
2色の帽子、どちらがお好みでしょうか?
知り合いの方のために毛糸の帽子を編むことにしました。
やや高齢なので、あまり暗い色合いにならないように・・・。
手芸屋さんに行っても、なかなか好みの色が見つかりません。
明るい色を2色(赤と黄土色)選んで買ってきて編み始めました。
なんだか赤すぎる。
黒いモヘアの糸と組み合わせてみることにしました。
黄土色と黒の2本糸を組み合わせて編むと、こんな感じに仕上がりました。

モヘアが効いてとても暖かく落ち着いた雰囲気にできた。
思った以上に黒が効いて、少し地味すぎないかな。
そこで、買ってきた赤と黒のモヘアを組み合わせて、もう一つ色違いの同じ形を編み上げました。
二つ作って、好きな方を選んでもらおう。

なかなかいい色合いになりそうだ。
同じトーンにならないように、縞模様をアレンジして、完成。
かぶるとこんな感じです。

年齢にこだわらず、かぶれそう。よくできました!!
毛糸の帽子は、ずいぶんと編みましたが、これでよし、と納得できる形になるまでがたいへん。
今回も、編んではほどくの繰り返しでした。
試行錯誤とか、3度目の正直とか言いますね。
編んでいる途中、目を数え間違えたり、糸が抜けていたり編み方がきつくなって不揃いになったりします。
せっかく編んだのに、また何段もほどかなくてはならないことも。
私の場合は、迷いますが、さっさとほどいてしまいます。
まあいいや、とやり過ごしてしまうと、後で必ず後悔する。
出来上がりの良さを一番に考えて、最後まで編み終えたときの満足感がうれしいのです。
出来上がった二つの帽子を持って、知り合いの方に選んでもらいました。
赤い色の方を選ばれて、よく似合っておられました。
喜んでもらってよかった。
頑張って二つ編んだかいがありました。
茶色の方は、私がかぶります。
では、編み方をご紹介します。
帽子の基本形は、本に載っている編み方を応用。
★★★ 毛糸の帽子の編み方 ★★★
<材料>
並太毛糸 50g
モヘア 50g
かぎ針 7/0号
巻尺
<出来上がり図>

<編み方>
1 トップから編みはじめ、毛糸で輪を作り、細編み6目入れる。
2段目から毎段6目ずつ増し、9cm編む。
使う毛糸の太さにより、段数は変わるので、巻尺で大きさを測り確かめる。

(増減を参照ください。)

(トップの図を参照)
2 トップができたら、サイドを編む。
増減なしで1段編み、次の段で6目増。
さらに増減なしで1段編み、次の段で6目増。
3 増減なしてサイドを9cm編む。
サイドは、模様編みを入れてもよい。
時々、実際にかぶってみて、幅を確認する。
耳にかかるくらいの長さにする。
4 ブリムは、一段おきに6目増と増減なしを3回繰り返す。
最後にもう1段増減なしで編み、バック細編みで縁取りをする。
ブリムの大きさは、好みで長くしてもよい。
★ ★ ★ ★ ★
こちらでは、本格的な冬がやってきました。
お出かけには、毛糸の帽子で暖かくしてでかけましょ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます