goo blog サービス終了のお知らせ 

ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

ブルーベリーのパン

2019年12月07日 00時48分55秒 | カフェ さんぽみち
季節は冬。
今日もカフェでパンを焼いています。

パン作りでは、オーブンで焼くとき、一番ワクワクするのです。



この夏に、地域の親しい方からたくさんのブルーベリーをいただきました。
冷凍庫に入っているブルーベリー。


これを活かせるパンを作りたい。
あれこれ試行錯誤して、ヨーグルト入りのブルーベリーパンを作ることにしました。
ブルーベリーは、酸味が強く、果皮が柔らかいため、生のままパンにいれてもうまくいきません。
そこで、ブルーベリーのジャムにして、それをパン生地に練り込むことにしました。

ヨーグルト入りのパンで難しいのは、水分調整です。
基準量の水より少なめに入れますが、柔らかすぎるため、途中で粉を足して見守ります。
また、練りあがった生地を成型して、二次発酵させますが、じっくりと時間をかけて熟成させるとうまく膨らみます。
パン生地は、生き物。
生地を仕込んで、焼きあがるまで、毎日やっていても、とてもデリケートで気を使います。
だからこそ楽しくて、毎日作り続けられるのでしょうか。

薄紫の生地に凍ったブルーベリーの実を包み込んだパン。


中を割ってみるとこんな出来上がりです。


パン生地のレシピを書いてみます。

■ヨーグルト入りのブルーべりーパン 1斤の材料■

・強力粉  280g
・水   130g(柔らかさを見て調整)
・ハチミツ 20g
・塩   小さじ1
・食塩不使用バター 20g
・スキムミルク  大さじ1
・ヨーグルト  50g
・ブルーベリージャム  40g
・ドライイースト 小さじ1
・冷凍ブルーベリー 適量

ヨーグルト入りのパンは、ソフトでもっちりと味わいのあるパンになります。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日もまた、パンを作る

2019年09月06日 07時46分24秒 | カフェ さんぽみち

カフェの窓辺の花も秋の気配。

私の毎日の仕事のひとつは、お店に生花を飾ること。
花は、近くの農家産直で豊富に売っている花々から選んで買ってくる。
花だけでは足りないので、バックに木ものを探しにいくことにした。
カフェの周りには、いろんな草花や木々がある。
花ばさみを手に、ぐるぐる外回りをしていると、道端に生えた萱の若葉を見つけたので切り取ってきて花瓶に挿した。
はめ込みの窓から見える緑の木々に生えて、花が生き生き咲いている。

今日もパンの仕込みから始まる。
できるだけオリジナルな手作りパンにしようと思うのだ。
じゃがいもを練りこんだ生地にプロセスチーズのキューブを包み込んで焼いたポテトチーズパンは人気商品。


今日は、モロヘイヤを入れたパンを作ってみた。
たまたま地元の人からモロヘイヤをいただいたのがきっかけだ。
モロヘイヤを湯がいてしぼり、細かく刻み生地に練りこんでみた。
モロヘイヤに合う食材は何かな?と考えて、サラミを入れてみた。
甘さを控えて塩味にして、お酒のおつまみにもどうかなと。
まだ、材料配分は試作中だけど、これもさんぽみちオリジナルパンのひとつになりそうだ。



「パン作りは時間をかけてやりましょう。」
時間に追われて作るパンは、うまく膨らまなかったり焼き上がりがどこか違って変。
酵母菌の具合を見ながら落ち着いて作ると、こんがりときつね色の美味しいパンになります。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カフェでの毎日

2019年03月17日 07時31分05秒 | カフェ さんぽみち

さんぽみち特製ピザを製作中です。

春になりましたね。
ここ白河東にも、春がやってきました。
久しぶりのブログです。
思いつくまま書いています。

地元の知人よりたくさんのふきのとうをいただきました。
広島では、子どものころからふきのとうは食べたことがなく、地元の人に教えられるまま、てんぷらにすると美味しい。
カフェのお客様にも食べていただきました。
「今年初物だわ!」と喜ばれました。
残りのふきのとうは、軽く炒めて味噌を入れ、ふきのとう味噌を作りました。
ご飯に添えて食べると美味しいのです。


カフェでは、毎日いろいろと仕事が絶えません。
地元野菜や果物を使った料理を提供するのが、さんぽみちのモットーです。
地元食材の調達は、農家の運営する産直や自分たちが育てた野菜、ご近所からいただいたものなどさまざま。
家の近くに畑を借りて、自家野菜を今年も作ります。
もうすぐ種まきや畑仕事で忙しくなりそうです。

毎日のお客は、2~3組で少ないのですが、下準備はいつものようにしています。
美味しいものを作るには、ひと手間もふた手間もかけること。
だから、たくさんのメニューは用意できません。

メニューを紹介しましょう。

〇広島お好みやき
〇手づくりピザ
〇チヂミ
〇焼きたてパン
〇アップルパイ
〇リンゴのタルト風ケーキ
〇そば粉のサブレ
〇飲み物は、コーヒーと紅茶など各種おいています。


昨日は、手作りピザは、作り置きして冷凍しました。
生地を練り、冷蔵庫にねかせておき、材料を用意します。
2~3時間たったら生地を伸ばし、ハムや野菜をトッピングして冷凍。
注文がきたら解凍し、トマトの薄切り、ハーブ、チーズをトッピングしてオーブンで焼いてお出しします。


