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2本糸で編んだ毛糸の帽子 2色

2016年12月14日 11時38分52秒 | 編み物

2色の帽子、どちらがお好みでしょうか?

知り合いの方のために毛糸の帽子を編むことにしました。
やや高齢なので、あまり暗い色合いにならないように・・・。
手芸屋さんに行っても、なかなか好みの色が見つかりません。
明るい色を2色(赤と黄土色)選んで買ってきて編み始めました。
なんだか赤すぎる。

黒いモヘアの糸と組み合わせてみることにしました。
黄土色と黒の2本糸を組み合わせて編むと、こんな感じに仕上がりました。


モヘアが効いてとても暖かく落ち着いた雰囲気にできた。

思った以上に黒が効いて、少し地味すぎないかな。

そこで、買ってきた赤と黒のモヘアを組み合わせて、もう一つ色違いの同じ形を編み上げました。
二つ作って、好きな方を選んでもらおう。


なかなかいい色合いになりそうだ。

同じトーンにならないように、縞模様をアレンジして、完成。
かぶるとこんな感じです。


年齢にこだわらず、かぶれそう。よくできました!!

毛糸の帽子は、ずいぶんと編みましたが、これでよし、と納得できる形になるまでがたいへん。
今回も、編んではほどくの繰り返しでした。
試行錯誤とか、3度目の正直とか言いますね。
編んでいる途中、目を数え間違えたり、糸が抜けていたり編み方がきつくなって不揃いになったりします。
せっかく編んだのに、また何段もほどかなくてはならないことも。
私の場合は、迷いますが、さっさとほどいてしまいます。
まあいいや、とやり過ごしてしまうと、後で必ず後悔する。
出来上がりの良さを一番に考えて、最後まで編み終えたときの満足感がうれしいのです。

出来上がった二つの帽子を持って、知り合いの方に選んでもらいました。
赤い色の方を選ばれて、よく似合っておられました。
喜んでもらってよかった。
頑張って二つ編んだかいがありました。
茶色の方は、私がかぶります。

では、編み方をご紹介します。
帽子の基本形は、本に載っている編み方を応用。

★★★ 毛糸の帽子の編み方 ★★★

<材料>
並太毛糸 50g
モヘア  50g
かぎ針  7/0号
巻尺

<出来上がり図>



<編み方>

1 トップから編みはじめ、毛糸で輪を作り、細編み6目入れる。
  2段目から毎段6目ずつ増し、9cm編む。
  使う毛糸の太さにより、段数は変わるので、巻尺で大きさを測り確かめる。


  (増減を参照ください。)


  (トップの図を参照)

2 トップができたら、サイドを編む。
  増減なしで1段編み、次の段で6目増。
  さらに増減なしで1段編み、次の段で6目増。
  
3 増減なしてサイドを9cm編む。
  サイドは、模様編みを入れてもよい。
  時々、実際にかぶってみて、幅を確認する。
  耳にかかるくらいの長さにする。

4 ブリムは、一段おきに6目増と増減なしを3回繰り返す。
  最後にもう1段増減なしで編み、バック細編みで縁取りをする。
  ブリムの大きさは、好みで長くしてもよい。

 ★ ★ ★ ★ ★

こちらでは、本格的な冬がやってきました。
お出かけには、毛糸の帽子で暖かくしてでかけましょ。




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