髭ジィの白山西麓山里暮し~農道徘徊、里山歩き、ザル碁~

華麗、否、加齢からくる気力、体力、能力の衰えは如何ともしがたいが、
、、今だ、あれもこれもと欲だけは

川あかり

2015年09月30日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
読み掛けのままになっていた単行本を開いた。
葉室麟「川あかり」
ときどき、咳き込みながらも休みやすみどうにか読み切った。
(それほどの長編ではないのですが、集中力、読解力が落ちているのか
ときどき、数行さかのぼって読み返すこともあり)
葉室麟の著書は「蜩の記」に次いで二冊目。
読み終えると、日常の暮らしの中でドロドロしたもの、心根にくっついてしまった
澱んだものをサァーと洗い流してくれる、そんな力がある。
時代小説が大好きだ。ヒーローものは好きではないが、
本棚には「藤沢周平」の単行本が相当な幅を占めている。
他に、「司馬遼太郎」「高田郁みをつくしシリーズ」「山本一力」「和田はつ子」

「川あかり」文中から

「七十郎さん、川明かりって知っていますか」
「川明かり?知りません」
「もうじき川明かりが見えます。日が暮れて、あたりが暗くなっても川は白く輝いているんです。ほらーー」
おさとの言葉通りだった。
空は菫色で雲はまだ薄紫に染まっているが、山裾から川岸にかけて薄闇に覆われていた。だが、墨を塗った
かのような景色の中に、蛇行する川だけがほのかに白く浮き出ている。
小波が銀色に輝き、生きているようにゆったりと流れていた。川そのものが光を放っているかのようである。
(まるで、黄泉の国を流れているいのちの川だ)

横の土手をあやどったホオズキ、今は玄関をあやどる

髭ジィの囲碁友達

2015年09月29日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
近くに(この辺りでは3,4キロ先の集落は近くのうち)
碁大好きおじさんがいる。昭和10年生まれというから80歳)
髭ジィの囲碁友達だ。
髪の毛は憎きかな、ふさふさ、おまけに黒グロしていて、
実に若々しいのだ。
髭ジィは11歳下なのに、頭の上はほぼ全滅。止む無く
口回りと顎に髭を伸ばして対抗している。
毎日のように「どうや」と電話が入る。
この1週間、喘息もかくありなんかと咳き込みむこの身。
到底碁を打ち合える状況にはない。
電話に出ていつも断るのもおっくうになり、昨日は
とうとう出なかった。
今朝は一段とすがすがしい日差しが窓を照らす。
朝の徘徊をしなくなって6日が経つ。気持ちも萎えかかてきた。
今日はどうしょうかな アァ

昨夜も孫と月見、雲間に見えるスーパームーン

仲秋の名月を観賞する

2015年09月28日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
3歳の孫娘はお月さんが大好きだ。
ほんのこの間まで、寝かしつけようとすると、「お月さんを見たい」とせがまれた。
雲がかかっていてたとえ見えなくても、抱っこして夜空を仰いだ。
冬の寒空でも、すっぽり包んで外に出た。
昨日、満月だと知ると、明るいうちからワクワクして、
ママと一緒に月見だんごを作った。
本当にきれな中秋の名月だ。
手につまんだ一つの団子を大切そうに二口、三口に分けてかじっていた。



天候回復なれど、われ咳止まらず

2015年09月27日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
東京風邪ウイルスに征服された我が肉体
5日も経つ本日も回復とはほど遠い
熱ぽくやたら汗ばむ あいかわらずの咳き込み
同様な状態の次女は本日帰京の予定だったのに、あえなく
撃沈、水曜日に延期した。
天候が回復し青空が見えるというのに、何とも情けない。
外からは残っていた(残していた)稲刈りをする
コンバインの音が聞こえてくる。
窓からは秋の気配を漂わす山里の中、自転車が走りゆくのが見える。

