さとみん絵本の世界

さとみんおすすめの絵本や本(児童書が主)と、うずまいている日々の迷いや気づき!!

絵本の原画

2007-02-18 | うずまきな日々
 オランダ絵本作家展  at大丸ミュージアム12F 2/20(火)まで

雨の中、行ってきたよ
オランダの作家といえば、ディック・ブルーナが超有名
あとは、かえるくんシリーズのマックス・ベルジュイスが知られている
リンドグレーンの絵も結構描いているマーリット・テーングヴィストや
最近では「おじいちゃんわすれないよ」のハルメン・ファン・ストラーテンも
注目されている。
ハルメンさんのサイン会が去る2月3日に行われたそうで、残念だぁ
サインとか握手とか好きなミーハーな私としてはうかつであった・・・


それにしても
原画はいい!!!!!!!!
見入っちゃう~
画用紙の繊維と絵の具が混ざり合っている具合とか
はじめに薄いオレンジを塗ってから違う色をのせてるーとか
下書きの鉛筆デッサンが見えていたり
間違って書いたのか訂正の紙が貼ってあったり
印刷ではわからない箇所が数々ある

それになんといっても
活き活きしている
線のひとつひとつに作家の息吹が感じられてくる

印刷の技術もすばらしいのだと思うが
本物の持つちから、オーラには敵わない

ディック・ブルーナの原画は思ったより大きかった
絵本は正方形で小形なのに
本物は1メートル四方くらいのがいくつもあった

買いたい絵本がたくさんあったが、邦訳されていないものばかり
訳者さんがんばってー、待ってるー

で、私の中でヒットだったのが
ハリエット・ヴァン・レークの「レナレナ」1989年リブロポート(絶版)
アマゾンで仕入れる予定なので、いずれまた紹介する
ありえなーいほどおもしろくてユニークな女の子のちょっとした日常
なんだか私の身近にいる若い友人に似ていてひとりニヤニヤしてました


収穫本は
「ボッケ」ハリエット・ヴァン・レーク/作・絵
「だいすき」ハンス&モニック・ハーヘン/作 マーリット・テーンクヴァスト/絵


ひと裁ち折りの魅力

2007-02-13 | うずまきな日々
たった1回はさみでちょっきん!
魔法の瞬間


いろいろなひとを渦のなかに巻き込むのが得意な友人が
身近にいる。
そのおかげで先日、子どもとともに、
あのひと裁ち折りに参加してきた!

折り紙は結構好きで、我が家にある簡単な折り紙の本数冊を
全部作って、得意がったことがある。
図書館で「月刊折り紙の本」も時々借りて作っている。

でもこれは少し趣きが違う
折って折って
まっすぐ一箇所だけちょきんと切って
そーっとそーっと開けるとーーーー
あら不思議!
ハートになったりさくらになったり
酒瓶、さくらんぼ、はっぱ、双葉、ひよこ、かえで・・etc

まるで魔法のよう

少しずれると、それもまた愛嬌、おもしろい

切ったあとに開けていく瞬間が楽しい
思った通りにできなくてもぜんぜんいい

これを発明した山本厚生さんは一級建築家
そして、たのしい数学を実践しているプロです
このひと裁ち折りも試行錯誤を重ね、
10年余りかかって大成したらしい
いえ、まだ発展しているもよう
偶然におもしろい形はいくらでもできるが
山本さんはきちんと計算している
そして美しくバランスのいいものを考えている

人がらも穏やかで人生enjoyしている
島根県松江市に所縁があり(隠岐出身)
私も松江に住んでいたこともあり
親近感がわく

    ★

おもしろい大人がいる
すてきな大人もいる
かっこよくて少しずっこけている人もいるけど

子どもたちには(自分の子どもだけじゃないよ)
いろんな人に出会わせてあげたい
出会ってほしい
世の中捨てたもんじゃない、ということを
感じてほしい

いやなニュースが多い毎日
知らずのうちに子どもの心に
大人に対する信頼感やあこがれが傷ついているのでは?
と思う

まぁ、大人や子どもに限らず
いろんな人に出会っていくことが
生きていく楽しみのひとつかな
もちろんいい出会いがいい!!


