力になる

たくさん
悩んで迷って
自分で決める

彼が決めたことが
一番良いことと
私は思うので
何も言わない

何も言わないように
心していたい