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三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

不登校生徒らに支援を~斎藤知事方針~

2023年12月16日 | 生活・教育
12月16日付の神戸新聞に「兵庫県内の全中学校に不登校支援員」との見出しが出ていました。

12月11日の三田市議会の個人質問で、
「文科省が10月17日付で不登校児童・生徒に対する緊急支援の通知を都道府県教育委員会などに出したことは、もう既に不登校児童・生徒への支援は、待ったなしの状況であることを示唆しており、三田市の教育委員会でも先の9月議会の中田議員の個人質問の答弁よりもさらに踏み込んだ対策が必要ではないか。」
と質したところでした。
教育長は「国においても重点的な取り組みとなっており、校内支援センター(フリースクール)等の必要を感じている。集団での学習に困難さを感じる児童生徒が安心して過ごすことができる居場所を確保し、新たな不登校の児童生徒を生み出さないよう、校内フリースクール等の設置に向けた整備に取り組む」との答弁内容でした。
再質問で「国の緊急対策の内容を見るとパッケージで予算が配分されている内容になっており、校内フリースクールの設置は待ったなしの状態であると認識しているが、川西市のように全校に設置することは、保護者へ安心して子育てができるメッセージに繋がると感じている、全校設置の時期はいつか」と質しました。
教育長からは「国の緊急予算が降りれば、その状況を見ながら設置していきたい」との答弁でしたが、市の独自予算となることからこれ以上踏み込んだ答弁はありませんでした。因みに三田市では、現在小学校4校に「子どもの心の支援員」を、全中学校に「子どものサポーター」が配置されています。

斎藤知事は、川西市立多田中学校を訪問した後に「生徒をフルで支える支援員の必要性が分かった」とし、支援員の人員確保には川西市で行われている教員免許を不問としていることを参考にし、来年度の予算編成に県内全ての中学校に支援員を配置し、校内サポートルームの機能強化を図る方針を述べています。

兵庫県の動きをきっかけにして、三田市内学校(29校)すべてに国が言う「児童・生徒全ての学びの場の確保」に繋がって行けば言うことなしです。



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露の団姫さんの独演会

2023年10月10日 | 生活・教育
 10月9日は、尼崎市議会議員の須田和(むつみ)氏の知人・友人である露の団姫(まるこ)さんの独演会に天満天神繁昌亭へ出かけました。
 実のところ、団姫さんの本格的な落語を聞かせていただくのは初めてです。
 これまでも、神戸新聞社北摂情報懇話会の講演会や4月25日のJR事故法要では、道心寺で幾度かお会いしてはいますが、小話程度の落語?しか聞くことがありませんでした。
 改めて独演会をされると言うことは、本人に実力がある証拠です。
 18時からの独演会も2階席が埋まり満員になるくらいの人気でした。
 団姫さんの創作落語(3つのお題を繋いで噺家らがコンテストしているようです)「いにしえ運動会」は、落語家と僧侶の二刀流らしい仏門同志の運動会での話で、刻みよいテンポの要所要所に笑いのエッセンスがちりばめられており、思わず「うまい!」と叫びそうになる箇所が幾度も出てきました。
 団姫さん曰く、この創作は自分しかできないかも・・。と言うくらいよくできたお噺だと思います(個人的感想ですが・・・)
 夏のキャンプ場での出来事など楽しいエピソードからは、家族を大切にしている団姫さんの人間味がでていました。
 これからも団姫さんを応援します。
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放課後児童クラブ受け皿 二極化

2023年04月21日 | 生活・教育
今朝の神戸新聞に「学童保育 受け皿足りない」との見出しで記事が掲載されいた。
兵庫県下では、尼崎市、宝塚市、西宮市の都市部で数百人が学童に入れずに待機しているという。
三田市の待機児童の数字は上がってはいなかったものの、私の住むゆりのき台では、この4月に1,100人を超える児童となり、既に放課後児童クラブに入れ切れずに、広野小学校にあるクラブに通っている児童やそれでも受け入れを待つ児童がいる。
また、放課後児童クラブは、教育委員会が所管していないため、学校の敷地内にクラブ施設を希望者数に応じて設置してきた。
ただ、三田市内の各学童保育の実情は、ウッディタウンや三輪小学校区以外の児童クラブでは、少子化が進み、クラブに空きが目立っている。このため、都市部の放課後児童クラブと異なり同じ三田市内でも二極化している。
国は「女性に働き手になってもらいたい」との方針もあり、共働きする家庭が増加してきているのが実態である。
学校施設の共有化、支援員の確保、学校近隣施設の活用、NPO等との連携などの早い対応が迫られる。


