ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

りんごジャム入りのアイスボックスクッキー

2017年01月27日 11時17分22秒 | グルメ

手作りりんごジャムを入れたクッキー。

りんごジャムをたくさん作りました。
いろんな炊き方をして試食してみて思ったのは、市販のりんごジャムと手作りジャムの風味の違いです。
市販のりんごジャムには、果物の食感を残したものがありません。
手作りしてみると、今までにない風味を存分に味わうことができました。
特に煮込む時間を調整して(何度も味見しながら)りんごの繊維が程よく残るくらいで火を止めるといいようです。

さて、今日は、つぶつぶの残ったりんごジャムを入れたクッキーの作り方をご紹介します。
アイスボックスクッキーは、保存がきいてとても便利です。
クッキーの生地を棒状に伸ばし、冷蔵したり冷凍しておいて、食べたいときに食べたいだけ切って焼くのです。
風味を保つ保存期間は、1カ月とのこと。
りんごジャムだけでなく、アプリコットジャムとか梅ジャム、キンカンジャムなど、風味のあるものなら、どれでも美味しく焼きあがります。

■◇■ アイスボックスクッキーの作り方 ■◇■

<材料> 
バター(食塩不使用)  190g
粉砂糖     70g(本には80gと記載)
卵黄       2個
りんごジャム 120g(本には70gと記載)
薄力粉    220g

※ りんごジャムの風味を出すため、りんごジャムの量を増やしました。その分、砂糖を減らしました。

<作り方>
1 バターは室温に戻し、クリーム状になるまで混ぜ、粉砂糖を加えよく混ぜる。
 

2 卵黄を1個ずつ加え、よく混ぜる。
 

  りんごジャムを加えよく混ぜる。
 

3 薄力粉をふるいながら②に加える。
 
  
  しっとりなじむまで混ぜる。
 

  2等分してそれぞれラップで包み、冷蔵庫で30分休ませる。
 

4 ③を一度くずし、それぞれ3✖4cm角の棒にまとめ、再びラップで包んで冷蔵室で30分以上休ませる。
 

5 ④を3mmの厚さに切り、オーブンシートに敷いた天板に並べ170℃に余熱したオーブンで15分焼く。
  (本には、170℃で20分と記載)
 
  ※残ったものは、冷凍保存しておく。


焼き菓子でうまくいかないのは、オーブンで焼くときです。
たいてい本の通りでは、焦げてしまうのです。
温度を低くするか、焼く時間を短くして調整しました。
アイスボックスクッキーを冷凍した場合、すぐに切れないので、早めに出して半解凍し、頃あいを見て切ります。
うまく切れないで壊れることがあるので、そういう場合は包丁を少しガスで温めて切るときれいに切れますね。
それから、生地を切るとき、最初はなかなか同じ厚さで切れず、厚くなったり薄くなったり・・・。
それでは、焼きむらができてうまくいきません。
ゆっくり同じ厚さで切り、焼くことがとても重要です。


出来上がったクッキーをいろんな方に食べていただきました。
美味しいと好評でした。
よかった。

<参考図書>
「くりかえし作りたい簡単!おやつ450」 学研パブリッシング 発行




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りんごジャムを作る

2017年01月22日 08時51分11秒 | グルメ
今日は、地元で採れたりんごのお話です。


品種はふじ。B級品りんごを使ってお菓子作り。

福島県白河市東には、果樹園農家があります。
夏は、ブルーベリー、もも、ぶどう、秋はりんごが採れるのです。
知り合いの農家から出荷できないB級品りんごをたくさんいただいたので、連日、お菓子作りをしています。
傷のあるもの、形の悪いもの、規格外の小さいもの、青い未成熟なものなど様々です。

まずは、りんごジャムづくり。
B級品りんごには、完熟した美味しいりんごも含まれます。
鳥に突っつかれた傷のあるりんごは、甘い。
鳥はよく知っているのでしょうね。
また、形はいびつでも、中に蜜の入った美味しいりんごも含まれます。
傷の部分を取り除いて、皮をむき、砂糖で煮込みます。
手作りならではの、香りのよい甘いジャムが出来上がりました。

熟したりんごは、どう料理しても美味しい。
では、未成熟な青いりんごはどうでしょう。
農家の人も使い道がなく、廃棄するしかないとのことでした。
そこで、試しに青いりんごだけでジャムにしてみましたが・・・
残念ながら、風味がなく美味しくない。

では、完熟したりんごに青いりんごを混ぜてジャムにしたらどうだろうと考えました。
すると、完熟したりんごは早くとけて形がなくなり、青いりんごは長く煮込んでも、形がくずれません。
食べてみると、フルーティーなりんごの甘みと、青いりんごがシャリシャリとした食感の美味しいジャムができました。


 手作りならではの味です。

砂糖の量は、皮をむいたりんご1kgにつき、砂糖120g使いました。
煮込んでりんごがとけてきたごろにレモン汁を加えてできあがり。
竹べらでつぶしながら形が残っているくらいで火を止めます。
完熟りんごだと、トロトロに溶けますが、青いりんごが入っていると、粒つぶ感が残っていいようです。

