goo blog サービス終了のお知らせ 

Sankoの遊び場

私Saonkoが色々調べて紹介するブログです。

故事成語「登竜門」

2016-03-16 11:01:43 | 故事成語

皆さんこんにちは!

前々から困ってた4コマがようやく描けました!

というわけで行ってみましょう!

 

今回紹介する故事成語は「登竜門(とうりゅうもん)」

意味は「立身出世のための関門のこと」。

由来は4コマの中で説明しちゃってますが、中国にある川にまつわる言い伝えから来ています。

登竜門の「竜門」というのは、中国の黄河上流にある山「竜門山」を切り開いてできた急流のことを指していて、

その急流を登りきった鯉がいたら、その鯉は竜になることが出来ると言う言い伝えです。

その「登竜門」ですが、今の意味で使われるようになったのは、中国の書物「後漢書 李膺伝(りようでん)」に記されている故事が元で、

漢の国の役人李膺(りよう)は立派な人物で、彼に認められた人物は、出世を約束されたも同然だったそうです。

そして、その認められた人物は、竜門を登りきった鯉に喩えられたことから、今の意味となったそうです。

 

いかがだったでしょうか。以上が「登竜門」の紹介になります。

それでは少々少ない記事ですが、今回はここまで!ではでは!

 


故事成語「泣いて馬謖を斬る」

2016-03-15 11:15:45 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今日も故事成語紹介だぁぁぁっ!!

・・・・なんてテンション上がっているように書いてますが、これ打ってる本人は

「今日の昼飯何作ろうかな~」なんて考えながら普通のテンションで書いてます(恥)

 

今回の故事成語は「泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)」

意味は「法律や規律を守るために、私情を捨てる事」。

 

蜀(しょく)の国の武将馬謖(ばしょく)は、宰相である諸葛孔明(しょかつこうめい)の信頼も厚く、

その命令を受け戦っていました。

しかし、孔明の命令に従わず戦った結果、蜀の国は魏(ぎ)の国に大敗することに。

馬謖は孔明にとって、親友の弟であり腹心の部下である存在でしたが、軍の規律が厳しいものであることを知らせるため、

泣く泣く馬謖を処刑したことから、この言葉が生まれたそうです。

 

戦争という失敗出来ないもので、上官の命令に背いた挙句に負けて帰ってて来たら、処罰しないわけには行けません。

とはいえ、自分の親友の弟、しかも腹心でもある馬謖を処刑しなければならない孔明の心情は、どれほどのものだったのでしょう。

ある意味、一番かわいそうなのは孔明なのかもしれません。

 

それでは今回はここまで。ではでは!

 


故事成語「破天荒」

2016-03-14 08:18:25 | 故事成語

皆さんこんにちは!

私の友人に東京に一人でいったやつがいまして、昨日そいつと連絡が取れたのでいろいろ話してたんですよ。

専大卒業後に夢のために東京に引っ越しまして、当時仲間内で一番最初に上京した奴だったので、

仲間で「破天荒なやつだなぁ・・・・」なんて話してました。

久しぶりに話してみたら、そのころと変わらず、懐かしい気持ちで一日を終えました。

 

そんな友達と話したので、今回はこの故事成語の紹介をば。

今回紹介する言葉は、「破天荒(はてんこう)」

 

意味は「今まで誰も成し遂げられなかった事を成し遂げたこと」。

友達が上京した時にはあんまり意味考えて言ってたわけじゃなかったのですが、一応あってる・・・?

 

まぁそれはともかく由来となっている事柄なんですが、

唐(とう)の時代、荊州(けいしゅう)と呼ばれる地方からは科挙(かきょ。高等管になる為に必要な試験)の合格者が出ず、

「天が開けない未開の荒れ地」という意味の「天荒」と呼ばれていました。

そんな時、劉帨(りゅうぜい)という人物がこの試験を受け、見事合格しました。

荊州初めての合格者である彼を、「天荒を破ったもの」として褒めたたえ、それ以来、誰も成し遂げられなかった事に成功することを

「破天荒」と呼ぶようになったそうです。

 

歴史上の人物は、みんな「はじめて何かをした」と言う人物が多いので、

そんな人物全員が「破天荒」と言えるでしょう。

今現代、まだ誰もやってないようなこと・・・・何があるでしょうか?

