ものづくりあれこれ

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袖付きベストを編む

2016年10月10日 05時30分50秒 | 編み物
今年も秋の編み物を始めました。
袖付きベストが編みあがりました。
Tシャツとジーンズの上に羽織るとおしゃれ。


横幅がゆったりしたシンプルなデザイン。

これは、春に編み始めて、夏になり、途中でやめていたものを再開。
冬が近づくと、また、編み物がしたくなってくるから不思議なもの。

4月からの田舎暮らしで、急に忙しい生活となりました。
今住んでいるのは、庭と畑付きの一戸建て。
畑仕事や草取りに追われ、なかなか手芸ができない毎日でした。
編み物は、やりかけたら止められなくなって、とうとう完成までこぎつけました。

シンプルで、すいすい編めるデザインを考えました。
ちょっと遊び心で、丈を短くして、袖をつけてみようと思いました。
毛糸が十分ありません。
このデザインなら、毛糸が足りなくなったら、いつでも袖の長さや丈の長さが変更できます。


試着してみると、ちょっと丈が短かかったかな。

ベストやセーターで苦心するのは、袖ぐりと襟ぐり。
編み物の本を参考にして編みますが、本のゲージでは、手持ちの毛糸と出来上がりが合わないことがほとんど。
編み始めの作り目の数と、衿と袖ぐりの増減では苦心します。
そこで、できるだけ増減のない直線で編めるデザインを考えました。

では、編み方を紹介しましょう。

■■ 袖付きベストの編み方 ■■

<材料>
並太毛糸  6~7個
棒針 8号

<出来上がり寸法>



横幅 55cm
丈  45cm
袖丈 8cm

<編み方>
1 裾から作り目をして編む。(105目作る)
  裾はガーター編みで3.5cm編む。

2 模様編みは、16段ごとにガーター編み8段入れて編む。

3 前身ごろでは、襟ぐりたて3cm、横23cmとなるように開けて両肩を編む。

4 後ろ身頃は、同じ目数で編み始め、長方形で増減なしで編む。

5 前後身頃を中表にして、肩の部分を綴じ合わせる。

6 袖ぐりの目を拾う。
  袖回りが40cmとなるように拾い、輪にして編む。
  メリヤス編みで5cm編み、ガーター編み3cmで伏せ止めにする。

7 両脇を綴じ合わせる。
  袖を編んで後から脇を綴じ合わせる方が、出来上がりがきれい。

8 襟ぐりから目を拾い、メリヤス編みで2cm編み、伏せ止めにして完成。

  **  ***  **

だんだんと肌寒くなる季節。
ちょこっと羽織れる袖付きベストは便利です。
大きめに編んだので、寒くなったらセーターの上にも重ね着できそう。

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