☆三等星☆

~小ネタと妄想と切ない気持ち~


ごゆるりとしていってください。

レビュー!弱小国

2006年06月18日 17時46分33秒 | 時事ネタ
ワールドカップ1次リーグの前半戦を振り返ってみる。

ちなみに、事ー故ジャパンについては、やっぱりノーコメントで。

見れば見るだけ凹む・・・んだけど、やっぱ今夜も見ちゃうんだよなー。


今回は弱小国について。


◆コートジボワール◆

ビバ!エレファンツ!!!

アフリカ最強の評判に違わず、

メチャメチャいいチームだった。

3トップの超攻撃的布陣。

常に1対1を選択するその姿勢は、見ていてホント気持ちがいい。

W杯に調子をあわせてきたK.トゥーレを中心とした守備も

前評判ほど悪くないし、

こんないいチームが1次リーグで敗退するのが、

W杯なんだなと思わされた。

オランダ戦では、

お互いが攻め合い、見ごたえのある試合をしてくれた。

面白い試合だったー!

163cmしかないバカリ・コネがドリブルを仕掛けて

ゴールしてるんだからすごい。

体格なんて言い訳にならんね。

唯一悔やまれるのは、

ファン・ニステルローイに決められた2点目。

あれさえなければなぁ・・・。

ドログバが光ったアルゼンチン戦も見ておきたかった。


◆トリニダード・トバゴ◆

開幕前は、こんな国が出場していることすら知りませんでした。

でも、一度見て、ハマった・・・。

自分たちが格下だってことを正面から認めて、

全員で引いて完全に守りきる作戦。

攻撃の要のヨークを守備に回してまで

守りたいのか、そうなのか。

とにかく、マンマークがすごい。

某極東の島国の選手なら泣き出しそうなくらい

走りまくりだよ。

チームとしての連携もある。

イングランド戦では、最後エネルギー不足でやられたけれど、

途中までイングランド自慢の攻撃陣が形無しだった。

1人退場者を出しながらラーション、イブラヒモビッチを

押さえ込んだスウェーデン戦も、見ておくべきだった。


◆トーゴ◆

日本-オーストラリア戦で、

日本より高い視聴率を出したのが、お隣の韓国。

そりゃあそうでしょう。

国民的英雄ヒディンクが宿敵日本と戦うんだぜ!?

きっと日本がヤケ酒に悪酔いした夜に、

韓国は勝利の美酒に酔ったに違いない。

ちっ。

(なお、韓国をライバル視してるのは、フィールドの上だけです。
政治的にどうこうは特にないっす)


というわけで、韓国に冷や水を浴びせてくれるかと

期待したのが、トーゴ。

いやー、韓国、あの神がかり的な強さはなくなっちゃったねー。

やっぱヒディンクの魔法だったのかな

(後半、どんどん前がかりになっていった姿には、

 ヒディンク時代を思い出したけど)。

トーゴは、何といっても、

前半にカデルが先制ゴールを上げた時の

アリンコみたいなダンスが超かわいかった♪

ぜひとも、もう一度あのダンスを見たい。


◆イラン◆

おそらく、今の時点でアジア最強はこの国だと思う。

イランの攻撃的サッカーは見ていて楽しい。

ポルトガル戦ではアリ・カリミを封じられて、

ほとんどいいとこ無しだったけれど、

メキシコとの一戦は、ホント面白かった。

それにしても、アリ・ダエイはいつまで出続けるんだろうか。

国際Aマッチ得点記録を出して、

ダエイ・スポーツの経営も順調で、

文句ない人生だよなー。

生まれ変わったらアリ・ダエイになりたい。








なんか、気に入った弱小国を挙げてみたら、

ほとんどアフリカ勢になっちゃっいました。

アフリカは高い身体能力を持っているから、

それだけで強豪国のゴールネットを揺らせるじゃん。

だから、ジャイアント・キリングの期待ができるんだよな。

ちなみに俺が疲れきって寝ている間に、

ガーナがチェコを下したようで。

次、ガーナはアメリカと対戦する一方、

チェコの相手はイタリア。

得失点差ではチェコがガーナを上回るものの、

ガーナにもかなりの確率で決勝リーグ進出の可能性が。

2位通過すれば、次はおそらくブラジル戦。

台風の目になるかな。

期待。

レビュー!強豪国

2006年06月18日 16時37分41秒 | 時事ネタ
ワールドカップ1次リーグの前半戦を振り返ってみる。

ちなみに、事ー故ジャパンについてはノーコメントで。

組織よりもまず個人のレベルで世界との格差が埋められないと話にならんでしょ。


今回は強豪国について。


◆ブラジル◆

優勝候補の筆頭だってことは疑いがないけれど、

クロアチア戦では、自慢の攻撃があまり見られなかった。

というよりも、グダグダした試合をしてた。

これから強豪国とどう戦うかが楽しみ。

ブラジルが上に行くためには、早くおでぶちゃん(ロナウド)