見つけた挑戦して、自分も破天荒な人物に・・・・なんてのは調子に乗り過ぎでしょうか(笑)

 

それでは今回はここまで!ではでは!


故事成語「覆水盆に返らず」

2016-03-13 09:27:29 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回も故事成語紹介やっていきますよー!

今回紹介する故事成語は「覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)」

意味は「一旦離縁してしまった夫婦の仲は元に戻らないことのたとえ」、「一度失敗してしまったものは取り返しがつかないということ」。

由来となったのは一組の夫婦の話です。

 

周(しゅう)の呂尚(ろしょう)という人物は若いころ貧乏であるにもかかわらず、働かずに読書ばかりしていました。

彼の妻は、そんな呂尚に愛想をつかし、離婚することに。

時が経ち、呂尚は太公望(たいこうぼう)と呼ばれる程に大出世するようになると、離婚した元妻が復縁しようと言ってきました。

そこで彼はお盆の水をこぼして、「この水を元通りにできたなら、希望通り復縁に応じよう」と言いました。

当然、こぼれた水を元通りにはできませんので、復縁は出来なかったそうです。

 

以上が由来となっているんですが、、この故事、私は妻の方に少々同情してしまいました。

貧乏な時に旦那が働かずに本ばかり読んでたら、そりゃ愛想なんて無くなるに決まってます。

ただ、彼が出世してから復縁しよう言うところは、なんか勘繰ってしまいますね。

これが「彼は真面目に働いてくれるようになったのね!」という思いで復縁しようとしたのか、

「よっしゃ玉の輿になれるわ!」みたいな気持ちで復縁しようとしたのかは分かりませんが、

呂尚が被害者面しているようにも感じました。

元をただせば貴方が働かなかったのが原因なんだからね?

 

まぁあくまで故事の内容を見た限りの感想ですし、実際はどうだったのか分かりませんが、

とりあえず私が感じたこの「覆水盆に返らず」という言葉の印象はそんなかんじかなぁ・・・と。

 

ちょっとめちゃくちゃになってしまいましたが、今回はここまで!ではでは!


故事成語「明鏡止水」

2016-03-12 10:14:00 | 故事成語

皆さんこんにちは!

私は故事成語を調べる時、とあるサイトで調べているんですが、

見てみたらまだ紹介してない故事成語が少なくなってきました。

まだ数がある、と言えばあるんですが、故事成語を紹介しきった後、何をやっていこうかそろそろ考えていかないとなぁ・・・と思っています。

 

それでは、今回も故事成語紹介です。

今回紹介するのは「明鏡止水(めいきょうしすい)」

「明鏡」とは一点の曇りもないよく映る鏡のこと、「止水」は流れずに静かにとどまっている澄んだ水面の事を言います。

 

中国の思想家荘子(そうし)の著書『荘子・徳充符(とくじゅうふ)』には、「明鏡」「止水」の二つが記されており、

「明鏡」は甲徒嘉の言葉「鑑明らかなれば則ち塵垢止まらず、止まれば則ち明らかならざるなり」(鏡がきちんと磨かれていれば塵は付かない、塵が付くのは鏡が曇っているからである)から、

「止水」は孔子の言葉「人は流水に鑑みること莫くして、止水に鑑みる。唯止まるもののみ能く衆衆の止まらんとするものを止む」

(人は流水を鏡として使うことはなく、静止した水を鏡とする。ただ不動の心を得た者のみ、心の安らぎを求める者に対して、それを与えることができる)

からそれぞれ来ており、その二つの言葉を組み合わせて「明鏡止水」と言うようになりました。


心を落ち着かせる、といえば瞑想が良いらしいですが、私あれって上手くいったことないんですよ。

何も考えちゃいけない、何も考えちゃいけいない、って、そればっか考えちゃうんですよね。

ああいうのは根気良く続けていかなければならないのでしょうが、私はその時以来やってません。

 

瞑想を続けられる人ってホント尊敬します。

 

それでは今回はここまで!ではでは!