我が家から南方向



髭爺の怒りと希望

2015年09月26日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
体調を崩して3日目の朝、手で支えないと立ち上がれない腰痛。
身体はだるいし、あいかわらず咳き込む。
とは言っても今日は昼から出かける用事があり、3日ぶりに入浴。
この3日間、内にこもっていたので、自然とTVを目にしたが、何とつまらない番組が多いことか。
お笑い系、タレント、いつもの面々が何がおかしいのか、手を叩き大げさな身振りで笑いこける。
「タレント」とは第一義、「才能」「芸人」と訳されると思うのだが、その他大勢で。。。。
新国立競技場建設、原子炉廃炉計画、原発再稼動、復興事業、膨大な国の借金、安保法案、等々。
政治が道筋をつけなければいけない課題が山積みなのに。ジャーナリスト、評論家、学者など
世の先頭を歩いている人たちにさえ、政権に遠慮した物言いが気にかかる。
きな臭い匂いが漂い始めたように思えてならない。
300数十万人とも言われる戦死者、その命で築かれた戦後70年、孫の代、ひ孫の代、末代までも守り
抜いていかなくては、あの世で顔向けできない。
ただ、安保法案で若者が、お母さんたちが声を張り上げるのを目にして、希望の光も見えてきた。
3日間、風邪で寝込んで熱っぽい身体、ぼっーとした頭が普段、口にしないことを記してしまった。
反省、反省

手取川本流と金明橋(自転車歩行者用)

近所から白山山頂を仰ぐ

本格的な風邪の症状

2015年09月25日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
一昨日から続く体調不良
昨夜も8時には布団に入る
夜中から明け方にかけ何度も咳き込む
身体の節々がぎこちない。
これほどの症状はここ数年記憶がない。
曲がりなりにも、ジョギング、ランニングを続けていた
ことが、抵抗力を培っていたのかもしれない。
この6月から、走らなくなって(走れなくなって)4ヶ月近く、
そこそこ朝の徘徊で歩いてはいるが、あえなくダウン。
娘夫婦と孫が持ち込んだ東京の風邪ウィルスには、白山麓の澄み切った
空気で暮らす髭爺には太刀打ちできず。
明後日戻る予定の次女も時を同じくして、完全な風邪症状、床に臥す。
ちなみに、東京に戻った長女一家は風邪気もとれ、元気だそうだ。
不思議なことに、我がかみさんはピンピンしている。
(ありがたいことではあるが)

近くの畑にやってくる、敵もサルものネットなんて

農薬の使い方も見直されて、シラサギの姿を目にする



普段のペースを狂わせ、体調崩す

2015年09月24日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
長女一家(一人っ子なので3人)が昨日、帰京
滞在中は孫中心の生活ペースで老体のこの身はついていけず
何かにかこつけて連日の酒盛りも
昨日の朝、飛行場にアッシー
我が家に戻った途端、喉が痛いは身体はだるい。
早々に床を敷いて横になる。
今朝は良くなるどころか腰痛も加わりノックダウン

朝の徘徊は無し

獅子吼高原

金木犀の花香るお向さんち

2015年09月23日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
お向かいさんの道路側に金木犀が
5,6本植えられている。
この時季、何とも上品な香りが漂ってくる。

今朝の徘徊
4時33分一歩
ヒメ神社境内、樹木公園前経由
戻り6時50分

金木犀

たわわに実をつけるヤマボウシ

白山麓サイクリングフェスタ

2015年09月21日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
昨日、娘夫婦と孫たちがやってきた。
髭ジィは金沢駅へアッシー君
老夫婦の家は二人の孫にハイジャックされ、大人5人はオロオロ。

今朝の徘徊
4時45分一歩、白山ヒメ神社境内、樹木公園前、浄水場経由
帰着7時20分

昨日、我が家の横で

今日から秋満喫の天気が続く

2015年09月20日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
9月に入り、雨の日が多かった。
ここにきて、天気予報はしばらくお日様マークが続く。
今日はサイクリングフェスティバル
我が家の横を通るサイクリングロード
たくさんの自転車が行き交う。
半分ほどは刈り取られているものの黄金色に染まった田んぼ、
白い花に覆われたソバ畑、手取川を包む緑の山並み。
なんといっても抜けるような青空。
秋の山里を満喫してもらえたら、嬉しいかぎり。

今朝の徘徊
4時30分第一歩、7時帰着


秋の散歩道

2015年09月15日 | 古稀を過ぎた髭ジィのつぶやき
夜明け前、寝ぼけ眼でとぼとぼ、歩き出す。
そうして歩いていると、少しずつ少しずつ、
血液が身体中に行きわたる感覚を持つ。
今は5時過ぎ、周りが明るくなり、
秋の里山風景が目に入ってくる。
7月以降、日課とする早朝散歩
今朝は4時45分一歩、6時45分帰宅