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認知症の人と共に生き支え合う条例

2023年02月07日 | 生活・教育
令和5年1月1日に「三田市認知症の人と共に支え合うまちづくり条例」が施行されました。
この条例は、市、市民、事業者、地域組織、関係機関の責務や役割とそれぞれの取組みが描かれている条例です。
一般的な条例では、市、市民、事業者の3者で構成されますが、この条文の中に地域組織が出てくるのが大きく異なります。
地域組織とは、市民で結成する「見守り活動や交流場所の運営」を行うグループのことと解釈されます。
認知症対策に市は、総合的な施策を立案し計画を立てて取り組み、財源措置を行い環境整備に努めるとされています。
市の対策は、市民活動が活発になり認知症の方やその家族が地域で安心して生活できるための見守り活動や交流サロンなどを設立運営するための環境整備に尽きます。
市民活動(地域組織)の妨げになるのは、個人情報の保護です。
認知症カフェなどに参加された場合は、お顔もお名前も市民活動者の方が自然に認知することになりますが、地域の方を存じ上げていない方もおられます。
地域組織では、地域にどれくらい認知症の方が住んでいて、どんな方(氏名や年齢等)なのかを知らされないまま活動することになります。
各地で展開される認知症サポーター養成講座、養成講座を受講した方のステップアップ講座を受講した方が、あらゆる場面を想定して認知症になられた方々への声掛け方法を学習し、交流サロンの運営に挑んでいますが、個人で外出した行方不明者を迅速に発見できる仕組みにはなっていません。
三田市は、地域組織の立ち上げ等環境整備に際して、個人情報の取り扱いに留意しつつも交流サロン等だけではなく、地域組織が行方不明者を短期で発見できる仕組みづくりを地域の方々と議論して構築してほしいと思います。
そのことが、真に条例を制定した意味だと思いますが・・・。
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さわやか三田が成作した「語り部」小冊子

2023年01月06日 | 生活・教育
 あかしあ台に「NPO法人さわやか三田」と言う高齢者の皆様の日常の顔合わせ(デイサービス)やヘルパー事業を手掛けている施設(さわやか 三田)があります。
 通所していた高齢者の方々が集うと若かりし頃のお話に花が咲くのは、どこのデイサービスでも同じではないかと思います。
 その話を聞いた職員さんが小冊子にまとまめ昨年の9月に発刊しました。
 代表者から連絡をいただき、小冊子を分けていただき読ませていただきました。
 短編小説のように読み進むことができましたが、その内容のほとんどが、戦時中の体験です。
 生きておられれば(すみません、既になくなっておられる方の話もありましたので)、80歳代から90歳代の方ばかりで、小学校時代の辛い出来事を語られています。
 既に三田市内の高平小学校では、この冊子を「平和教育」の教材に使われたと聞いています。
 すべてのお話しが、平和教育の材料になるとは思いませんが、今の子どもたちが経験できない戦時中の話や男尊女卑の昭和時代の初めの話も語られる中、十分平和教育や人権問題の教材に使えるのではと感じました。
 体験していない私を含む世代は、戦争について「正しく」認識できていないことが多くあります。小さな物語ですが、そこには、そこでしか体験できない話が詰まっています。
 
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一日でも早くワクチンの接種を

2022年02月04日 | 生活・教育
 朝6時30分から開催されているラジオ体操に行かせていただいています。毎日はなかなか行くことできませんが、ラジオを毎日段取りしてくださる方のサポートをしています。体操後は、地域の方数名と平谷川緑地を30分ほど散歩して帰宅しています。
 散歩中の会話は、コロナ感染、朝ドラ、日々の出来事など様々。今朝は、北京オリンピックで女子アイスホッケーが勝利したことが話題となっていました。
 さて、先週末の1月29日(土)に私の活動報告(J・repo)を朝刊折込させていただきました。
 トップ記事は、市民病院のこれからについて、検討委員会などの動きや方向性などを書かせていただきました。
 また、12月議会での個人質問での市の答弁なども・・・・。

