Once-in-a-lifetime chance(一期一会)

GooのHP「一期一会」は無くなりましたが、ブログは続けています。

陰日向に咲く

2008-02-04 | Weblog
金曜日は会社の後、「陰日向に咲く」を観てきたよ。
映画の日だから1000円でネット予約したけど、レイトショーだから200円しか安くならなかった。。。

昨日の日記のように華屋与兵衛で夕食を食べてから、9時15分の開演時間に合わせて映画館まで行って、Vitでチケットもらってそのまま観て来たけど、やっぱりVitは楽だね。

この映画は、2年半で100万部を売り上げた劇団一人のベストセラーの映画化で話題になってるから観たんだよ。


夏。フィリピン沖で発生した台風は一週間後に東京に上陸しようとしていた。そんな東京ではダメダメな人たちが、陰日向の奮闘をしていた。

ギャンブルから足を洗えず、借金まみれとなったシンヤは、とうとうオレオレ詐欺に手を染める。だが騙したはずの老婆と心の交流が始まってしまいなかなかカネが引き出せない。

そんな彼が街で知り合った寿子は、若かりし頃に売れない芸人・雷太に恋した母・鳴子の恋の軌跡をたどろうと、母が働いていたストリップ劇場に足を向ける。そこで寿子は母の秘められた想いを知っていく。

25歳の崖っぷちアイドル、みゃーこを一途に応援するアキバ系アイドルオタク、ゆうすけは今日もみゃーこが出演するイベントへ。ところが会場は閑古鳥が鳴く状態で・・・。だがそんなみゃーこに突然ブレイクのチャンスが訪れて、ふたりの関係は徐々に変わっていく。 

エリートサラリーマンのリュウタロウは、ある日モーゼを呼ばれている大ボラ吹きのカリスマ・ホームレスに出会う。彼はモーゼに憧れ、遂に人生を投げ出して、ダンボール生活を始める。そしてモーゼの秘められた過去が、リュウタロウの人生を変えていく。

一見、無関係な陰日向の人々の人生が少しずつ交錯し、不思議な縁に導かれながら物語は進む。そして台風が東京に上陸したとき、バラバラのピースがひとつに重なり合って、奇跡の瞬間が訪れる。その先には思わぬドラマが待っていた。
  
みんな不器用で、情けなくて、カッコ悪いけど、それぞれの花を咲かそうと、懸命にもがいて生きている。


私の感想は、思っていたよりかなり良かったよ!
この映画も原作本を読んでみたくなる映画だったよ、でも、原作の方がもっと感動的かもしれないな!

気に入ったシーンは、母親と娘の二役をやる宮崎あおいが母親鳴子役で、浅草寺で初めて雷太に会った時に鼻にするキスするシーン。
あ、宮崎あおいの漫才シーンも良かったよ、本物の漫才師のようだった!(笑)

それと、平山あや売れないアイドルみゃーこの人気沸騰するきっかけとなった、ドロドロ血液のドロ子役の演技のシーン。


後、スポーツ新聞で読んだんだけど、シンヤ役の岡田准一はかっこ悪く見えるように少し太って、髪の毛の長さを中途半端にして、猫背で歩き、相手の目を見ないようにしながら話すとかいろいろ考えて演技をしていたらしい、、、

でも、そんなのに関係なくかっこよく見えるのは気のせいかな!(笑)

最後に、人は弱いから、つい誘惑に負けたりする。でも年齢を重ね自分の年を振り返り、「こんなはずでは……」と思う人も多いと思う。そんなすべての人たちが、どこか共感できるような映画だね。

もし、今が良くなくても、次の角を曲がれば新しい幸せが待っているかも知れない。と、心を温かくし、明日への希望を感じさせてくれる映画だから、今調子が悪いと思っている人は観た方がいいよ。

私の評価は、楽しく観られて泣きそうになる場面もあるいい映画だったから、
★×8

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。