サナリ日記

貧乏でもがんばっている編集プロダクションの日常

2007-11-19 19:52:43 | Weblog
ボジョレーを飲みながらの残業です。
私だけワイングラスで飲んでますが、
隣の美女とデザイナーはコップ、社長は湯のみです。

できのいいボジョレーも涙を流しているでしょう……。


さて、今、私が抱えている仕事は7つ。
そのうち3つは動いておりまして、あとの4つは動いたり止まったり。

その中のひとつをご紹介します。
といっても、守秘義務がありますので詳しく書くことはできませんが、
簡単に書くと、「職業」についてです。

世の中には数多くの職種がありまして、
その中でも人気の高いもの、難しいもの、一般的なもの……。
入社2~3年の人にスポットをあてています。

原稿はDVDを見て起こします。
その中で感動した職業は鍼灸治療師と日本語教師。

鍼灸治療師は、「流れ作業や機械に頼らず、自分の手の感覚と患者さんの言葉をもらさず聞いて治療する。動けない老人の自宅に行ってリハビリをする」というもの。

日本語教師は、「外国人留学生が日本の大学に入学できるくらいの日本語力をつける」というもので、合格通知が来たときの教師の喜びようがリアルにでております。

両方、DVDを見ながら涙しました……。

他にも感動する職業はたくさんあるのですが、
まあ、印象に残ったのはこの2つ。
DVDの作り方が良かったのかもしれません。


職種はいえませんが、狭き門である、ある職業に就いた女性の話。
どうしてもあきらめきれず、
何年もかけて頑張ってその仕事を手に入れました。

感動です。
素晴らしいです。

原稿を起こしました。
プロデューサーから言われた言葉が、

「彼女、退職したから」


感動も半減。
夢と現実は違ったのかもしれません。


自分の夢を振り返ってみました。
最初に就いた職業はまさに“夢”が叶っています。
生活していけたかどうかは別として。

今はどうか。
夢だった職業ではないけど、好きな職業ではあります。

貧乏だけど、私は幸せなのかもしれません。
大人になって新たに見つけた夢ってありますか?