三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

目から鱗の防災研修 ~何のための防災か~

2013年10月04日 | 防災・減災
 昨日から2日間かけて「防災と議員の役割」研修を受講していました。
 研修を通じて学習できたこと・・・・。

 *これまでの防災訓練なるものは、全て「事(風水害や地震等)」が起こった「後」のことを想定して訓練している。
 *災害は目に見えない現象(想像するしかない)なので、その現象を見えるかのようにするのが、図上訓練。
 *防災とは、災いをあらかじめ防ぐと言う意味であるが、ほとんどが事後の減災訓練ばかり。この訓練が無駄と言うことではないが、防災ということに立ち返れば、大地震時にタンスが倒れたり、テレビが動いたりして人の命が亡くなるような事がないようにするのが、本来の防災ではないか。
 *図上訓練で得られた情報には、家屋の老朽化度合いや要支援者などの情報も入れられており、また、水路や塀が倒壊するなどの危険個所の把握ができることから自主防災活動には、うってつけの取り組みであり、地域のコミュニケーションツールにもなりえる。ただし、個人情報をむやみやたらに出さないこと。保管義務が自主防災会長には出てくる。
 *議員の役割は、平時においては、他市の取り組みの情報収集や市民の命を一人でも救えるような提案を行うこと。有事に関しては、地域の情報収集に努めなければならないが、災害対策本部の動きを妨げるような行為は禁物。一時避難所の立ち上げはもちろん、人出が不足しそうな時に率先してフォローに回る。もちろん、平素から自主防災などと関わっていることが出来れば、ベター。

 本市では、要支援者の名簿づくりに関して議論が展開されているだけに、今回の研修で何か掴んだ気持ちになり帰宅しました。
  
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