 最近は、三田市内でも新型コロナに感染する方が増加しています。1日当たりの感染者も100名に近づいています。
 1月31日に開催された福祉教育常任委員会での報告では、ワクチン接種の一日当たりの接種回数を増やしていくとの報告がありました。
 その中で、モデルナ社のワクチンが人気がなく、集団接種の予約枠に空きが出ている状況の様です。
 今の現状を見ると副反応がファイザー社に比較すると出やすいとの「うわさ」が影響しているようですが、今の感染状況を見ているとファイザー社製の入荷を待つような余裕はないと感じます。
 医療崩壊することを市民の皆さんの力で助けてほしいと思います。
 
 
 
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どうなる もう一つの医療連携~急逝の医師・閉院の課題~

2021年10月07日 | 生活・教育
 9月29日(水)に令和2年度事業決算審査「総括質疑」の時間をいただきました。
 総括質疑は、議員ひとり15分間が充てられ、2年度決算に関するものの他、行政事務全般についても質すことができます。
 私は、市民の会のトップバッターとして、3項目の質問をさせていただきました。
 1項目は、決算資料の事業掲載のあり方について
 2項目目は、エール基金についての令和2年度事業の確認について
 3項目目は、「かかりつけ医との医療連携」について 
 となっています。
 このブログには、3項目目の「かかりつけ医との医療連携」について書かせていただきます。
 「医療連携」と書くとかかりつけ医 ⇒ 救急医療機関とのイメージがあります。
 私が、三田市(三田市民病院)に質問させていただいたのは、最近起こっているかかりつけ医の急逝の問題です。
 今年に入り、ニュータウンで開業医をされていた医師が相次いで亡くなりました。
 ご自分の死を予見できることもあれば、交通事故、急な発病により急死することもあります。
 予め、予見できていた前者の方は、後継者について早めに手続きができるのですが、後者の場合は、突然の出来事でもあり医師がいないと閉院となってしまいます。
 ここでの課題・問題点は、これまでかかっていた患者様には、何の連絡もなく、張り紙一枚で「閉院しました」のお知らせがあり、口コミ(噂話)で閉院情報が伝わってくることです。
 患者様であるほとんどの市民は、自分が通っていたかかりつけ医が居なくなり、どの医院に行けば良いのか?など右往左往してしまいます。
 そこで、最初の質問は、「市民病院内に医療機関と介護の連携をする窓口が設置されているので、その窓口を急な閉院についての相談と併設にしては如何か?」と言うものでした。
 市民病院側からは、「相談窓口のスタッフが外注(委託)であり、現時点では、閉院の相談窓口にはできない」と言うものでした。

 さらに国は、かかりつけ医の制度を推奨し、現在かなり市民にその制度が浸透してきているが、かかりつけ医で診察している「カルテ」については、医師法第24条で診察した日から5年間保管する責務がある。かかりつけ医は、この情報を基にして急性期医療機関などへ紹介状などを提供している。
 しかし、今回のように急逝することになるとこれまでかかりつけ医で積み上げてきたデータ(病歴・治療歴)がその後何の意味もなくなってしまう。
 患者様は、次の医院で同じ診察・検査などを行うので、それこそ医療費の無駄遣いとなってしまうのではないか。
 カルテには、未だに紙ベースのものもあるが、最近は電子カルテ化されており、何らかの形でカルテの医療連携が出来ないものか?と尋ねてみました。
 市民病院からは、「カルテは個人情報の塊であり、それこそカルテの医療連携は難しい」との回答でした。
 私からは、「三田医師会にも相談をしていただき、これから開業医の方も高齢となるのは明らかであり、市民が困らないような連携のあり方を検討していただきたい」と発言させていただきました。
 市民病院は、今後のこともあるので、議論検討してみたいとの答弁でした。
 かかりつけ医の突然の死は、三田市(市民病院)にとってよそ事ではないはずです。
 後継者の存在、カルテの取り扱いを含めて検討することで、市民が安心して暮らせるまち三田にしていく必要があると考えています。
 少なくとも、今後、相談窓口などの設置でその患者様に合ったかかりつけ医の紹介などができるのではないかと思います。
 
