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ホールド・ユー・タイト

2005-07-23 | 香港部屋


久々にこの映画を見る。
何故か日本版はビデオでしか出ていないようで。
私は香港版DVDを持っているけれども、これって無修正版なのよね…
最近、クー・ユールンを台湾で見かけたので、昔の彼を見たくて
見てみるが、やはり良い。
ルンルンはかなりこの映画では色っぽい。少年から青年に変わる時期の
色っぽさが前面に溢れている。最近見かけた彼は30歳前にしては
意外にも可愛くなっていたので、この7年間のギャップは何なのだろう
とふと思う。
スタンリー・クワンはこの後、桃井かおりや張智霖が出た「異邦人たち」
でやはり“同志”を登場させた後、本格的な同志映画「藍宇」に
向かうことに。
しかし「ホールド・ユー・タイト」の中ではルンルン演じる小哲は自分が
同志であるのか、ないのかわからないままで、実際に登場している
中では曾志偉だけが唯一自覚している人物。なので、これを同志映画と簡単に
そのカテゴリーに入れてしまっていいものなのかとは思うけど。
この映画以来、「藍宇」、楊凡の「美少年の恋」や台湾のドラマ「ニエズ」、
映画「17歳的天空」と続々と出てくることを思うと、当時これだけの表現で
同志映画と括られてしまったことに、そういう時代だったんだな~と思う。
香港映画というか香港社会の「保守的」な部分が感じられる。
実際、台湾は映画やドラマ、MVまでにも同志が出てきて、それを大して
躊躇無く受け入れる土壌があるというのが素晴らしい。
去年の金馬奨には同志映画が2本もノミネートされていたし…
この軽やかさって何なのだろう…

話がそれちゃった。
「ホールド・ユー・タイト」おススメします。


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