ＮＹでの緒方貞子さんの講演。

Ｐがカナダ出張から戻り。
月曜から４日間お疲れー。

明日はもう金曜日。

昨日はAsia Societyで緒方貞子さんの講演会へ行ってきた。
国連などの国際機関と彼女が取り組んでいる人間の安全保障がテーマ。
初めて直接拝見する緒方貞子さんは
どんな人かと
どんな雰囲気の人かと
興味津々で私は早めに行って一番前の席に座った。

貞子さん、話に聞いたとおり小さな人。１５０センチくらい？
思ったよりオーラは特に感じなかった。
そのへんにいるおばちゃんみたいでもあった。（失礼）
でもいったん話し出すと理路整然、
幅広い視点で具体的な話を織り交ぜながらお話するわけ。
特に質疑応答のときはそう思った。
他人の受け売りでない自分自身で経験し考えていることを
言葉にしている、自分の言葉で語っている、
裏表がない人かも、と思った。
でも彼女、固い話してるのに、話し方が柔らかいのよ。
角が立つ話し方をしない。
包容力もあるんだろうなあ。
えらい人、遠い人、というような距離は感じなかった。

これまで貞子さんの本数冊、彼女の講演文章もいくつか読んだ。
初めて直接拝見した今回、
本の中から感じたような貞子さんのイメージと同じ印象を受けた。

知的でかつ優しさももった人。

本を読んだときのイメージと実物に会った時の印象が
同じってあんまりない気がする。
私の場合本人に会うと失望することのほうが多い。
貞子さん、やっぱこの人すごい人かも、と思いました。