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三田市の小学校教諭数名がコロナに感染

2021年08月18日 | 生活・教育
 この度、三田市内の小学校に勤務する20代の先生方が、自宅に集まり飲食をしたことで7名の方が新型コロナウイルスに感染していたことが発表されました。
 まん延防止等重点措置がなされている中の軽率な行動と教育長は謝罪しています。
 しかし、度重なる緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置がなされる中、「県外には出るな、里帰りするな!」の大号令の下で、夏休み期間中の先生方の行動が私的にはある意味理解できます。
 新学期も8月下旬から始まります。教員には、校内でのクラスタ―感染防止対策の一環としてワクチンの優先接種が必要です。
 保護者や児童らの安心につながると思います。
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6月議会始まる~64歳以下の方の接種券発送は6月下旬に~

2021年06月03日 | 生活・教育
 6月3日~6月24日までの22日間の日程で6月議会が始まりました。
 三田市からは、コロナ関連の補正予算、各種条例改正、市議会では、第5次総合計画特別委員会の設置などを行う予定です。
 本日、森市長から議案の提案理由説明の中で、先日先駆けて接種したコロナワクチン接種に伴う接種理由などについての説明と謝罪がありました。
 さらに64歳以下の市民への接種券の発送を6月下旬と考えており、7月末までに接種が開始できる見込みであることが報告されました。
 5月24日以降のワクチン予約に関しては、10台の受付電話から25台に増設。さらにスマートホン予約については、高齢者へのアドバイスを市職員が対応。また、年齢区分別の予約日を設定したことで以前のような混乱はなかった模様です。
 緊急事態宣言が延長される中で生活もままならなくなっている方が増加、生活保護の申請者も増えてきています。
 報道番組では、ワクチン接種が進んだ諸外国で「マスクなしでの生活」に戻っている場面も紹介されるようになってきました。
 ワクチン接種が、遅れている要因はともかく、ワクチン接種率が、50%以上になれば、かなり日常が戻る気配も伺えます。あと数カ月間の辛抱だと思いたいです。  
 6月議会では、福祉関連とカルチャータウンのまちづくり関連の個人質問を予定しております。
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ワクチン予約接種から見えてくるもの

2021年05月15日 | 生活・教育
 三田市では、4月30日~75歳以上の方の新型コロナワクチン接種先行予約に続き、5月3日から65歳以上の方の予約受付が始まりました。
 30日の電話による予約が始まった途端に「電話がつながらない」。「5分間待たされた挙句に突然不通になる」などの苦情が寄せられました。
 さらにこの状況は、ネット受付と電話による受付が始まった3日以降も同じで、市民の皆様からメールや電話で私にも問い合わせが入りました。
 市役所窓口でも混乱したのではないかと思います。

 そもそもの混乱の要因は、十分なワクチン数が届いておらず、市民の皆様が「いつ接種できるのだろうか?」と不安に駆られたことが最大の要因だと思います。
 刻々変わる国のアナウンス、感染した方が増加しており、十分な治療も受けられていない様子が報道されるたびに、市民の方に不安を与えてしまったのではないでしょうか。
 少ないワクチン数に数万人の方が殺到すれば、いくら窓口を増やしても根本の繋がらない要因の解決にはなりません。
 行政は「平等」を気にします。この「平等」が返って今回のように予約できないことの不安を煽ってしまったと感じます。
 差別するのはなく、区別するやり方で予約対象者の数を絞り込む作業が必要だったのではないかと後出しの論点となりますが、そう感じます。

 さて、三田市長が13日にワクチンの優先接種を受けていたことが報道されました。
 三田市の舵取り役が不在になるのは、やはり危機管理的に言うとまずいとしか言いようがありません。
 ただ、上述したように予約が取れない、数百回電話してもつながらない市民の方の目線に立つとお怒りはごもっともです。
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