さとみん絵本の世界

さとみんおすすめの絵本や本(児童書が主)と、うずまいている日々の迷いや気づき!!

根っこのこどもたち目をさます

2007-02-19 | 読んでみて!
クラシックなファンタジーがやさしく香る

key word・・・妖精 母なる大地の精 四季

以前このブログでも紹介した「ねっこぼっこ」のまた違う出版社と訳です
いえ、これはオルファースの文ではなく
ヘレン・ディーン・フィッシュという米国の方の文を
石井桃子さんが訳しています
だから、オルファースの詩のリズムではなく、文章は完全におはなし調

比較したくもなるが
プリンと玉子豆腐をくらべるようなもの
詩的な文のリズムや匂いが好きな人は
このおはなし調はとても不評のようです

でも
この石井桃子さんの訳によって
わかりやすく身近なものに感じられるのは確か
好き好きですね

ただし
表紙の手抜きはイカン
なぜこんな表紙になったのだろうか・・・・?



季節がめぐる喜びはほんとうにしあわせなこと
そのステキなしかけは
妖精たちのしわざ!
そんなふうに
時々は想像してみるのは
もっとしあわせなこと

いつまでも夢みるオトメでいてもいい!

そこらに妖精の子どもがいるような気がしてくる


ジビレ・フォン・オルファース/絵  ヘレン・ディーン・フィッシュ/文
石井桃子/訳・編    童話館 2003年出版

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