今週は新しい生徒さんをお迎えしました
私のこの小さな教室を見つけて選んで下さったこと・・とても嬉しい気持ちでいっぱいです!
これまで着付け教室に通われたことは無い方ですが、小さい頃から機会あるごとにお母様が着付けて下さったり、美容院で着付けてもらう機会にも恵まれた方でした
衣紋の抜き具合、着物が体に巻き付く感覚、裾合わせの感覚など、自然と身についていらっしゃるように感じました^^
着付けは勉強ではないので、感覚的に体得する部分も多いのです
お稽古用に持ってこられた着物は大島紬
50年位前になるのでしょうか・・お母様が学校を卒業され就職された時
「就職祝いに」とお兄様(生徒さんにとっては伯父様)がお母様に贈って下さった着物らしいです・・(なんと優しい!)
しつけ糸がついたまま50年?しまわれていたこの大島紬は、お母様のお嬢さんである生徒さんにそのまま譲られました☆
お正月にはこれを着て撮った写真を、伯父様に送らないといけませんね(*^^*)
思い出も一緒に畳まれている着物は、一層素敵です
コーリンベルトは先の1センチ位で留めるようにしましょう
滑り止めがついているのは先の1センチ位ですので、それ以上奥まで深く差し込んでも、折った衿元がかえって開いてしまいます
一方、コーリンベルトの留具の下は、おはしょりの下線に向けて衿を自然に開いていき、おはしょりで曖昧な厚みを作らないように処理してすっきりさせます
夜の授業だったこの日、昼間私はスポーツセンターに行っていました
ヨガの先生の紫のスパッツと同系色のピンクがかったタンクトップがとても素敵に似合っていらして、目に焼き付いた状態で帰宅
夜の授業に備えて早めに夕飯の支度をしながら「何を着ようかなあ」と考えて、この日私も着物と帯を紫のグラデーションにすることにしました♪
無地の結城紬に、生紬の九寸名古屋
何かを習う時間があることも、こんな私に何か教えられることがあることもありがたいことです
教えてもらったり、教えたり^^
習う楽しさと集中の時間、教える責任や緊張と喜びの時間・・私にとってどちらも大切な時間です