日曜日、Ｅくんは家族で神宮球場にプロ野球を見に行くはずのところ、娘のＭちゃんが熱出して行けなくなった。
いい席だから、おやじ夫婦にもプロ野球見せてやるというのです。
おっ。イイネ。神宮球場は行ったことがない。阪神・ヤクルトだって？
昔、甲子園の近くにいたことがある。プロ野球ならタイガースファンなのよ。
それで、この日、長男にホームセンターの買い物の運搬に車を出してもらう予定があったのだが、それを速めて端折って付き合ってもらい、電車でＪＲの信濃町駅へ行って、試合開始に間に合ったのです。
プロ野球はテレビで見るけど、こういうアングルのこういうシーンは新鮮。試合開始前のパフォーマンス。
ビールサーバーを担いだお姉ちゃんからビールを買って、飲む。
実際の試合では、打球の音、観客のどよめき、臨場感が刺激的だ。
この角度の席だから、一塁側の白線を走るボールの行方、よく見える。
ファウルだって、ボールがすぐ身近かまで飛んでくる。
二度ほど、アウト・セーフの判定リクエストがあったりして、面白かった。
糸井とか、福留などは休養で出場しなかったが、俊介がホームラン打ったり、ヤクルトだって山田が強いところを見せました。
試合は、６：５で、阪神が辛うじて勝ち。ストッパーの藤川とドリスがヒリヒリと追い上げを抑えた試合でした。
見たところ、外野席もほとんど満席。翌日の新聞を見ると、観客数は3万５百人と書いていた。
虎ファンの装束が目立つけど、六甲おろしの坩堝の中で楽しいひと時だったのです。
熱が出たＭちゃん。幸い大したことなさそう。元気になってね。
