三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

一次避難所を知ろう

2015年08月26日 | 防災・減災
 先週末の土曜日(21日)にゆりのき自治会主催(三田防災リーダーの会応援)の防災イベントが開催されました。
 イベントの内容は、ゆりのき台中学校の「一次避難所」としての体育館や防災関連を地域方々に見てもらったり体験してもらうことです。
 これまで、ゆりのき台自治会では、ゆりのき台小学校を中心に防災訓練を実施してきましたが、参加者の中には、ゆりのき台中学校が避難所として指定されている方も多く、今回地域のもう一つの避難所にスポットをあてたイベントを実施したものです。
 午前9時には、地域の方や県立三田西陵高等学校の生徒ら約40名が集まりました。
 
 出席を確認後、自治会会長の野上さんや防災担当部長の挨拶、ゆりのき台中学校の教頭先生、さらに本日お手伝いしていただくさんだ防災リーダーの皆さんの紹介がありました。
 今回の防災イベントの内容は次のとおりです。
 ①防災倉庫の内容の把握
 ②一次避難所である体育館の概要把握
 ③心肺蘇生体験
 ④非常用食料試食
 防災担当部長からのイベント内容説明後に防災倉庫に移動しました。

 まず、防災倉庫の内容把握については、三田市防災安全課の担当職員に来ていただき、「自分の命は自ら守ろう!」と題した資料の提供、説明のほか、防災倉庫にある備蓄品の説明がありました。

 参加者一様に防災倉庫にある飲み水などの備蓄品が地域住民の数の割に少ないことに驚いていました。
 倉庫内にある飲料水は、飲み水ではなく、怪我をした方の除菌の為にあることや一次避難所に来なければならない事態となった際も、最低限の飲み水、食料は、自助で確保してほしいことなどの説明が担当職員からありました。
 これは至極ごもっともな話ですが、何千所帯の住民の飲み水を市がその場で備蓄する難しさがあります。
 また、ここでは、ガソリンエンジンの発電機、これに代るガス式発電機の説明が実際に稼働させて行われました。

 防災倉庫の説明を受けた後、一次避難所である体育館の説明を教頭先生にしていただき、その後心肺蘇生法の説明を市消防局の消防士や防災レディー(インストラクター)が実演。

 その後、さんだ防災リーダーの皆さんが、参加者にAEDの取り扱い方法の手伝いをしました。
 高校生の中には、AEDを扱うのが初めての方がたくさんおられました。AEDの扱いや心配蘇生法を知っているのと知らないのとでは大違い。実際に実行するのには、勇気が要りますが、少なくとも人が倒れていたら素通りする人にはならないと思います。

 心肺蘇生法の講習が終わったところで非常食の試食。
 白米のアルファー化米にココアを溶かしたものを入れることで美味しくいただけることを発見したゆりのき台防災リーダーのSさんやYさんが実際につくってくれました。
 今回のイベントには、地域の方のごく一部の参加に留まりましたが、今後もこのようなイベントを通じて地域の中を住民の皆さんが知ることが大切です。
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