おかっぱ頭の殺し屋というだけで観る価値アリ
普段観ている映画はその時間内ですべての出来事が起こり説明されることが多いです。それが映画であり、普通です。しかし、「ノーカントリー」という映画は「ノームービー」・・・映画というカテゴリーに入れてしまうには実に不釣合いであり、もったいなくもあります。
もっと大きなストーリーの中を切り取った作品という表現でわかるでしょうか。主人公と呼ばれる人物はいますが、次第に主人公は移り変わっていく・・・それを観ている側はなんの違和感もなく受け入れられるので、そこは監督のコーエン兄弟の力量といえるでしょう。
人にはそれぞれ自分のルールがあります。各登場人物はそれを守ったり、破ったりします。それは些細なことであったり、人生を左右しかねない大きなことであったり・・・それが人をつなげて人に影響していくところは凝っている。自然に接していてもそれは破壊につながる。ん~言葉では表現しにくいです。
ただ映画としての出来は評価しがたいです。各所のレビューでも書かれているように「起承転結がない」こと。とにかくこれにつきます。あらゆる角度で楽しめる映画だけにそこが魅力でもあり、マイナスでもあります。
コーエン兄弟の魅力がたっぷりつまった「ノーカントリー」ぜひ一度御覧ください。
普段観ている映画はその時間内ですべての出来事が起こり説明されることが多いです。それが映画であり、普通です。しかし、「ノーカントリー」という映画は「ノームービー」・・・映画というカテゴリーに入れてしまうには実に不釣合いであり、もったいなくもあります。
もっと大きなストーリーの中を切り取った作品という表現でわかるでしょうか。主人公と呼ばれる人物はいますが、次第に主人公は移り変わっていく・・・それを観ている側はなんの違和感もなく受け入れられるので、そこは監督のコーエン兄弟の力量といえるでしょう。
人にはそれぞれ自分のルールがあります。各登場人物はそれを守ったり、破ったりします。それは些細なことであったり、人生を左右しかねない大きなことであったり・・・それが人をつなげて人に影響していくところは凝っている。自然に接していてもそれは破壊につながる。ん~言葉では表現しにくいです。
ただ映画としての出来は評価しがたいです。各所のレビューでも書かれているように「起承転結がない」こと。とにかくこれにつきます。あらゆる角度で楽しめる映画だけにそこが魅力でもあり、マイナスでもあります。
コーエン兄弟の魅力がたっぷりつまった「ノーカントリー」ぜひ一度御覧ください。