食の思い出ー夏の味（茶碗豆腐）

当時、行商に来てたのは橋立漁港からの鮮魚、片山津篠原からの野菜、
それにもう一つ、トップ～　トップ～　ラッパ吹かしやってくる豆腐や
夏、おふくろは茶碗豆腐をよく買った。まあるい豆腐、その真ん中に
和がらしが入ったやつ。まだ辛みに敏感な子供の味覚、からしをを除けながら
食べた記憶がよみがえる。
茶碗豆腐　どこでも誰でも口にしているのかと思っていたら、どうもそうでも
ないらしい。石川県ならでは　それも主に能登のほうで
髯ジィの育ったのは加賀市大聖寺街中だけど、夏の味の一つに入るのは
和がらし入りの茶碗豆腐

食の思い出ー夏の味（野菜の糠漬け）

大聖寺街中にあった我が家には隣接する橋立から鮮魚が
そして夏野菜はこれも隣接する片山津篠原地区からやってきた。
リヤカーを引いて、おばあちゃんが（注釈；子供の頃の思い出なので）
キュウリ、ナスビの糠漬けは、色鮮やかな緑そして青紫
漬けて１、２日目あたりの少々生っぽいうちは醤油をかけて、漬かり過ぎに
なってしまったら、軽く絞って刻みショウガ、刻みミョウガを混ぜて、
朝晩の食卓には必ずと言っていいほど、漬物があった。

食の思い出ー夏の味（魚の煮つけ）

この地は２、３日前に梅雨明け宣言が出された。
ではあるが、
今朝は５時過ぎから１０時になろうとする今も雨が降り続く
ときに激しく。
直前の週間予報では、明日以降、ずっとお日様マークで雨の日はなし。
貴重な雨だ、この後はいよいよ燃える夏到来。
髯ジィ　ご幼少時代（注釈：はなったれのガキ時代）は加賀１０万石
大聖寺城下で育った。
当時の夏の味を思い出すと、いろいろあるが、やっぱり、橋立漁港からリヤカーを
引いて売りに来た魚
コズクラ、フクラギ、トビウオ、アカウオ、メギス、カレイ
その煮つけと味噌汁はまさにおふくろの味そのものだ
４５年連れ添うかみさんの味は、、、声を出しては言えないが、”イマイチ”　
ただ、子供の頃は社会全体がそうだったのだろう、生きることは食べること、
ましてや我が家は身一つでの引揚げ家族
兄弟も多く、食べることに必至だったのだろう。いつもかも腹を空かしていた気がする。
飽食になってしまった今よりはずっとずっと味覚が鋭く、何もかも美味く感じたに違いない。
今はその気になりさえすれば、食べたいものを食べたいときに、いとも簡単に口にすることが
できてしまう。
そのぶん、食べることに対する思い入れ、感謝の気持ちが薄くなっているのかもしれない。
仕切りなおさなくては
あらためて、命をいただくことに感謝、作り手に感謝、そして、かみさんに感謝

ちまよってしまったか？「文春」

スクープを連発してきた「文春」
軟弱化著しいメディアにあって、頼もしくさえ思う「文春」
何をちまよったか、今回ばかりは一線を越えてしまった
都知事選候補者に対する悪意に満ちた記事
１０数年も前の話を、そんなに大ごととも思えないことを
淫行？　大人の男女で　　あえてことを荒げて　この時期に
選挙期間中でなければ、そこは週刊誌、目くじら立てる気もないが
今は選挙真っ只中ではないか　影響は計り知れない
民主国家たる原点は公正な選挙ありき
半数近い人が投票に参加しないとは言え、選挙が原点
今回の記事が事実かどうかは別次元のこと
重大な選挙妨害でしかも確信犯
司直がそれなりのことをしなければ、世も末だと思うのだが
髯ジィの独りよがりだろうか

やぶはら高原ハーフマラソン（余談）

今回はさわんど温泉で前泊し、余裕のスケジュール
加えて、当日の気温はこの時季としては低め、心地いい風が吹く
木曽の山並み、のどかな田園風景を眺め無理をせず気持ちいい汗をかく
それにしても、タイムは悪すぎ

以前のやぶはら出走

２０１４年　１０Ｋ　１時間１６分
２００６年　ハーフ　２時間　８分４０秒
２００１年　ハーフ　２時間　２分　９秒

第３０回やぶはら高原ハーフマラソン

スタート前、かん高い声が響く
ゲストランナーの千葉真子さんです
９時　ハーフ、１０Ｋ一緒にスタート
走力が衰えだした髭ジィは最後尾につく
号砲が聞こえてもしばらくは動かず
そのうち少しずつウオーキングに変わり
走り出すまでに３分近くのロスタイム
まあ、髭ジィには、そんな３、４分はとるにたらないこと
日差しも弱く、この時季としてはありがたい気温
なれど　アップダウンがきついコースにはじき飛ばされた

タイムは　１時間１９分

スタート１時間ほど前帰路途中の野麦峠

やぶはら高原ハーフマラソン（出発編）

明日のランニング大会に参加するため、
間もなく我家を出発
会場は長野県木祖村薮原こだまの森
前泊は手前のさわんど温泉で
今日のところは道の駅などを物色しながら
さしずめ観光小旅行と言ったところ、　なのだが
夜半から雨が降り続いている

お盆

梅雨のさ中、雨がしとしと降る
ときには、たたきつけるようにも
そんな間隙をついて、ジョギング
気温が高いので、多少の雨は気にならない
シャツは雨でというより汗でびしょびしょ
金沢は新盆に墓参する風習
昨日は野田山へ
墓前で目を閉じ手を合わす
この世に時間をいただいていること、感謝

梅雨時は何もかも湿りがち

今日は一日中断続的に雨降りだった。
周りは田んぼ、その先は山、間に手取川
そんな地形からか、霞がかかる
何もかもがしっとりとお湿り
それでも、ジョギングをとシューズを履くも
雨空で気力は失せる
明日は投票日
改憲勢力が２/３に迫る勢いとか、心も湿りがち
多様な考え、人がいて世が成り立つんだよと、
自分に言い聞かせてはみてもテンションは下がりっぱなし
先の大戦をどう見るかで思考が変わってくるのだろうか、
戦前回帰の風潮にはどうしてもついてはいけない
３００万人以上のかけがえのない命を、武器を持たない
多くの一般人の命が
もう二度と戦争はしない、あの不戦の誓いがあっての
今日の平和だと思うのだが
気持ちも湿りがち

梅シロップ

梅シロップができあがった
庭の一角に梅の木が一本
ほったらかしなのに今年は１００粒ぼどの
実をつけた
器に梅と氷砂糖を交互に入れて待つこと数日
梅の水分（エキス）だろうか半透明の液体が
真夏の暑さを乗り越える梅シロップ
水で薄めて、炭酸で割って冷やして冷やして
、、ゴックリ、、、

選挙カーが回ってきた

白山麓の片田舎に住まう髯ジィのところにも、選挙カーが回ってきた
道路沿いではあるが３０戸数足らずの小さな集落
袋小路にもなっているそんな髭ジィの棲家前までやってきた
髭もさわらずにのんべんだらりとしていた午前
急ぎハーフパンツをジーンズに履き替え玄関前の道路へ
「みく」と呼ぶけど漢字は「未来」
手袋ごしの握手だったが、温もりを感じる
たぶん４０代だろうから、子供、孫の未来（みらい）を託そう
全県一区の厳しい土地柄にあって、果敢な挑戦には頭が下がる