
このところ、ずっと朝はこんな感じ。
霧が続いています。
先日、たまたまつけたテレビで「トップランナー」をやっていて、
その時のゲストがイラストレーターの松尾いた子さんで、
「あら、この方4ニャンズの里親さんのSさんに似ているなぁ。」と目が留まって
そのまま放送を観続けました。
似ているのはお顔だけじゃなくて、話し方も声も、雰囲気も良く似ている。
で、その放送の中でMCの箭内道彦さんが「32歳はチェンジの歳」と明言されて
いました。
決して未来の展望が開けるとか、そういう良い意味ばかりではなくて
とにかく今までとは違う展開が始まる歳、という意味だそうです。
ははぁ、なるほど。
かくいう私も、こんなグダグダな生活が続くのはいいかげん何とかしないと
・・・と離婚を意識し始めたのも32歳頃だったかもしれません。
私も変化の歳、というのはあると常々思っていました。
女性の場合なのですが、19歳、26歳、29歳。
この三つの歳は、なにかとターニングポイントになる歳ではないかと
以前から感じています。
19歳の時は、とにかくもう子供っぽいことから卒業したくなって
例えば小学生の時に持っていた夢とか理想とかを、とりあえず否定したく
なる年頃です。
何もわかってないから、あんな無邪気な事を考えていたのよね、と
過去の自分をちょっと笑ってしまうような。
ところが26歳くらいになると、本当に自分が好きでやりたかったことは
小学生の時に感じていたことだった、と気がつきます。
どうして、それに向けた努力を自分はしなかったのかな、なんて
少し後悔もします。
その頃の自分を愛おしく感じたりします。
そして29歳、このままでいいの?という自問自答がグルグルします。
32歳というのは、それから3年後ですね。
何か腹を括らなくてはならない時期なんでしょうか。
もう32歳を過ぎた人は、その頃を思い起こしてみて下さい。
なんか思い当たることがあるかな?
これから32歳になる人は、少しその歳を意識して過ごしてみると
面白いかもしれないですね。
歳をとるということは、気がつかなかった発見がどんどん出てくる、
ということだから楽しいことだと思っています。
以前「シングルマン」という映画紹介の記事に
「ある意味ビスコンティの作品を思わせる」とあったのを読んで
「おお、ルキノ・ヴィスコンティ。大好きな映画監督だったなぁ」と懐かしく
思い出しました。
昔特に夢中になったのが「ベニスに死す」
当時この映画で、美少年を演じたビョルン・アンドレセンにひと目で
クラクラです。
こんな美しい人がこの世の中にいるんだ!!衝撃です。
話題の人になり、日本のチョコレートのCMにも起用されました。
そのチョコばっかり買って食べてました。はははは(笑える)
それからだいぶ経ってから、20歳を過ぎてからもう一度この映画を映画館で
見る機会があり、再び鑑賞したところ・・・えええ?
何が美少年?全然魅力なんてないじゃないの。
久しぶりに見たビョルンは、まったく別人。
私の中で大きく変化していたのです。
2度目に観たときは、ビョルンではなくて、その少年に恋をする
ハンフリー・ボガードの方にすっかり感情移入して見入ってしまいました。
以前観た時は、何このおじさん、気持ち悪いなぁ、なんて薄っぺらな
印象しか持っていなかったのに・・・子供だったからね。
ボガードの演じる、才能の尽きた芸術家の心情がひたひたと心に迫って
きて、観終わって頭の中はこの老いた芸術家のことでいっぱいになって
しまった。
それから何度か「ベニスに死す」を観たのですが、そのつど発見が
ある、というか色々感じ方が変わってきて、そうやって自分も
チェンジしてきているんだなぁ、としみじみ思ったものでした。
だんだん、そのものの深いところに目がいくようになるんですね。
これは、歳を重ねて経験を積んで、感性も磨いていって、ようやく
分かる部分が増えていく、ということなんだろうなぁ。
ちなみにヴィスコンティの作品で一番好きなのは「家族の肖像」
ヘルムート・バーガー良かったなぁ。
ヴィスコンティの最後の恋人ですね。

あれ、物置の暗がりに何か光る二つの目が・・・
たぬきか?だるまか?
・・・て思うくらいまん丸の物体は、ミィスケですよ。
秋バージョンで、まん丸に太っています。

毛がフサフサなだけじゃないでしょう。

アナタ確実に太っているでしょう。
毎日毎日、誰よりも食べているでしょう。
・・・言いたくないけど居候なんだからさ、ちょっとは遠慮して欲しいものよね!
プリプリ(マジでウエット系の猫ごはん、一日4袋くらい食べています)

こちらは、食べても食べても太らないチィたんたん。
今日も元気ですよぉ。

くわぁ。
でも、またすぐ寝るの。

寝るコは育つ・・・冬に向けて大人達はデブまっしぐらですよぉ。