三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

3.11から間もなく5年

2016年02月15日 | 防災・減災
 東日本大震災が発生して間もなく5年が経過しようとしている。
 テレビ報道番組も増えてきている。
 被災地では、高台移転が進んでいる様子や防潮堤の建設も進んでいる。
 一方で、復興が待ちきれない被災住民は、都市部へ移住し生まれ育ったまちでの生活を断念した人も多くいるという。

 ここで私見。
 
 今進捗している復興計画は、国の主導で進んでいる事実は否めないと思っている。
 であれば、地方の思いは、何処に行ったのだろうか。
 確かに地方任せでは、復興がおぼつかないのも事実である。しかし、被災した地方や地域に選択する余地があったのかと言うと「なかった」に等しいと思う。そこには、元来から国の統一やどの地方にも平等でなければならないと言った国の精神が働いている。
 被災した地方の「個性」が、この5年間で失われてはいないだろうか?と感じるのである。
 あのような津波が今すぐ来ないとも限らないが、少なくとも高台移転や防潮堤の建設に関しては、地方住民の意見を取り入れた政策は出来なかったのかと感じている。
 「防潮堤は、いらぬ。防潮堤を建設する代わりにその費用を充てて高台への避難通路や訓練を重視する」地域が出てきてもおかしくなかったのではないか。したがって元のまちなみを再建してそこで暮らす。と言う選択が・・・・。

 これには、被災地住民のみなさんの反論もあると思います。被災地の皆さんの思いが分からずに書いているのかも知れません。
 「復興なくして日本の再建なし」とのうたい文句で始まった東日本の復興であるが、地域住民の心を置き去りにした復興はあり得ない・・。
 と感じています。・・・・あくまで私見です・・・。
 
 
 
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