りんごは生食だけでなく、美味しいレシピがたくさんありますね。
ジャムが一番手軽です。
りんごのピースの残ったジャムがたっぷりできあがりました。
これを使ってジャム入りアイスボックスクッキーを作ってみましょう。
作り方は、また次回ご紹介します。


畑に積もった雪。2月ごろまでしばし冬眠だ。

二日前から降り積もった雪は、25cmくらいかな。
美しい雪景色。
しばらく融けそうにありません。
部屋の中では、一日中ファンヒーターで暖房です。
りんご料理に漬物づくり、手芸三昧の毎日です。
東北での初めての冬越しは何とかなりそうだわ。

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全粒粉を使ったコーン入りパン

2016年10月13日 09時37分08秒 | グルメ


今回は、夏に冷凍しておいた甘いコーンを入れて焼きました。
うまく膨らんで、カリッとした食感。コーンの甘さが残っています。


ホームべーカリーを使って焼くフランスパン風のパンが美味しい。
お世話になった人にプレゼントしても美味しい人と気です。
今私がこだわっているのが、全粒粉や中挽きの粉を使うこと。
ライ麦粉や小麦粉を皮や胚芽ごと挽いた特別なパン用小麦粉を使うことです。

ホームベーカリーを持っているけど、最初だけ使ってもう使わなくなったと聞きます。
最初は、私もそうでした。
強力粉だけでなく、全粒粉やライ麦粉、米粉、ブラン(ふすま)など、いろんな粉を使ってみるとまた違った風味を味わえます。
おおきなスーパーに行くと、パン焼き素材のコーナーがあり、いろんな粉が手に入り便利です。

固いパンが食べたいという夫の要望にこたえて、フランスパンに挑戦。
すると、ふつうの焼き方より、時間がかかるけど、フランスパン風の焼き方がより美味しいと発見。
説明書にあるレシピを参考に、粉の配分や混ぜる素材を季節ごとに工夫すると、いろんな味を楽しんでいます。

全粒粉を使うと、パンがとても香ばしく、出来立ても美味しいし、翌日になってトーストするとまた違ってカリッとしたおいしさ。


焼き上がりのカリカリ感が最高。

全粒粉が美味しいからと言っても、ベースは強力粉。
全粒粉の量が多すぎるとうまく膨らまないし、食感がよくありません。
いろいろやってみて、我が家なりの美味しい配分を見つけました。

食パン1斤には、280gの小麦粉を使います。
強力粉 225g
全粒粉  40g
米粉   15g 
合計  280g

米粉パンも試してみましたが、これも米粉を入れすぎるとうまく膨らみません。
グルテンという粉を使うといいとのこと。
実際には、米粉パンは材料費がかかりますね。
やはり強力粉の方が使いやすい。
私が米粉を少し入れるのは、トーストした時のサクッとした歯ごたえがいいからです。

今まで粉以外の材料を混ぜて焼いたとき、うまく膨らんで焼けたものは、干しブドウ・クルミ・ゴマ・チーズ。
膨らみが悪くて失敗したものは、蓬・カボチャ・モロヘイヤ・トウモロコシなど。
生のものを湯がいて処理した場合、水分が多すぎてだめでした。
今回の湯がいたコーンがうまくいったのは、コーンの水気をカラッとするまでフライパンでいって入れました。

水分の多いものを混ぜるときは、煉った生地を押してみて、もちっと弾力があればちょうといい。
粘って生地が手に付くときは、水分が多いので粉を足して調整することにしています。
機械で焼くとはいえ、微調整は人の手で。

パンは、焼きあがるまでうまく膨らむかなとワクワクしながら待ちます。
形よく山形に膨らんで焼けたときは、最高に嬉しいです。
この楽しみはやめられません。

■■ 全粒粉入りのコーンパン ■■

<材料>
強力粉  225g
全粒粉   40g
米粉    15g
砂糖   大さじ1
塩    小さじ1
マーガリン(食塩不使用) 5g
水    190g
ドライイースト 小さじ0.8
トウモロコシ  50g

◎ホームベーカリーの焼き方設定は、フランスパン風にします。

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山栗の渋皮煮

2016年09月24日 23時27分36秒 | グルメ

珍しい山栗をいただいた。

9月といえば、栗の季節。
知り合いの方から栗をいただいた。
畑に植えた大きい粒の栗もいただいたし、山に生えている山栗もたくさんいただいた。
ご近所の山歩きの好きな方からのご馳走だ。
茸採りに出かけると、たくさん落ちているそうだ。

山栗は、粒が小さめだが、甘みが強く美味しい。
子どものころに秋になると、松茸採りの好きだった父が、山栗に出会って拾ってきてくれた。
栗というと、めったに食べられない宝物だったな。
栗ご飯にするときは、渋皮を全部むかないで少し残して炊くと、ほんのりと赤いご飯になって美味しいんだとよく話していた。
山栗がとても甘い記憶があって、後に大きな栗を食べたとき、あまり甘くなくてがっかりしたことがあった。