外した方がいいんじゃないのか。

アドリアーノとロビーニョの2人は世界最高のFWだぜ。


◆アルゼンチン◆

セルビア・モンテネグロ戦は面白くなかった。

あれだけ点が入ったのは、

単にセルビアがヒドかったから。

本来堅守を身上にしているセルビアが

DFの故障と後がないという事情から攻撃的に来たのが

そもそもの間違いだったと思う。

ただ、サビオラ、リケルメ、メッシ、クレスポ、テベスといった

自慢の攻撃陣は確かにすごかった。

強豪国との対戦でも同じように機能するのか見たい。

コートジボワール戦を見なかったのを後悔。

総合力ではブラジルに次ぐレベルかなぁ。


◆イタリア◆

試合をまだ見ていないから、なんとも言えないけど、

今回のイタリアは攻守ともにすごい(んでしょ)。

アメリカとの10人対9人の試合、見たかった・・・

(ていうか、ロッシの肘打ちを見たかった)。


◆イングランド◆

史上最強の呼び声高いイングランド代表。

やっぱり前評判どおり、至高の中盤はすごい。

ジョー・コール、ジェラード、ランパード、ベッカムで囲みこんで、

オーウェン、ルーニー、クラウチに配球、

じゃなかったら自分でミドルシュート。

どこをとっても、ボールの精度が極めて高い。

敵としては、ホント気が気じゃないと思う。

ただ、イングランドで中盤が光るのは、

ファ-ディナンドを中心にした守備が堅いから。

攻撃は2列目から先だけでやるもんじゃなくて、

DFから押し上げてうねりのようにやるもんだっていうことを

つくづく実感させられた。

全体のバランスは出場国中で一番いいと思う。

今回の俺のイチオシ。

ただ、組織としてのバランスが、

たった1人の個人技で崩されてしまうのがサッカー。

それに、堅守が自慢のパラグアイとの一戦では、

攻撃陣がかなり押さえ込まれていた。

強豪国との対戦を考えると、

優勝の可能性はやや落ちるかも。


◆ポルトガル◆

クリスチャーノ・ロナウド~♪

ノリノリだね。

ポルトガルは、もちろん他のポジションもいいんだけど、

イラン戦を見る限り、

一番光っていたのはC.ロナウド。

ただ、アンゴラ戦では良さが見られなかったし、

若いがゆえに老獪さにかける気が。

全体的には

ブラジルやアルゼンチンに比べたら、

力が一段落ちるかな。


◆メキシコ◆

知らぬ間にFIFAランキング4位になってたんだねー。

派手なスタープレーヤーはいないけれど、

各選手のレベルが高く、つなぐサッカーをする。

メキシコ-イランの一戦は、メチャメチャ面白かった。

お互いプレースタイルが似ているしね。

この試合で、特に獅子奮迅の働きを見せたのがマルケス。

すんげーいい選手だね。

メキシコは、アンゴラに引き分けられたのが惜しかったけど、

1次リーグ突破は大丈夫でしょ。

スタミナも精神力もあるし、強豪を倒す力は十分。

このままだと決勝リーグの初戦は、

アルゼンチンかオランダが相手だけれど、

絶対に見逃せない。


◆ドイツ◆

開幕前は「ダメなんじゃないか」と噂されていたものの、

開幕戦では4点を叩き出して、いきなり波に乗ってます。

ポーランド戦でもロスタイムに劇的なゴールをあげたようで。

さすがバラックはうまいし、

守備陣も安定してきたみたいで、

全試合ホームの好環境に後押しされて、

いいところまで行きそう。


◆オランダ◆

オランダの試合は文句なく面白い!

コートジボワールとの激戦は、

今回の1次リーグのベストゲームの1つだと思う。

オランダの自慢は3トップだけれど、

それだけ前がかりでもチームが躍動するのは、

4バックがわりと安定していることと、

特にサイドの上下の動きがしっかりされていて

組織的に攻守がされていることのおかげだと思う。

個人的にはすごく好きなチーム。

ただ、ロッベンやファン・ペルシーの突破力をもってしても、

強豪の壁は厚そう。

強豪国相手では、どうしても押されちゃうから、

守備が厚くなり、オランダらしさが出せなくなって、

敗れてしまうんじゃないかと心配。

ちなみに、婦女暴行事件を起こした某FWを使うのはどうかと思う。