  


「ひと裁ち折りの魅力ーもうひとつの紙あそび」
   山本厚生/著   萌文社


雲の彫刻

2006-11-28 | うずまきな日々
すごかった
美しかった
天使やどうぶつ、たてものなど
雲で空に彫刻
もくもくの雲が
まるで彫刻のように
空に陳列されている
でも誰ーれも気づかない

みてみて!
わたしは1歳になるかならないかの
我が子をだいて
ビルの屋上へと昇っていった
下がみえないくらい高い屋上

ほかの人はわからないんだね
でもいいよ
みてよ
こんなすごいことあるんだね
天使の像があんなにやさしい
女神さまもいる

あれ、屋上にちゃあんと
彫刻家がいるじゃない
知らなかった
こんなところで
みんなに知られずに
ステキな仕事してるんだね


楽しかったー
わすれられない


この日のわたしの
 ゆ・め
でした
        

ん?なんだかいいにおい

2006-11-25 | うずまきな日々
くたくたになって仕事から帰ると

ん?なんだかいいにおいがする

まさか

うっそーーーー

我が子三人がにこにこしてこっちみてる

しかもそれぞれ手を動かしながら

 おふろ入る?

 ごはんもうすぐ炊けるよ

なんて言う

台所は食器がかたしてあって

おなべにはおいしそうな

クリームシチュウ!!!

洗濯も干していて

アイロンがけも終わっている

  おっどろいた

  うれしかった

  うれしすぎて涙が出そうになった


こどもって大変だけど

こういう思いがけない事があると

やっぱ産んでよかったかなーなんて単純に思う



男の子女の子に関係なく

「生活をすることを大事にすること

 生活はサヴァイヴァルを学ぶこと」

というのが私の「子育て&人が育つため」の信念なので

また、たびたびやってもらいたい!

 

 ありがとー!  サンキュウ!!  

うちの梅酒

2006-11-01 | うずまきな日々
今年は夏前に
うめシロップと梅酒をつくった
つくったといっても超簡単!
買ってきた青梅を洗って
乾いたらヘソをとって
切れ目をいれて
順番に材料をホイホイと
保存ビンにいれていくのだ

そ・れ・と
おいしくなるように
魔法の呪文を唱えます!!

あとは「じかん」がおいしさを作り出していきます
熟成っていうのかね

いま
我が家の長男がこの梅酒を気に入っていて
よく飲んでいます!
まだ未成年なので
いちを私も親としての建て前として
ダメヨ~、ちょっとにしておきなさい
 (ちょっとはOKだよねー)
などと言っていますが

‘うちのがいちばんおいしいねー‘
なんて言われると
‘そうぉ?‘
と、うれしくなる

梅シロップも作ったが
とっくになくなっている
残ったうまみたっぷりの梅で
梅のおかしでも作ろうか・・・・


飛行機を見に行く

2006-10-29 | うずまきな日々
    

羽田空港に飛行機を見に行った
行きは京浜急行で羽田空港まで行き
帰りはモノレールと都営大江戸線を使った

なにせ飛行機に乗るという生活とは無縁で
行く前にHPで情報を仕入れ
予習をしていったのだ
へぇー、二つターミナルがあるんだ
それにおいしいものがたくさんあるんだ

第2ターミナルの5階の展望デッキで見学!

行くきっかけは、末っ子(5年生)が
‘飛行機みたことないーー‘
と言ったからからです!
   (えー!? じゃ、行こうよー)



いやぁ、飛行機っていい!!!!
かっこいいよ、すんごく!
むかし初めて飛行機がテイクオフするところをみたとき
とても感動して胸が熱くなったのを覚えているが
今日もその感動をじっくりと味わったのです

とにかく目の前で
でっかい機体が大きな音をたてて滑走し、
離陸するのだ
あたり前!
わかってる!
けど
やっぱスゴイことだ!!
不思議。。。
美しい。。。。!
かっこいい。。。!!

大きなエンジン音、におい、
飛行場で働いている珍しいくるま
そして人
あっと言うまに空にみえなくなる飛行機
吹きつける風

旅立ちの臨場感にワクワクするような
ちょっとかなしいような気持ちになる

ポケモンジェットもみた
別にポケモンのファンではないけれど
黄色のかわいい絵柄に
何度もデジカメのシャッターをおす
楽しい気分    



今日は
おなかが空いて空いてしかたなかった息子のため
なんの考えもなくレストランに入ってしまったが
次回は展望デッキで弁当でも食べながら
ビールを飲みたい!  
           




