Once-in-a-lifetime chance(一期一会)

GooのHP「一期一会」は無くなりましたが、ブログは続けています。

容疑者Xの献身

2008-10-27 | Weblog
テレビのガリレオは見ていたし、東野圭吾の原作本「探偵ガリレオ」も読んでいたから、「容疑者Xの献身」は見る予定だった。

公開当初は混むだろうと思っていたから、少し経ったところで観に行ってきたよ!


ガリレオは月9で見る年代がある程度限られているし、放送されていた時期も短から、相棒みたいにシリーズで長くやっていたのとは違って見に行く人が少なそうな気がしてたよ。

それに相棒は母親が子供達と一緒に見ていて、一緒に見に行く事もありそうだけど、ガリレオは親子ではあまり見に行きそうも無いからね。

という私の予想は当たっていたようで、公開から2週間ぐらいだったけどもうあまり混んでいなかったよ!



あらすじ(ネタバレあり):
天才物理学者・湯川教授(福山雅治)が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉(堤真一)は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子(松雪泰子)に淡い思いを抱いていた。

ある日、靖子の元夫・富樫(長塚圭史)が死体となって発見された。

富樫は離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた。


新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩刑事の草薙(北村一輝)とこの事件の捜査に乗り出し、元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた。。。


事件の相談を受けた湯川は、容疑者の隣人が石神である事を知り、彼が事件の裏にいるのではないかと推理するが……



私の感想(ネタバレあり):
テレビの時と同じで、理論的な福山雅治と直感的な柴咲コウの掛け合いが面白かったよ!(笑)

他にもいろいろな対比が面白かった、例えば、天才物理学者湯川と天才数学者石神の対決、ちょっと違った面からは、同じいい男でも薄い顔の福山と、濃い顔の北村の違い。更には色が白くてひ弱そうだけどかっこいい湯川と色が黒くて年寄り臭い石上!(笑)

堤真一の三丁目の夕日とは180ど違った押さえた演技は、助演男優賞候補だね!

テレビでは湯川が事件の現場から見つかった物や聞いてきた話から推理をして、それを実験で検証していたが、今回実験による検証は映画の導入部分だけで、湯川が個人的な知り合いである石神と飲んで話しをしたり、一緒に山に登ったりとか、人情的な話に仕上がっていたよ。


いつもの切れのある推理とちょっと大げさな実験による検証を期待していた人には、ちよっとがっかりだったかな。。。

でも、事件現場に残された、遺体の様子、自転車、燃え残った衣服などから、犯人が意図していた事を見抜くところは、まるで小説のようだったよ!_・)ぷっ


後、福山雅治が映画に出たのは、1988年の「ほんの5g」以来20年ぶりで、初主演だったなんて知らなかったよん! 


私の評価は、楽しく観られたから、
★×7

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。