三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

まだ、足元にも及ばない・・・

2012年03月21日 | 生活・教育
 今朝、2週間ぶりに広野駅で通勤途上の皆様にご挨拶をさせていただきました。
 3月末になったとは言え、自家用車のフロントガラスは凍りついています。
 今では、こちらからお名前は知り得ない方からも「寒いね!」と言ってくださる方がいます。
 今朝も、そんないつもの朝の風景のお話しです。

 いつもは、見慣れない方が、篠山方面の電車を待っている様子でした。
 私に近寄り、「寒いね。この当たりの家の壁は、僕がしたんだよ」「これから篠山に行って仕事。もう70は過ぎてるが、今でもこの仕事してる」
 
 身なりを見ると、長靴に作業着姿、肩からかけている袋の頭からシャカン道具が見えています。
 「すごいですね。先日海外で日本人が釜戸づくりをしていた番組を見て感動しました」と私。
 「僕も見たよ。日本には、シャカンの技術がだんだんなくなってきているよ。残念だけど・・・・」とこれだけの会話を交わした後、この方は、間もなく電車の入るホームへ行かれました。

 電車に乗り込むこの方の後ろ姿、何故か見入ってしまいました。
 私にはこの方の人生を知る術はありませんが、この仕事を生業として、家族を支えてこられたんだろう。プロとしての誇り、また70歳の年齢を超えているのに、まだまだ元気で仕事を続けておられる姿に私の心の中では、「自分は、この方の足元にも及ばないなぁー」とつぶやいていました。

 おそらく、この方とは、この先会えないかも知れませんが、少しの会話の中にも教えられることがまだまだあることを感じた今朝の広野駅でした。
 「今日も頑張るぞー!!」
 
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