ピザは、オーブンで200℃で15分くらい焼きます。
こんがりときつね色に焼けたらできあがり。

自分たちにできるおもてなしをしたい。
手作りパンを毎日焼いています。
B級品のリンゴを農家から仕入れて、リンゴの調理を工夫しています。
グループでの予約には、おまかせ料理を用意します。

火曜・水曜日が定休日。
週に五日の営業です。
夫と二人で元気で続けていけたらいいなと思います。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんパンを作るために

2019年01月16日 10時49分50秒 | カフェ さんぽみち


今日は、あんパンにまつわる小豆のお話です。
上の写真は、昨年収穫した小豆です。

カフェで手作りパンを作っていますが、あんパンは、老若男女にかかわらず、なかなか人気があります。
ぶどうパン、豆パン、あんパンが並んでいると、二人に一人は、あんパンを買っていきます。

手作りあんパンへのこだわりは、まず、小豆あんを炊くところから。



時間をかけて小豆を柔らかく湯がき、徐々に砂糖を足してふっくらと炊き上げること。
あんこを炊くことも試行錯誤で、何とか柔らかく仕上げるこつを知りました。
小豆あんは、味見をしたときちょうどよくても、パンに包むと甘さが足りなく感じられます。
少し甘めに仕上げています。



こうして、全粒粉入りの生地に粒あんを入れたあんパンが焼きあがありました。


*** 小豆の栽培と収穫  ***

3年前、ここに転居してきたとき、地元の産直に、東産小豆が販売されていることを知りました。
小豆は買うものと思っていたけど、この地で自分でも育てられるかもしれない!
小豆は、とても丈夫な作物です。
種まきをしてもよく芽を出し、大きく成長するのです。

小豆の栽培には、種まきの時期が重要です。
秋の収穫は、10月頃。
それ以降になると、霜が降り、せっかく実った実も枯れてしまう。
7月上旬に種まきをするのが最適です。
母が、小豆や黒豆は、土用の丑の日ごろに撒くといい、とよく話していました。

そうとは、分かっていたのですが・・・

去年は、忙しくて種まきの時期を遅らせてしまい、秋の霜にやられうまく収穫できませんでした。
今年こそは、うまく育てていこうと思います。

2年前、初めて小豆を育てたときは、収穫の時期を逃して、半分以上虫にやられてしまいました。
さやが黄色く色づいたらもぎ取って乾燥し、さやをむいて豆を取り出さなければなりません。
小豆の成熟は、枝によって異なり、黄色く色づいたものもあれば、緑色でまだ熟れていないさやも残っています。
毎日畑に出かけ収穫するのも手間作業ですね。

さて、収穫した後の小豆の選別も、またまた大変です。


大きく実ったいい実だけではありません。
小さい実、未熟な実、虫にかじられた実など、入り混じった豆からいいものだけを選別するのが大変な作業です。

市販されている小豆は、色彩選別機という機械で屑豆は選別されて粒のそろったものを袋詰めされているのです。
自宅で育てると、手作業でいい豆をよらなくてはなりません。
それは、とても手間がかかりました。
最初の年は、せっかくより分けた小豆も、夏の間、冷蔵保存をおこたり、虫がつき、食べられなくなってしまいました。

こうして、いろいろと失敗を重ねながら賢くなっていくものなんでしょうね。
畑での野菜の栽培は、毎年苦心しながら楽しみでもあります。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じゃがいも入りのパン

2019年01月12日 00時11分50秒 | カフェ さんぽみち
今日は、じゃがいもを練りこんで焼いたじゃがいもパンのお話です。
こんがりといい焼き色で美味しそう。



このパンには、我が家で収穫したじゃがいもが入っています。
湯がいたじゃがいもをつぶしでパン生地に練りこんで作ります。



マッシュしたじゃがいもが、もっちりした食感になり、時間がたってもしっとりふかふか。
中に角切りプロセスチーズを入れると、じゃがいもパンによく合います。

さて、我が家のじゃがいもづくりについて書いてみましょう。
田舎暮らしの楽しみの一つは、畑での野菜作り。
カフェで出すお料理には、できるだけ地元産の野菜や果物を使いたい。
そして、自分たちで育てた野菜を使ったお料理を出せたらいいなというのが願いです。

今借りている家の南側に、小高い山があります。
その山の陰に小さな畑があります。
一日の半分しか日の当たらない畑。
野菜畑としては、あまりふさわしくありません。
けれども、そこでよく育つのは、じゃがいもと里芋なのです。
特に里芋は、去年の夏には、その葉を長く伸ばし、私の背丈くらいの立派な成長ぶりでした。

3年前、ここに引っ越してきたときは、荒れ地で何年も耕作していなかったため、
雑草が地下深く根付き、笹竹が山から伸びて困ったものでした。

今は、夫がその畑を耕し、コンポストでできた有機肥料を混ぜ込んで土づくりをしてくれています。
去年は、欲張って5種類のじゃがもを植えて、どれもよく育ちました。
キタアカリ、ホッカイコガネ、とうや、紅あかり、メークイン。
今年も春には、またこの畑にじゃがいもと里芋を植えようと計画しています。

◇◇◇ じゃがいもパンの材料 ◇◇◇

強力粉    280g
水      140㎖(基本は160㎖)
砂糖     大さじ 1と1/2
塩      小さじ 1
バター    20g
スキムミルク 大さじ1
じゃがいも(茹でてつぶしたもの) 100g(基本は50g)
ドライイースト 小さじ1
プロセスチーズ 角切り 適量

※ レシピでは、水160㎖となっています。
私は、じゃがいもを多めに入れるために、生地がやわらかくなりすぎるので、
水は少なめに入れるとちょうどよく練りあがります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする