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アルパカウール「ソノモノ」を編む

2017年02月16日 13時32分41秒 | 編み物

手持ちの極太毛糸を組み合わせて編んだ、あったかベスト。

今日はいいお天気です。
とはいっても、ここでは庭の雪がまだまだ融けません。
寒さは続きそう。
あったかいアルパカウールの入った毛糸でベストを編みました。


あれこれ試して、扇型模様のベストになった・・・。

その昔、ハマナカで出しているアルパカウールを使った「ソノモノ」シリーズの毛糸が気に入って、毛糸玉をいくつか買い込んでいました。
生成りで少し茶の混じった糸。
これでセーターを編んだら心地いいだろうとイメージを膨らませ・・・。
最初は、棒針でざっくりと編もうとやっていました。
しばらく編むと、編地が分厚くて重くて編みにくく、途中で挫折。
そのまま2年ぐらい冬越ししていた毛糸をお正月に取り出しました。
あまりに毎日が寒いので、あたたかいおしゃれ着を作ろうと思ったのです。

8玉ある毛糸を編んでいて、ふと気が付くと、4玉ずつの太さの違う毛糸玉でした。
しかも、微妙に色合いも違っています。
そこで、細い方の糸で編みはじめ、途中から太い糸に切り替えることに。

デザインは、かぎ針編みで透かし模様に決めました。
太い糸なので、少し軽い感じに仕上げましょう。

そうして、何とか自然な感じに仕上がりました。
裾と縁編みは、毛糸がなくなったので、色違いのグレーの色で変化をつけています。
「ソノモノ」毛糸は、アルパカさんたちの持って生まれた毛並みや色合いをそのまま使って紡いだ糸です。
編みながら、羊さんたちに感謝したい気持ちになりました。
大事に編んで着させてもらいますね💛💛

では、編み方をご紹介します。

◇■◇ 扇形模様のベストの編み方 ◇■◇

<材料>
アルパカウール ソノモノ(40g)極太 8玉
縁編み用毛糸  2玉
かぎ針   7/0号 (編みやすいので小さい号数の編み針を使用)

<出来上がり図>



<編み方>

1 後ろ身頃の肩の部分からくさり編みをつくる。
  肩から裾へ編んでいく。

  前身頃は、片方の肩(8cm)から編み進め、襟ぐりの部分で止め、もう片方の肩を編み、つないで襟ぐりをつくる。


2 裾へ編み進め、あき止まりから下は、編み目が広がるように、鎖編みを多くする。
  ※ 鎖編み3目を4目に替える。
  ※ 編み針を大きい号数に替えるとサイズを大きくできる。
    私の場合、糸が太いものに替えたので、自然に幅が広がった。


3 前後身頃の肩と脇を合わせて綴じる。

4 裾の模様は、グレーの糸に替えて、輪にして編む。

4 襟ぐりと袖ぐりの目を拾い、グレーの糸で縁編みをする。



  ◇■◇ ◇ ◇■◇

毛糸編みは、洋裁と違って布ではないので、多少の伸びちじみができ、体にフィットするので嬉しいですね。
手持ちの毛糸で編む場合、最後に糸が足りなくなるんじゃないかと心配になります。
そこで、このデザインのように肩から裾へ編み進めるやり方が無難。
前後身頃を同じペースで編み進め、毛糸が足りなくなったら別の糸が継ぎ足せるようにするのです。
というわけで、今回は、思いがけない色やデザインの仕上がりました。







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