さとみん絵本の世界

さとみんおすすめの絵本や本(児童書が主)と、うずまいている日々の迷いや気づき!!

おむすびのひと

2007-02-10 | 折り返した人生!
勝手に平均寿命生きるとして「折り返した人生」なーんて言っているけど
それをいってしまっている、でも現役ばりばりのすてきな婦人=佐藤初女さんに
昨日会ってきました

おむすびといえば佐藤初女さん
ガイアシンフォニー「地球交響楽第二番」(1995年 龍村仁監督)で
出会いました

昨夜は
「再び生きる喜びを見出すために」
  自殺予防 私たちのできること
という主旨
主催はいのちの電話(東京)
場所は神保町のYMCAアジア青少年センター

新聞の小さな小さなところに書いてあった情報でしたが
満席!

講演を初めて聞きにきた人がほとんど

私と同じように12年前に映画をみたか本を読んだかの人なのでしょう
年齢も危ういし、会えるときに・・・
と思ったかもしれません

《初女さんの印象》
この歳とはおもわれない肌のつや
声は少し震え声で強くないが、
穏やかで静か
強い信仰を持っていることが伝わったが
控えめで謙虚
テーブルの水を一滴も飲まず話す体力がある
少し背中はまがっているが、普通に歩く

《今日印象に残ったことば》
 ★聴くときは自分の中をからっぽにして聴きます

自分の価値観は脇に置いておくそうです
いやだな、それは違うぞ、という気持ちは伝わってしまうから
一心に聞くそうです

 ★たくさん話すとその人もからっぽになる
  するとそこに新しい考えが浮かんできます

そうかもしれない。すてきなたとえ
無条件に聴いてくれるからですね

 ★人を癒そうとは思っていないです

答えを出そうと思わないのでストレスにはならないようです
そうか、そういうことか
謙虚な気持ちは実は深くて尊いものなんだな

 ★自分が体験したことは、自信をもって伝える事が大切
  でも一生懸命にやりすぎると嫌われます
  さりげなくやったほうがいい

必死に声を荒げて主張することが多いですよね、世の中は
時には怒っているかのような激しい口調に出会うこともあります
でも、それは伝わらない


 ★辛くて悲しいときは、それをとにかくしっかり自分の中に
  受け止めます。どうしようもなくなったら、おまかせの状態に
  なります。そこからなんでもいいから動きます。手や体を
  働かせます

おまかせの状態とはまさに信仰です。初女さんは「かみさま」ということば
は使わなかったけれど、そうことです。
おまかせとはなにもしないでいることではない。
精一杯やる、そのあともどうにかこうにか動いてみる。
そのあとはかみさまの御心のままに、なんですね。

 ★こちらが話すタイミングは勘です。そう感じたときに話します。

はっきりとなにか考えを言うときもあるが、
それは聴いていて、今だ!という勘が働くといいます
感じる力、五感や六感をみがくこと、
感性を研ぎ澄ませることがやっぱり大事

 ★食べることはいのちの移しかえ

食べることを大切に、いとおしんで調理するからおいしいのでしょう
人のこころに響くのでしょう
私たちは、いのちをもらって生かされています
そのことのありがたみに感謝して生きたいです!

最新の画像もっと見る