軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『タイムライン』 ☆☆

2004年08月31日 | 勝手に映画批評
 筆者が知っている小説家といえば、先日DVDが発売となった「ペイチェック」のフィリップ・K・ディック、近日公開の「アイ,ロボット」アイザック・アシモフ、次回作「ジャック・ライアン」シリーズが期待されるトム・クランシー、そして「ジェラシック・パーク」のマイケル・クライトンぐらいで、正直原作はあまり読んではいないのです(読む機会がなくて(笑))このぐらい有名な方々ならご存知の方は多いはず。いい作品の裏には必ずいい原作があります。時に監督や脚本家がよくないため原作が生かしきれていないものもありますが、とにかく原作がよくなければ始まらない。特に著名な原作だと「真剣に」製作しなければ文句を言われる(トム・クランシーの映画はかなり批評家の餌食になっているそうで)ので製作側も膨大な資金・キャスト・労力そして時間を使い作るのですが、今作「タイムライン」も例外ではなく結構なお金はかかっている(SFものはハンパじゃない!)のでだから観たというわけではないのですが、そこそこな映画だろうと思って観ました。
 感想は本当にそこそこでした(笑)何だか急いで話が進んでいくのでせわしないし、「タイムマシン」を作った施設の謎も謎のまま残ってしまい、全体的な作りは多少無理して作った感じはしますがよく2時間あまりでまとめたな、といったところです。登場人物もかなりの人数がいるのに序盤から脱落者が・・・これでは日本の「バトルなんたら2」みたいで無理やり削った感じが拭えません。肝心?のラブストーリーの方も主人公より脇役の方が中心で誰が主役だか最後の方では忘れてしまいました。
 ちゃちっぽくない作りではあるもののどうもスッキリしすぎ(細かいところはともかく)の今作ですが、これを映画館で観ていたらそれなりに楽しんでいたかもしれません。やはり一人で観たから盛り上がらないのか!!!!!?

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