たくさんの栗をどう美味しく食べようかと考えた。
渋皮をむいて冷凍し、いつでも栗飯が食べられるように、懸命に栗をむいた。
残りの栗は、甘煮にしてみよう。
栗のレシピを探していたら、渋皮煮の作り方が出ていた。

栗の皮むきは大変だ。
包丁で一つ一つむいていくのだが、固いので手が痛くなる。
軍手をして包丁を持ち、鬼皮をむく。
渋皮をむくのはまた固いので手間仕事。
渋皮煮は、型崩れしにくく栗の美味しさがしっかり味わえる。
渋皮煮にしてみよう。

小さな山栗をこつこつと2時間かけてむいた。
こうしてむいた小さな栗ちゃんたち。



そして、出来上がりは、こちらの写真だ。
初めての試みだけど、栗の形が残って味付けもよくできた。



うーん、かわいい作品だ。
しっとりとした小さな甘い実をつまみながらのコーヒータイムは最高だ。
たくさん作って保存しておこう。
お世話になる人にも、少しずつおすそ分けしよう。

******************

では、栗の渋皮煮の作り方を書いてみます。
味付けは、レシピによって少しずつ違いました。
砂糖と黒砂糖を合わせていれるやり方、砂糖とラム酒で味付けるマロングラッセ、砂糖と少量の醤油で味付けるやり方など。
私は、砂糖と少量の醤油でやってみました。
コクが増してとても美味しくなりました。
渋皮も気にならないくらいまろやか。

■■ 栗の渋皮煮の作り方 ■■

<材料> 
むき栗  300g 
砂糖   100g
重曹   小さじ1×2
シロップ用水 2カップ
醤油   小さじ1/2

<作り方>
1 栗は一晩水につけておいて、翌日熱湯に5分つけると鬼皮がむけやすい。
  渋皮のついた栗を鍋に入れ、水をひたひたになるまで入れる。

2 重曹を入れて沸騰したら、10分くらいあくを取りながら煮る。
 (山栗では、小さいので5~7分くらい煮る)

3 ザルにあけて、黒い筋など汚れを取る。一粒ずつていねいに。

4 2と同じようにして水を替え、あく取りをする。

5 3回目は、水だけを入れ栗を煮て、ゆで汁は捨てる。
 

6 シロップ用の水に砂糖を半分加え、沸騰させる。
  栗をそっと入れ、弱火でやわらかくなるまで煮る。
  残りの砂糖を入れ、味がなじんだら、醤油少量(小さじ1/2くらい)入れる。

7 保存用の瓶に入れ、冷まして冷蔵庫に入れる。


<感想>
重曹であく抜きするとき、びっくりするくらい黒い色素がでるのでびっくり。
甘い実を守るため、鬼皮と渋皮で囲っている栗の知恵は素晴らしいなと感心しました。

味付けは、醤油でやる方法は、意外にも黒砂糖風で美味しくなりました。
おすすめです。

山栗は小さいので煮る時間を短縮しました。
次は、大きい栗で作ってみようと思います。
きっと食べごたえがあるでしょう。




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モロヘイヤを食べよう

2016年09月19日 11時38分39秒 | グルメ


畑のモロヘイヤが秋の雨に打たれ、ぐんぐん伸びている。
とても食べきれない量だ。
夏を過ぎ、モロヘイヤの葉っぱはやや固くなってきたが、まだまだ食べられる。

野菜を育てていると、採れた野菜たちが愛おしい。
どんなに出来が悪くとも、できるだけ残さずに食べてやりたい。

モロヘイヤは、さっと塩ゆでにして、おひたしや和え物が一般的だ。
でも、それが毎日になると、飽きてくる。
そこで、美味しく食べらるレシピをいくつか考えてみた。

(1)汁物にする


まずは、味噌汁やスープの具だ。
味を調えて、食べる直前に葉っぱを入れる。
モロヘイヤは、特に味にクセがないので、汁物の味を邪魔しない。
毎日、朝摘んで、味噌汁を楽しんでいる。

(2)卵とじ


卵とじは、短時間でできて栄養価が高い。
さっと塩ゆでしたモロヘイヤをきざみ、油で炒める。
溶き卵に出汁と塩、砂糖で味をつけておく。

(3)天ぷら


天ぷらはどうだろうか。
生のまま葉っぱに衣をつけて揚げる。
これもさっぱりとした味で美味しい。
他の野菜と混ぜてかき揚げにすると色取りがいい。

(4)モロヘイヤ入りパン


モロヘイヤ入りのパンを焼いてみた。
モロヘイヤは、水分が多いので、粉は通常通り、加える水を減らす。
白ゴマと刻んだクルミを入れて焼いた。
焼き上がりは香ばしく、もっちりとしてモロヘイヤの粘りのある食感が美味しい。


畑に茂ったモロヘイヤ。
あれこれ毎日料理しているが、食べた分だけ、いやそれ以上にどんどん芽が伸びて、まだまだ育っている。

食べきれない分は、さっと湯がいて冷凍しておこう。
ギョーザ、ハンバーグ、オムレツなどに入れて焼いてみるのもいいかもしれない。








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