クェンティン・ブレイクの作品。1968年発行岩波こどもの本シリーズです。
私のは、近くの図書館でリサイクル本として拾ってきた掘り出し物です。
この汚れ加減が本好きのこころをくすぐるのです。
インターネットで調べてみると、今手に入りにくいようです。
復刻ブームが静かに進行しているので、これもはいるかもしれないですね。
「さとみん絵本の世界」で紹介されたから!?
原題は「PATORICK」。
クェンティン・ブレイクってだれ?
と思う人も、ロアルド・ダールの「マチルダは小さな大天才」とか
「チャーリーとチョコレート工場」といえばきっとわかるでしょう。
さてこのおはなし
パトリックというわかものが、なけなしのお金を払って買ったバイオリンが
とびきりすてきな代物だったのです。
パトリックがバイオリンをひくと、さかなたちがとびまわったり、リンゴの木に
アイスクリームやおかしが実り、とりの羽がカラフルになるのです。
馬車で通りがかった哀しみに暮れていた夫婦も、元気で笑ってしあわせになります。
子どもはどの場面が好きかって?
もちろんおいしい物のなる木がでてくるところ。
誰でも一度は子どもの頃夢みたのではないかしら。
アップルパイやチョコレートケーキ、クッキーにくだもの、
バタートーストやパフェにアイスクリームがたわわに実っている不思議な木。
いくら食べてもおこられない。
ま、主題はお菓子にあるのでなく、バイオリンの音色にあるのですけど。
ことば巧みに語られるより、しあわせな絵のほうがよりやさしく伝わることもあるかもしれない。
でも本当に音楽ってこんな「ちから」があると思います。
そして
パトリックというわかものは案外身近にいるのかもしれません。
クェンティン・ブレイク/作&絵 谷川俊太郎/訳 岩波こどもの本
私のは、近くの図書館でリサイクル本として拾ってきた掘り出し物です。
この汚れ加減が本好きのこころをくすぐるのです。
インターネットで調べてみると、今手に入りにくいようです。
復刻ブームが静かに進行しているので、これもはいるかもしれないですね。
「さとみん絵本の世界」で紹介されたから!?
原題は「PATORICK」。
クェンティン・ブレイクってだれ?
と思う人も、ロアルド・ダールの「マチルダは小さな大天才」とか
「チャーリーとチョコレート工場」といえばきっとわかるでしょう。
さてこのおはなし
パトリックというわかものが、なけなしのお金を払って買ったバイオリンが
とびきりすてきな代物だったのです。
パトリックがバイオリンをひくと、さかなたちがとびまわったり、リンゴの木に
アイスクリームやおかしが実り、とりの羽がカラフルになるのです。
馬車で通りがかった哀しみに暮れていた夫婦も、元気で笑ってしあわせになります。
子どもはどの場面が好きかって?
もちろんおいしい物のなる木がでてくるところ。
誰でも一度は子どもの頃夢みたのではないかしら。
アップルパイやチョコレートケーキ、クッキーにくだもの、
バタートーストやパフェにアイスクリームがたわわに実っている不思議な木。
いくら食べてもおこられない。
ま、主題はお菓子にあるのでなく、バイオリンの音色にあるのですけど。
ことば巧みに語られるより、しあわせな絵のほうがよりやさしく伝わることもあるかもしれない。
でも本当に音楽ってこんな「ちから」があると思います。
そして
パトリックというわかものは案外身近にいるのかもしれません。
クェンティン・ブレイク/作&絵 谷川俊太郎/訳 岩波こどもの本