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TO LET~貸家~

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愈快樂愈墮落

2017-10-21 | 香港部屋

本当に謎なんですが、「ホールド・ユー・タイト」の記事へのアクセスが毎日異常に多いのです。
自分が書いたネタは上記の映画ですが、実は同じタイトル(ホールド・ユー・タイト)で全く別の作品があって
それを探していたらこのブログに当たっちゃったとかそういうことなのではないかと推測してますが。
だって、何故今これがこんなに検索されるかよくわからないんだもの。

原題は「愈快樂愈墮落」。
後に、この映画のプロデューサーであった王晶がこの映画の主角である陳錦鴻で「愈墮落愈英雄」と言うちょっと
パロった同志映画を作ったりしましたが(意外と人気だった)。
まあ、それはいいや。

やはりこの映画の柯宇綸は良い……東京FILMEXで彼の新作映画が上映されるので興味ある方は是非!

うーん、中華圏ネタは別のブログが主戦場なのであまりココでは語らないようにしていたんだけど、ビツクリですわ♪



 


非常青春期

2005-08-12 | 香港部屋


どうして、香港映画って「青春映画」って苦手なんだろう…
例えば、ここに「黒社会」や「古惑仔」など「犯罪」が絡むと
素晴らしい「青春映画」になるのだけど、等身大の普通の
若者を何の事件もなく描くということはなんだか、下手よね。
この作品もまさにソレ。
長洲を舞台にした男女5人のお話ですが、
どの子も魅力ないし、どの子にもいわゆる「見せ場」を
用意していないし、かといって淡々と日常を描いていく
わけでもなく、とってつけたかのような事件(でも大したことじゃない)
でちょっと盛り上げてみるものの、結局それで?というオチに。
香港映画にありがちな各々のキャラクターを掘り下げたりしないのが敗因かと。
仕事もしていない、何もしたいことがない、家族とも折り合いが悪い
という設定は良いとして、でもそれだけ。
葛藤とか欲望とかそのキャラクターの内面が全く語られて
いないので、「何がしたいのか」「どうしたいのか」が見えない。
5人で騒いだりするシーンも「ハイ、ここで騒いで!」とか
言っている監督の絵が浮かんでしまう。
それぐらい、「作っている」感じがして「リアル」感がない。
今時、そういう騒ぎ方ってしないでしょ?
「青春」=「騒ぐ」=「こういう表現」というイメージでしか捉えていないように
受け取れる。その手のシーンが凄く多い。
いわゆる「等身大」の若者の表現が出来ていないと思う。

特に台湾の映画/ドラマを見ていると
香港産の「青春映画」との温度差を感じてしまう。
まあ、台湾映画/ドラマも出来・不出来があるものの、
そこには「等身大」で「リアル」な若者が居るわけで。
決して「物を投げてギャ~ギャ~楽しそうに騒ぐ」だけが
「青春」の表現では無いと思う。
例えば、好きな相手と対峙したときの「目線」一つだったり、
手をつなぎたいのに互いに遠慮してしまう「指」の表現だったりとか、
ヘンにシラケてしまっている空気とか、
思わず「間」が出来てしまう瞬間とか、そういう緻密な
表現が大切だったりすると思うんだけどな~

香港映画の中でも葉錦鴻はその手の表現が上手。
初期の頃の地味な内容であればあるほど、良さが出るような感じ。

じゃあ、何でこの作品を見たかというとただ単に黄浩然が見たかったから!
それだけ、ただのファンだもん!
でもちょっと無理している気がしたな~「いかつい刑事」役があまりに
身についちゃっているのではしゃいで、ニコニコしている黄浩然は
正直違和感あり…でも立っているだけで素敵なんだけど~♪

ホールド・ユー・タイト

2005-07-23 | 香港部屋


久々にこの映画を見る。
何故か日本版はビデオでしか出ていないようで。
私は香港版DVDを持っているけれども、これって無修正版なのよね…
最近、クー・ユールンを台湾で見かけたので、昔の彼を見たくて
見てみるが、やはり良い。
ルンルンはかなりこの映画では色っぽい。少年から青年に変わる時期の
色っぽさが前面に溢れている。最近見かけた彼は30歳前にしては
意外にも可愛くなっていたので、この7年間のギャップは何なのだろう
とふと思う。
スタンリー・クワンはこの後、桃井かおりや張智霖が出た「異邦人たち」
でやはり“同志”を登場させた後、本格的な同志映画「藍宇」に
向かうことに。
しかし「ホールド・ユー・タイト」の中ではルンルン演じる小哲は自分が
同志であるのか、ないのかわからないままで、実際に登場している
中では曾志偉だけが唯一自覚している人物。なので、これを同志映画と簡単に
そのカテゴリーに入れてしまっていいものなのかとは思うけど。
この映画以来、「藍宇」、楊凡の「美少年の恋」や台湾のドラマ「ニエズ」、
映画「17歳的天空」と続々と出てくることを思うと、当時これだけの表現で
同志映画と括られてしまったことに、そういう時代だったんだな~と思う。
香港映画というか香港社会の「保守的」な部分が感じられる。
実際、台湾は映画やドラマ、MVまでにも同志が出てきて、それを大して
躊躇無く受け入れる土壌があるというのが素晴らしい。
去年の金馬奨には同志映画が2本もノミネートされていたし…
この軽やかさって何なのだろう…

話がそれちゃった。
「ホールド・ユー・タイト」おススメします。

哈痞

2005-04-07 | 香港部屋
去年の暮れから延々とヘビロテ中の黄子華率いるバンド
「哈痞 Happy」の5曲入りCD。
ワーナーから出ているものの製作資金は子華の自腹・・
全ての詞は子華、1曲目のみ曲も子華が書いていて、これが
ガレージロックっぽくってなかなかイイのよね~
歌詞は許冠傑を彷彿させるような、まんま「広東語」の会話調。
昔から何枚かCDは出していたものの、ここに来て全資産投げ打って
バンド活動に出たのは、そもそも黄秋生と食事している時の会話から。
黄秋生は何枚かロック系のCDを出していて、それなりのセールスと
音楽賞などももらっているものの、ここ何年かは出せない状態で、
既に過去のこと・・と振り返っているのを見て、まだ遅くない!
まだ自分だって出来る!と奮起したのだとか。
そこで、旺角に自らスタジオを作り、あげくにどこのレーベルからも
CDを出してもらえないなら、自分で作るよ!ってことで
全資産投げ打って製作された1枚。
プロデュースは羅金榮。阿Bの片腕として曲作りやプロデュースをしていた人。
子華以外のメンバー3人はいずれも26~28歳の若者でありながらも
明星のツアーバックやCASH流行曲創作大賽で受賞したつわもの達。
しかし子華と20歳近くも年の差があるよ・・見えないけど。
決して子華の歌は上手くはないのだけれど(ほとんど会話している時と同じ発声)
でも味があって好き。まあ、子華自身が好きなので何やってもらっても
OKなんですけどね・・
あまり、バンド活動が盛んでは無い香港では異色の1枚。
ぜひ、4人の夢である演唱会を開いて欲しい。