「ゆれる」

この前西川美和監督作品、オダギリジョー主演の「ゆれる」を観てきたよん！

坂上みきさんが去年の映画では最高だと言っていたと聞いたもので。。。
他にも超映画批評の前田さんも大絶賛していたらしい。

昨年の作品で特別上映だとかで何日もやってなかったよん！

主演のオダギリジョー（30）が弟で、見たからに女たらしでナルシストな写真家やっているから、娯楽系の映画かと思ったら、かなり真面目で映画らしい映画だったよん！(笑)

みんなが好きそうなちょいエロシーンは２－３回！(笑)

兄の香川照之（41）は父親伊武雅刀の後をついで田舎のガソリンスタンドやってる。

この兄弟の演技はなかなかのものだったよ！

監督の西川美和（32）は早稲田の文学部出身で脚本も自分で書いてる。
映像も女性らしく細部に気を使っていて楽しめたよ！

最大の焦点であるのは嘘か真か・・・
映像も登場人物のこころもゆれる。

私は観た人の解釈に任せた方がいいと思うよん。


私が心を動かされた最大の原因は、自分が小さい頃に父が死に、６歳上の兄とお袋の３人家族だった。その為教師をしていた母は仕事に忙しく、小学生の私はいつも兄貴と一緒だったからだよ。

実際、小さい時にいつも兄貴と遊んでいて、最後に泣かされるのは私誰だったけど。。。
それでも、いつも、お兄ちゃん、お兄ちゃんとと言いながら、後を追いかけていた様な気がする。。。(^^ゞ

見終わった瞬間呆然として目尻が潤んでいたよん！

評価は★×９にしておこう。