Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

始まりの日

2011-09-24 15:29:32 | daily life
今週の月曜日にPLANNING(都市計画)の学部向けのオリエンテーションがあった。
そこで初めてクラスメート全員に会うことができた。

日本の大学院とは圧倒的に違うのは、クラスメートのバックグラウンドの多様性だった。
一番若くて21歳の友達もいれば、40歳を軽くこえていそうな学生もいた。
そして学部の時に学んでいた専門が建築や都市計画など現在の専門に関係のあるものから、
なぜ?を思えるような哲学や宗教学からの学生もいた。
出身もアメリカの他に中国、イラク、インド、ドミニカ共和国、ブラジル、バングラデッシュなど本当に様々だ。
日本からの学生はやっぱり僕一人だけだった。(最近は日本語を話してないのでだんだん忘れてきている気がする)

午前中はバスをチャーターし、教授がバスガイドになっておよそ3時間ほどひたすら話し続けていた。
きっと話し疲れているはずなのに決して話すのを止めない献身的な態度に心の底からすごいと思った。
主な話の内容はシンシナティという都市の形成を遥か昔の氷河期からの地学の観点から説明してくれたり、
芸術と都市の関係について話したりと、日本とは違った視点で都市計画を捉えるのが僕にとってとても新鮮で面白かった。
実際に聞き取れた英語は80%ぐらいなので細部まで理解することが出来なかったが、およその意味は分かったはずだと信じたい。

午後は学校に戻り学部の教員たちと昼食をとりながら色々とこれからの大学院の生活や研究のテーマなどについて簡単に雑談をした。
その後、それぞれの生徒に割り振られている担当教員と取るべき授業や専攻についてしっかりと話した。
僕の担当はMr. Edelmanという先生で45カ国以上で都市計画に携わったということを話していた。
すごい経歴の持ち主なのに、とても自然体で接してくれ熱心にアドバイスをしてくれたことに感動してしまった。
僕ともう一人のタイからの女の子はともに授業はもう決まっているので、来年のタイでのインターンシップのことを中心に話した。

オリエンテーションは無事に幕を閉じ、水曜日からいよいよ授業が始まった。。。


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