ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

3度目の冬が来た

2018年10月31日 20時18分40秒 | 福島県白河市東のお話

白河国際カントリークラブの紅葉が見事でした。

休日の楽しみは、夫と出かけるゴルフです。
白河に来てよかったことの一つは、近くに手軽に利用できるゴルフ場があること。
ゴルフを始めたのは、4年前。
私のゴルフのトータルスコアは、150から140になり、今は、120と130の間を行ったり来たり。
少しずつですが、うまくなってはいます。


さて、明日から11月。
気温も下がり、我が家ではホットカーペットやストーブがなくてはならない道具となりました。
またまた、凍える冬がやって来た。
県北ではもう雪が降ったとのことです。

今年は、畑仕事を頑張りました。
家の前にある畑には、ジャガイモ、里芋、人参、ネギなどを植えました。
ご近所に借りた日当たりのいい畑には、キャベツ、大根、ネギ、さつまいもなどが良く育ちました。
畑でできた野菜を使って、カフェではおもてなし料理を出しています。

8月に誕生日を迎え、65歳になりました。
カフェの経営と畑仕事。。そして休日のゴルフ。
追われながらも楽しい毎日・・・なのかもしれません。



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雪見障子のはりかえ

2017年02月07日 17時01分39秒 | 福島県白河市東のお話
立春を過ぎたとはいえ、冷たい北風が吹きすさびます。
寒い寒い毎日を過ごしています。

今日は雪見障子のはりかえのお話です。


ようやく雪見障子のはりかえができました。

古民家に引っ越してきて10カ月が過ぎました。
何年も放置されていた家の障子は、どこも朽ちてボロボロ。
とりあえず、道路側のよく見える場所から順番に張り替え、夏までにはほぼ張り替えましたが・・・。

最後に残されたところは、居間の雪見障子。
2枚の障子が重なるようになっている仕組みなので、どうやって張り替えるのだろうと思っていたら、ガラス枠を外して貼ることを知りました。
素人では、とても大変そうです。
本職に頼むと、1枚3千円で張り替えてくれるとのこと。
4枚で1万2千円。
それなら、節約のため自分でやろうと決意したわけです。

子どものころから、障子の張り替えはやったことがありません。
母がやるのを見ていたことはありました。
何とかなるだろうと、材料を買いに行きました。
最近は、障子紙は1枚物のロールになっていて、障子枠に糊をつけ、上から紙を転がして貼ると説明書に書いてある。
四苦八苦しながら張り替えているうちに、何となく要領よくなってきたのです。

古い障子紙を取り、枠をきれいに拭きます。
障子紙の上側をピンで固定し、横幅を合わせて置き、その下側の枠にでんぷんのりを水で薄めて刷毛でつけていきます。


糊付けは、トントントンといい調子。

次に障子紙を転がして、しわを伸ばして貼り付けます。


余分な紙は、物差しを当ててカッターで切り落とします。


まあ、なんと合理的。
下側の動く枠を少しずらして紙をはさみこみ、先に貼ります。
次に、上側の枠にも同様に貼っていきます。
貼り終わった障子全体に霧吹きで湿らせて一夜置くと、ピンと和紙が伸びてなかなかの出来上がりになりました。

雪見障子の場合、ガラス枠のつけ外しが大変でした。
そして、さっそく敷居にはめ込むと、部屋は新しい雰囲気で、気分は最高。
部屋の暖かい空気も逃げることなく、これからは快適に過ごせそうです。

やってよかったわ。



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寒い毎日

2016年12月26日 17時06分24秒 | 福島県白河市東のお話

11月24日に降った初雪。

今朝も寒い寒い朝です。
台所の気温が1℃。
ここ白河市は、大量の雪は降らないそうですが、関東に比べて気温がぐっと下がります。
東京ではエアコンで過ごしましたが、こちらではファンヒーターが必要です。
ファンヒーターを1台とストーブを1台購入しました。

風邪をこじらせて咳が止まらなくなり、知人に紹介されて隣村のクリニックへ診てもらいに行きました。
私を診察して血液検査の結果を見て、先生の顔色が変わり、厳しい注意をいただきました。
肺炎を起こしていたのです。
退職後、3年目にして初めての病気でした。
安静第一に1週間養生して、どうにか平熱になりました。
夜中も眠れるようになり、ほっとしています。

歳をとって大きく環境が変わり、適応力がずいぶんと劣ってきたのだと実感しますね。
ブログの更新も10日ぶりです。
これからまだまだ寒くなるとのことなので、心して冬ごもりしたいと思います。

長年西日本の比較的暖かい地方に住んでいたので、ここ東北に来て大きく違う生活スタイルに学ぶことが多い毎日です。
みるみる雪が降りつもったり、真っ白に降りる霜や霜柱には驚かされます。
気温が零下になることもしばしば。
一番困るのは、水道が凍ること。
凍結防止の水抜きの仕方も教わったり、水道屋さんに頼んで、蛇口あたりに常時ヒーターをつけておくことになりました。
これなら、いつでも水が出ます。
ほとんどの家には掘りごたつがあり、暖房は温風ヒーターや薪ストーブで温めるようです。
冬の暖房費は費用がかさむけれど、仕方ありません。
何とか、4月まで乗り切りましょう。

