統一地方選挙が近づいてきました。
中でも一番の注目は、東京都知事選挙です。
三選を目指す石原慎太郎氏に、
浅野史郎氏、吉田万三氏、黒川紀章氏らが挑む構図です。
さて、今、主要な候補者4名を挙げましたが、
マスコミ等では主要候補者を5名とする場合が多いようです。
最後の1人、それは自称フロッピーディスクを発明した男、
ドクター・中松です。
実は、ドクター・中松の都知事選挙には、
個人的に大いに注目しているのです。
今日はそのいきさつをお話ししましょう。
あれはちょうど4年前のこの季節でした。
その年も統一地方選挙が行われていたのです。
当然、本命は石原慎太郎氏。
既に選挙の行方は分かりきっている、
誰もがそう思っていたところに
彗星のごとく登場したのが、
ドクター・中松氏でした。
フロッピーを発明した天才、ドクター・中松なら、
その頭脳で都政を変えてくれるかもしれません。
ただ、フロッピーの発明というのは、正確には、
フロッピーに使われている技術の1つを発明しただけのようです。
・・・ウソついてるんじゃねー?
なんかアヤしさが漂います。
ちなみに、都知事選でのドクターのキャッチコピーは
「都政を改革する発明をした!」です。
ところが、都政を改革する発明の内容は「秘密」だそうです。
アヤしさ大爆発です。
完全にネタです。
面白すぎです。
そんな選挙運動期間中の昼下がり。
本郷三丁目駅近くで友達とランチをしたオレは、
大学に戻るために本郷通りを歩いていました。
同じようにランチを終えた人たちで、
道はかなり混雑しています。
そこに、選挙カーの大きな声が、
後ろから近づいてきました。
「ドクター・中松!ドクター・中松!」
とはいえ、オレと友達はおしゃべりに夢中です。
ところが、次の瞬間、
オレらの横で、選挙カーが停まったのです。
ガバッとドアが開いて、
飛び出してくるウグイス嬢。
彼女の視線の先にいるのは、オレ。
彼女は、小走りに走ってくるや、
オレの目の前に立ち、ビラを差し出します。
そして、一言、
「ドクターがあなたに渡すようにと!」
・・・?????
この面白すぎる状況が飲み込めないオレ。
横を振り向くと、選挙カーの助手席から
身を乗り出して、
オレに向かって満面の笑みで手を振るドクター・中松。
彼の狙いはオレです。
間違いなくオレです。
他の通行人には目もくれず、
ていうか、他の1千万人以上の都民には目もくれず、
ピンポイントでオレです。
・・・なんで???
しばし理由を考える。
が、わかるわけもない。
完全に凍りつくオレを残して、
選挙カーは去っていったのでした。
名残惜しそうにオレに手を振るドクターを乗せて。
というわけで、オレは、ドクター・中松のことを、
秘かに応援しているんです。
なんといっても、彼はオレに賭けてくれたわけですから。
ただ、まぁ、ドクター・中松がいかに天才だとしても、
ミスをすることはあるわけです。
で、それが時に致命的だったりもするわけです。
ドクター、オレに賭けてくれたのはありがたいんですが、
これは東京都知事選挙。
神奈川県民のオレには
選挙権がないんですよ。
残念!
がんばれ、ドクター・中松。
中でも一番の注目は、東京都知事選挙です。
三選を目指す石原慎太郎氏に、
浅野史郎氏、吉田万三氏、黒川紀章氏らが挑む構図です。
さて、今、主要な候補者4名を挙げましたが、
マスコミ等では主要候補者を5名とする場合が多いようです。
最後の1人、それは自称フロッピーディスクを発明した男、
ドクター・中松です。
実は、ドクター・中松の都知事選挙には、
個人的に大いに注目しているのです。
今日はそのいきさつをお話ししましょう。
あれはちょうど4年前のこの季節でした。
その年も統一地方選挙が行われていたのです。
当然、本命は石原慎太郎氏。
既に選挙の行方は分かりきっている、
誰もがそう思っていたところに
彗星のごとく登場したのが、
ドクター・中松氏でした。
フロッピーを発明した天才、ドクター・中松なら、
その頭脳で都政を変えてくれるかもしれません。
ただ、フロッピーの発明というのは、正確には、
フロッピーに使われている技術の1つを発明しただけのようです。
・・・ウソついてるんじゃねー?
なんかアヤしさが漂います。
ちなみに、都知事選でのドクターのキャッチコピーは
「都政を改革する発明をした!」です。
ところが、都政を改革する発明の内容は「秘密」だそうです。
アヤしさ大爆発です。
完全にネタです。
面白すぎです。
そんな選挙運動期間中の昼下がり。
本郷三丁目駅近くで友達とランチをしたオレは、
大学に戻るために本郷通りを歩いていました。
同じようにランチを終えた人たちで、
道はかなり混雑しています。
そこに、選挙カーの大きな声が、
後ろから近づいてきました。
「ドクター・中松!ドクター・中松!」
とはいえ、オレと友達はおしゃべりに夢中です。
ところが、次の瞬間、
オレらの横で、選挙カーが停まったのです。
ガバッとドアが開いて、
飛び出してくるウグイス嬢。
彼女の視線の先にいるのは、オレ。
彼女は、小走りに走ってくるや、
オレの目の前に立ち、ビラを差し出します。
そして、一言、
「ドクターがあなたに渡すようにと!」
・・・?????
この面白すぎる状況が飲み込めないオレ。
横を振り向くと、選挙カーの助手席から
身を乗り出して、
オレに向かって満面の笑みで手を振るドクター・中松。
彼の狙いはオレです。
間違いなくオレです。
他の通行人には目もくれず、
ていうか、他の1千万人以上の都民には目もくれず、
ピンポイントでオレです。
・・・なんで???
しばし理由を考える。
が、わかるわけもない。
完全に凍りつくオレを残して、
選挙カーは去っていったのでした。
名残惜しそうにオレに手を振るドクターを乗せて。
というわけで、オレは、ドクター・中松のことを、
秘かに応援しているんです。
なんといっても、彼はオレに賭けてくれたわけですから。
ただ、まぁ、ドクター・中松がいかに天才だとしても、
ミスをすることはあるわけです。
で、それが時に致命的だったりもするわけです。
ドクター、オレに賭けてくれたのはありがたいんですが、
これは東京都知事選挙。
神奈川県民のオレには
選挙権がないんですよ。
残念!
がんばれ、ドクター・中松。