サンズ・トーク

鉄道ができて150年という

今年は、日本に鉄道ができて150年目だという。
明治5年、新橋・横浜間に鉄道が開業したとのことです。
今、JR新橋駅前を見ると、広場にSLが飾ってあります。



同じ新橋には、鉄道記念館があります。



昔のことだから、岡蒸気といわれた蒸気機関車が,異彩を放っていたという。

鉄道にまつわる私の幼児体験というと、小学校の時代、神奈川県の平塚にいました。
通学路の近くに、東海道線の引込み線がありました。
軍の保管倉庫があったらしい。
私ら、いたずら小僧は、その引込み線の線路のレールの上に5寸釘を置きました。
貨物車が通過すると、5寸釘がペッちゃこになって、ナイフみたいになるのがうれしかったのです。
いけないこととは、思いつつ、物陰に隠れて、貨物車が通過するのを、待っていたのです。

しばらくすると、戦争。
東海道本線を、応召した軍隊が軍用列車で西に向いてはしります。
軍用列車は、窓を黒い布で覆って、軍隊を隠しています。
私の父も、応召して、軍の列車で西へ走りました。
父から、〇時〇分ごろ、平塚を通過するから、線路のところまで見に来い。との連絡がありました。
線路ぎわまで出て行って列車をみました。
窓が全部閉ざされた列車、そのなかで、一つだけ黒い覆いのない窓。
父が、こちらを向いて手を振っていました。
晴天の日でした。私も、両手を一生懸命ふって、列車を見送りました。
(3年ぐらいしたあと、戦争が終わり、父は無事帰ってきたのでした。)

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