この地の食文化もなかなか豊かで興味深いもの。
広い畑に植えたたくさんの野菜を、この冬中食べれるように保存します。
大根、白菜、人参、ジャガイモ、里芋、ネギ・・・畑が凍る前に抜いて、納屋に蓄えたり畑に穴を掘って埋めます。
イモ類や人参は、きれいに土を乾かし、箱に入れて家の中に置き、その都度取り出して料理に使うのです。
廊下は冷蔵庫、わざわざ野菜室に入れる手間はありませんね。

野菜の保存の究極は、漬物です。
いろんな味付けで美味しいお漬物にしておき、お茶のみ友達がきたら、お茶うけに手作りのお漬物をご馳走するのはいい風習ですね。
私も少しずつ教えてもらって、いろんなお漬物に挑戦しているところです。



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干し柿の季節

2016年10月25日 23時11分24秒 | 福島県白河市東のお話

干し柿ののれんができた。

すっかり冷え込んで、朝起きると真っ白に霜が降りていました。
サツマイモや里芋の畑では、昨日まで青々としていた葉っぱが、霜にやられて、黒く凍みていました。
1週間前、サツマイモを掘ってみたら、まだまだイモが小さくて掘らずに残しておいたのです。
もう、サツマイモも里芋も掘った方がいいですね。
凍みてしまったら、食べられなくなります。
大根と白菜は、寒さに強くて大丈夫です。

この季節、田舎道を走っていると、どの家にも柿の実がたわわに実り、収穫する様子が見られません。
うちの隣の畑にも大きな柿の木がありますが、だれも採り入れる様子がありません。
渋柿の木です。
おばあちゃんが、昔はご主人がお元気だった頃、家の2階に干し柿をたくさんしたよと話していました。
今では、採り入れもできないし、息子さん夫婦はお仕事が忙しく、柿を採る間もなさそうです。

柿を採ってもいいよとお許しをもらい、梯子に上り、低いところで届くものだけ長い剪定ばさみでつみました。
大きな大きな木で、上の方は到底取れそうもありません。
取り残された実は、熟して朽ちるか、鳥たちのご馳走になることでしょう。


袋に一杯とれました。

採れた実の半分は、ヘタのところを焼酎で浸し、ビニル袋に入れて渋抜きをすることにしました。
残りは、皮をむいて吊るし柿にします。
吊るし柿をたくさん作って、うまく出来上がったらいろんな人に食べてもらいましょう。


まずは、ヘタの回りの皮むき。

となりのおばあちゃんが、むき方を教えてくれました。
まず、枝を両端残して切り、ヘタの回りをむくんだよ。
次に、ピーラーで皮をむくといいよ。
という意味のことを、福島弁で教えてくれました。
(福島弁の言い回しは難しくてなかなか覚えられません。)


皮をむいた柿。

おばあちゃんに教えてもらったように皮をむき、カビを防ぐために熱湯をくぐらせて、物干し場につるしています。
干し柿ののれんができました。

今の子どもたちは、美味しいおやつがたくさんあるので、柿の実はあまり食べないことでしょう。
私の子どものころは、食べ物があまり豊富でなかったので、柿やサツマイモが大変なご馳走でした。
いただいた渋柿、手間はかかりましたが、寒風にさらされて美味しい干し柿になってほしいなと毎日眺めています。


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米どころの話

2016年09月22日 12時07分50秒 | 福島県白河市東のお話

福島県白河市東地域の田園風景です。

一面の色づき始めた田んぼを毎日見ながら暮らしています。
福島県は、お米も野菜も豊富に採れ、味もいいのです。

私の実家の田んぼは、瀬戸内の島の段々畑で、狭くて細長い土地です。
他の農家が次々と稲作をやめていきましたが、父が自分のうちで食べる米は、作ろうと田んぼを作り続けていました。
今は、姉が引きついで米作りをしています。
ここ白河では、広い田んぼは機械化され、副業として稲作づくりをしている人も多いとか。

米どころならではの食文化があります。
お正月のお餅つきはもちろんのこと、お盆にもお餅をつきます。
昔はご近所や親せきが集まって、にぎやかにお餅つきをしたそうです。

この夏に、知り合いの方から、葉っぱのついたお餅をいただきました。
まあ!こんなお餅は初めて!
どうやって食べるのかしら?
シソの葉を使うのは、食材の痛みを防ぐためだとか。


夏のお餅は、シソの葉でくるみます。

やわらかい時は、そのまま食べてもいいけれど、固くなったら葉っぱごと焼いて食べるといいそうです。
食べきれないものは、冷凍にしておいて、美味しくいただきました。
葉っぱごと焼くと、焼き網にもくっつかないで、カリッと美味しい焼き餅になりました。

所変われば、品変わる。
いい考えだなと思いました。
お餅つきのほか、お祝い事があれば、そのたびに赤飯を炊いて親しい人に配りみんなで分かち合います。
その家々の味があり、いいことだなと思いました。

そのほかにも、米粉をひいておいて、柏餅やお団子を作ります。
お米は、食文化の要だなと感じました。

今年は台風の影響で連日雨模様です。
農家の人は、稲の熟するこの時期、晴天を待ち望んでいることでしょう。
うちの畑もお日様を待っています。
早く秋晴れになあれ!





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