三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

電子黒板授業を参観 ~活用次第!~

2010年10月04日 | 生活・教育
 午前中、三田市立志手原小学校で電子黒板を使った授業があり、生活文教常任委員会のメンバー8名、他の参加議員、そして報道各社が参観しました。
 参観授業は、算数で「水のかさ」を調べるという内容でした。
 
 担任のA教諭は、まず、電子黒板で足し算を出題し、児童の関心をひきつけます。 
 さすがに先生ですね。児童がゲーム感覚の問題に一斉に集中しました。
 それから、2つの形の違うボトルを児童に見せ「どちらが多く水が入っているか?」また、その容量の違いを準備してあるいろいろな形の容器を使って実験させる指示をします。
 児童ら数人が、いろいろな容器を使い、2つの形の違うボトルの水の容量がどちらが多いかを探って行きます。
 
 さて、ここからが、電子黒板を使っての授業の見所になります。
 A教諭は、以前電子黒板で使った教材を持ち出して、「長さを同じ単位で計ること」を思い出させます。
 子どもたちも以前モニターで映し出された内容を即思い出した様子が伺えました。
 ここで、先生から「水のかさ」にも1リットルという単位があることを知らせます。
 そして、電子黒板に描かれた容器がどれくらいの容量になるのかを空の1リットル容器を子どもらが黒板に向けて投げる格好をすると電子黒板の中の空の容器に水色の着色が増えるようになっています。
 子どもたちも授業を楽しみながら受けていました。
 
 参観後、議員の質疑や教育委員会や校長先生との意見交換を行いました。
 「電子黒板の授業には、決まったソフトが少ない」とのことでこれを活用する先生方の熱意もまた必要となります。
 議員らからは、電子黒板に傾注するあまり、普段の学びがおろそかになるのではないか?
 さらに、語学のネット通信にも使えるのではないか?などいろいろな意見が出ていました。
 
 三田市内の学校の先生方には、全員に遅れていたパソコンの配付が完了しており、今後授業のIT化がますます進んできます。
 子どもたちも私たちの時代と異なり、IT教育についてこられる感性も持ち合わせています。
 電子黒板も道具の一つであり、これを用いて授業全体を行うことは難点があると教育委員会の職員も述べていました。
 
 ビジュアルに訴える授業が必要な理科、数学、本では伝えることのできない動画など活用方法はこれからです。
 先生が児童や生徒に教えるという関係は昔も今も変りません。
 先生方の授業が、これがきっかけとなって深まり、ひいては、児童や生徒に良い形で返って来ることに期待したいと思います。
(写真は、電子黒板に映し出された容器に何リットルはいるのかを試す場面)
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