サンズ・トーク

ホテル伊東パウエルの年輪

思えば、私の東伊豆への旅は、平成に入ってからのもので、昭和時代にはご縁がなかったのです。
ホテル伊東パウエルのK社長さんにお聞きすると、このホテルの開業は昭和50年といいます。

伊東市湯川の国道に面して、地下1階地上8階建てのこのホテルは、伊東の中心にひときわ目立つ最大の建築物。



その当時、東伊豆の下田へ向かう道路は、今ほど整備はされていなかった。
海岸を埋め立て、伊東のこの辺りを起点とするバイパスを構築するのだが、ホテルを建設する途中には、まだこのあたり砂利道だったそうです。
今みると、本当に隔世の感があります。

昔は、熱海が首都圏の事業所の慰安旅行の受け口として賑わっていましたが、伊東にしっかりしたホテルをつくって、熱海の客に足を延ばしてもらおうというコンセプトの伊東パウエルだったのです。

しかも、保養施設として、広めの4人部屋が中心、連泊にも対応できるという、今でいうリゾートタイプのホテルとして登場したのです。昨今のシティホテルとか、ビジネスホテルは、きつきつの客室が殆どですが。パウエルの客室の広さは画期的、しかも調度・家具は重厚なしつらえです。





今、私が懇意願っているK社長は、40年以上も前の若いころから、このホテルの企画・建設・運営・管理など、全般に神経を集中してやってこられた実力者なのです。

私は、今回妻とともに温泉に浸り、海の幸のご馳走を頂き、カラオケも楽しませてもらいました。
そしてK社長さんの熱唱「人生半分」の演歌に聞きほれた一夜でした。
Kさん、これで半分だとしたら、まだまだパウエルに伸びしろが十分あるんだねえ。
わかる。

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