先日、高田の馬場を歩いたら、早稲田通りに面して「早稲田松竹」という映画館があった。 学生街というと、食堂、喫茶店、本屋、コンビニみたいな街と思うが、今どき映画館というのはむしろ異質かなと感じたのだ。 ネットでみると、ここは古くて戦後、昭和26年の開業だという。 平成14年だかにいったん閉館したんだが、学生たちの熱烈な応援があったりして、復活しているんだそうだ。 商業映画というよりも、話題作、野心作の上映が魅力だというらしい。 漠然と街あるいていても、ふと、こういう文化の匂いのするアクセントがあるといいね。