三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

老いから学ぶ

2017年09月21日 | 生活・教育
 最近、仕事で高齢者と接する機会が増えました。個人的にお話しすることがあります。
 ある方は、満州で5年仕事をしましたが、敗戦と同時にシベリアへ囚われの身となり、その地で5年間もの間労働を提供した。と話してくれました。帰国が叶ったのは25歳の時だったそうです。
 ただ、一般的に言われていることは、過酷な重労働を強いられたことのみがクローズアップされていますが、この方のお話を聞くと、ロシア人は優しかったよ!と言います。また、ロシア人とのロマンスもあったとか。この方は、大工の腕前が優れており、ロシア人からは重宝がられたようです。
 このような話を聞いていると何だか私も嬉しくなってきました。人間って捨てたものではないと!
 この方がぽつりと言います。「7人いた兄弟も今は自分一人になってしまった。何故自分だけこんなに長生きしたのかなー。でも孫に囲まれて幸せだ」とおしゃいます。 妻との偶然の出会いも楽しそうにお話してくれました。
 「幸せだ」の言葉を聞いているとこちらも幸せの空気に包まれます。

 私には想像を絶する人生です。ご高齢の方々から貴重な生き方を聞くことがでることは、何とラッキーなことかと思います。
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