☆三等星☆

~小ネタと妄想と切ない気持ち~


ごゆるりとしていってください。

クリスマス渋谷突撃レポート

2006年12月31日 23時40分24秒 | 小ネタ
クリスマスイブの夜。

そう、それは泣く子も黙る恋人たちの愛の夜。

町はイルミネーションでライトアップされ、

幸せそうな恋人達が歩道を埋めます。


そんな夜に、

俺は1人で渋谷に突撃してきました。

その上、足元には愛車のチャリンコ


…何をやってるんだ、俺。

せっかくのネタなので、ここで 後悔 公開したいと思います。

さあ、カラ元気で行ってみよう!

イブの渋谷見聞録!


① 愛は(¥)ではない・壱

イブの夜の計画を立てるに際して

男は食事場所に細心の注意を払うもの。

夜景のきれいなお店か、はたまたしっぽりとした隠れ家か。

というのが世の中の一般的な考えですが、

これ以上はない幸せそうな顔で

吉野家に入っていくカップル
の前では、

そんな戯言は無力です。

すげーよ、愛の力!


② 愛は(¥)ではない・弐

渋谷の街を颯爽とツーシーターで駆け抜けるカップル。

その上、その車はなんとフェラーリ

すげー…(注:俺が乗っているのはチャリンコ)

ただ、1つだけ問題が。

そのツーシーター、オープンカー で、

そして、ここは 極寒の渋谷

女の子がドン引きしてましたが。


③ 人身事故

ていうか、渋谷、人間が多すぎです。

天空の城ラピュタのムスカがこの様子を見たら、

間違いなく

「ガハハ、人がゴミのようだ!」

と叫ぶに違いありません。

その人混みの中にチャリンコで突入する

空気の読めないオレ。

こんなに人が多いと轢いてしまいそうです。

…ごめん、今ウソをついた。

本当は

人混みにチャリンコが

轢かれかけました(涙)



④ 毒を食らわば皿まで

カップルであふれる渋谷の路上に、男2人連れが。

オレ(男1人)よりむしろ痛いぞ。

ゲヘゲヘ(邪悪な笑い)

そんな観察をされているとも知らず、

彼らは、ビニール袋からおもむろに何かを取り出す。

そして、包装を破って口に。

ちょ、ちょ、待てよ。

それは・・・アイスクリーム

もう一度言う。

ここは極寒の渋谷だぞ

兄さん方、寒いを通り越して、痛いです。


⑤ 雪

東急本店の前を通った時。

人だかりができています。

何だろう?と覗いてみると、何かのイベントをやっている様子。

カウントダウンが始まり、

いきなり が!

すげーよ、東急!

東京に雪を降らしているよ!

めったにないチャンスとばかりに写メを撮影。

気がつくと、

オレの頭や肩にも、かなりの雪がついています。

雪の結晶はどんな形をしているかな、と顔を近づけてみると、

雪に見えたのは、 でした。

つまり、オレは、

「わぁ雪だ~」と写メを撮っている

泡まみれの男。

…あぁ、なんか涙が出てきた。


⑥ クリスマスター

野暮用で渋谷の司法試験予備校にちょっと寄りました。

用事を済ませて帰る直前、

俺の中でイタズラな好奇心がムクムクと。

「ちょっと、自習室の様子を覗いちゃおうかな~

自習室といえば、

日頃は 社会に戻れない法律マニア 勉強熱心な方々が集うスペース。

そんな自習室の様子が気になったのです。

ドキドキしながら、自習室の前へ。

そして窓から中を覗き込む。

 …

あぁ…。

中には 普段と全く変わらぬ光景 が。

窓の下でイルミネーションが輝こうとも、

恋人達が愛を交わそうとも、

サンタが上空を疾走しようとも、

そんなことは全くお構いなしに勉強を続ける マニア たち。

呼ばせてください、

あなた達こそがクリスマスを超越した クリスマスター だと。