ただいま「歴史上の人物のミステリーを書く」
という仕事をしております。
私自身、まったく興味の無い仕事です。
ですが仕事ですので、ため息をつきながら書いてます。
歴史上の人物といっても、現存したかどうかなんて
わからない人もでてくるので、嘘かホントかなんて
ちっともわかりません。
お隣の会社には、ミステリーについての本がたくさんあります。
古代史から人物に関するもの、占いや預言など、
あらゆるものが揃っているので、わざわざ図書館に行かなくても、
資料のほとんどは、お隣の本棚を覗けばことたります。
隣の会社の本棚の前でしばらく本を開き、
内容を確かめては本棚に戻す作業をしていると、
隣の会社のK女史が、
「面白い?」
と、訪ねてきました。
申し訳ないが面白いわけがない。
しょうがないので、本当のことをいいました。
新人編集者:「非常に面白くないですねー」
K女史:「ひどいわ。私が若い頃に編集した本なのに」
新人編集者:「いやー、勉強になる本ですね!素晴らしいです」
K女史:「どれが勉強になった?」
新人編集者:「日本には怨霊がたくさんいるということですかねぇ」
K女史:「……そこかい」
怖い国ですね、日本。
という仕事をしております。
私自身、まったく興味の無い仕事です。
ですが仕事ですので、ため息をつきながら書いてます。
歴史上の人物といっても、現存したかどうかなんて
わからない人もでてくるので、嘘かホントかなんて
ちっともわかりません。
お隣の会社には、ミステリーについての本がたくさんあります。
古代史から人物に関するもの、占いや預言など、
あらゆるものが揃っているので、わざわざ図書館に行かなくても、
資料のほとんどは、お隣の本棚を覗けばことたります。
隣の会社の本棚の前でしばらく本を開き、
内容を確かめては本棚に戻す作業をしていると、
隣の会社のK女史が、
「面白い?」
と、訪ねてきました。
申し訳ないが面白いわけがない。
しょうがないので、本当のことをいいました。
新人編集者:「非常に面白くないですねー」
K女史:「ひどいわ。私が若い頃に編集した本なのに」
新人編集者:「いやー、勉強になる本ですね!素晴らしいです」
K女史:「どれが勉強になった?」
新人編集者:「日本には怨霊がたくさんいるということですかねぇ」
K女史:「……そこかい」
怖い国ですね、日本。