神保町ブックフェスティバル

2006-10-29 | うずまきな日々
28日の土曜日に行ってきました
夜勤明けという困難にもめげず
午前中からイザ出陣!
古本祭りという存在は知っていましたが
年2日しかないこの祭りは知りませんでした

ふわぁー寝不足のからだには刺激的な雰囲気~
本もさることながら
ジャズ演奏だの学生の出展だの
飲食店の屋台販売だの
まるでおまつり!
いいにおいがただよってくる
しかも本好きなおたくばっかりが
目をぎらぎらさせている、わたしもだけど・・・

狭い家の狭い部屋に、これ以上本をおいてはいけない
と戒めているのですが

‘絵本や児童書も半額で売ってるよ!
 古本でなくて新しい本だったり
 少し不備があるくらいで新品同様だよ‘
と数週間前の読み聞かせなかまのNさんの情報から
‘久々に本買うぞーーーー‘と
密かに決意していたのです

で、収穫物は18点、金額約7300円(約20800円分)
数字にしてみると大した事ないのですが
重くて重くて手がちぎれんばかり
でも、サスガ
宅配便のサービスもしていました

ダンボール箱にたんまり買っている人いました
はじめわからなくて
‘いい本あるな、‘と見始めたら
「これ私が買ったものです」
なんて言われてしまいました  
 
絵本館の「さる るるる」のでっかいぬいぐるみもありました 


家に帰るより先に
友だちに収穫物の披露をし
それがまた楽しかった!
楽しさ倍増!

来年もいきますぅ!!  




ディズニーシーにいこうかな

2006-10-26 | うずまきな日々
わたしはディズニーシーに行ったことがない
でも比較的近くに住んでいる
チャリでいくと30~40分くらいかな
よくイクスピアリには買い物に行きます
ランドには今まで20回くらいかな、行ったのは
でも
5年経つのにシーには行っていない

行きたくなかったわけでもなく
行かないと決めてるわけでもなく
なんとなくやりたいことの順番がずーーーっと
後のほうだったのです
しっかし
来月中には
絶対行くよ!

それは
末っ子がある日(最近だけど)学校から帰ると
「意見を言い合う授業で‘ディズニーランドとシーと
どっちがいいか‘をふたつのグループに分けたけど
おれ、シーのほうになってサ、でも行ったことないから
わかんなかった
行ったことないのはおれくらいだった」
と言ったのです
えーーーっ!!
それは大変!

で、行くことにしたのです
単純な理由だけど

それにしても酷なディベートの学習だな
全員行ったことがあるという前提だなんてね

空をみる

2006-10-19 | うずまきな日々
空っていいよね
なんだかじっと見ていると
日常のいろんなめんどうなことが
どうでもよくなってくる

人間のばかばかしいことの上に
こんなきれいな雲があったんだな
って思う


わたしが三歳のとき
夕方のオレンジと紫の空をみていたとき

自分はぜったいここからやってきた!!!
と、強く感じた
感動で涙がとまらなかった

その記憶はこの歳になっても
新鮮に在る

不思議だな~

空をみるのが
だいすき!!!

金時山にのぼる

2006-10-16 | うずまきな日々
箱根の 金時山 標高1,213m

このあいだの休みに子どもと登った
実は念願の山
いつも何かの用事が入って行かれなかった山
特別何かいいことがある山ではないのだが

唯一楽しみなのは
富士山がでっかくかっこよく見えること
なのに・・・・
その富士山にお目にかかれなかったのです
残念っ!でした

でも子どもと山歩きはたのしい!

若かりし頃は、何分で目的地まで行けるか
けっこうがんばっていた。
大抵基準時間よりは何十分も早く到着し、
それがうれしくもあった。

しかし、子どもと歩く山道はそんなガンバリ体育系ではない
のんびりのんびりのお散歩系登山だ
オバサン軍団にも平気で抜かされていく
(ちっとくやしいけど・・)

珍しいきのこ、痛い葉っぱ、見事な木の根っこ
オレンジ色の羽の鳥、動物の死がい・・・・など
おもしろいものや気になるものだらけ!
今回は急な登山道にはびこる木の根っこのつるつるしたのが
彼には気になったようだ
何百人?何千人?もの登山者が何年のもあいだ触ったところが
みごとに磨かれているのだ
これはすごくステキだった
それと

湿った木の幹

(我が子)手でじっと触りつつ
‘この湿った感じいいね。パンツが湿ってるのよりねー‘
と、つい言ってしまったいた


山頂ではカセットコンロで湯を沸かし
カップラーメンと、お弁当を食べる
秋晴れでいい汗かいたあとの弁当は格別美味い!

山の中のちっぽけな自分
山の中のちっぽけな人間
山に抱かれて
ほんとになごむ
つまんないゴタゴタを忘れてしまいそう
(忘れたいヨ!)


帰りはロマンスカーに乗る
たった1時間20分の旅気分
あわててビールとつまみをほおばる
ウ・マ・イ!!!!

また行こうっと!