What is Mexico? What does it mean to be Mexican?

2006-01-31 00:26:42 | 食 nourriture
週末はたいてい朝食の代わりに朝食と昼食と一緒になったブランチを食べます。
起こされなければ正午過ぎても私は爆睡、
ブランチ作りはP担当です。
Pは料理好きなのだけど普段は仕事が忙しくてつくれないため
ここぞとばかりに張り切って作ってます。
今週末はメキシコ料理。

←サルサは、火で焙ったトマト、唐辛子、レモン、にんにく、シラントロなんかでできてる(他にも入ってるかも)辛いソース。
年末Pはメキシコ帰省からすり鉢(MOLCAJETE)をお持ち帰り、、それはそれは重いすり鉢、、、よくやるわ、と思うのだけど、すり鉢ですったサルサは、口に入れると層がいっぱいに広がって見事な深い味です。うちでこれだけつくれるってスゴイ。


トルティーヤの上に、ベジタリアン向けウソひき肉と野菜で軽く味付け炒め、レモン(私には緑色したライムだが、Pによると、レモンと言えばこれのこと!!らしく、黄色レモンを買うと妙に嫌がる)も絡め、アボカド、サルサを上に伸ばして、巻いて、いただきます!

日曜のブランチは、一番上にある写真、モレ。
黒唐辛子とチョコレートでできてるソース。
チョコレートがおかずだなんて、、と、日本では全然なじみのない味だし、
この甘めおかずソースが数年前まで苦手だった私ですが、
そこは慣れです、外国人が最初納豆をゲゲッと思っても好きになっていくように、
去年あたりからすっかりハマってます。
モレの素はこれまたメキシコから年末帰省で持ち帰ってきてて
普通は肉なんだろうけど豆腐に、タマネギや野菜複数で煮込んで、
横には砂糖なしの薄味パンケーキ、
果物を乗せ、黒砂糖でシロップを自分でつくったという
全部で2時間かかったと。
私がグーピー寝てる間に。

手間ひまかけておいしい食事をどうもありがとう。ごちそうさまでした。感謝感謝です。

Pは昨日の自分のサイト"HILIBOS"に、サルサの写真とともに自分の生まれ故郷であるメキシコについて、メキシコ人であることについて書いています("What is Mexico? What does it mean to be Mexican?")。よかったらご一読ください。ヨーロッパなどとは対照的に、アメリカではメキシコ人がどんな先入観を持って見られがちかをご存知の方は、それを頭の隅にでも置いて読んでみてください。

一気にブルースの世界。

2006-01-28 01:44:25 | 音楽 Musique
地下鉄の駅構内で演奏してる人たちがいます。

私が毎日のように利用するグランドセントラル駅は複数路線の交わる主要駅ということもあって、いつも誰かが何かしらのジャンルの音楽を演奏してます。自分の列車が来るまでただ時間つぶしに聴いてることもあれば、演奏に心をひかれて自分の電車が来ても乗らずに近くに寄って演奏を眺めてることも。そんなときは彼らの前にある帽子や楽器入れなど箱に、演奏をありがとうとお礼にちょこっとお金を入れます。嫌なことがあったり、電車のダイヤが狂って(これがまたしょっちゅうあるんだ)、人ごみの中で待つのにイライラしそうになっても、彼らの音楽があったら心が和んでいくし、待つことが苦痛でなくなっちゃった、ということもある。音楽ってすごいなあと、音楽の心へもたらす効用をこんな地下鉄という場所でも実感させられるのでした。

彼らは、Music Under New York”という”MTA NEW YORK CITY TRANSIT”(メトロポリタン交通局のニューヨーク市都市交通)公認のプログラムのもとで演奏してるアーティストたち。サイトによると年1回かオーディションを行って、合格した人たちが駅構内で演奏するそう。目印は彼らの名前が入ったMUNYのポスター。それが彼らが公認であるサイン。昨日も3人組のブルースバンドが駅にいた。前も見かけたことあるけど、昨日はPとじっくり聴きました。
 
ここに住み始めてから最初にアメリカ国内で一人旅したのがテネシー州メンフィス。ブルースを初めて知ったのはいつだったのか覚えていないけど、聴いた瞬間、胸に来た。一気にホレました。それ以来メンフィスはずーっと憧れてた街でした。すっかり観光地化してて、ブルースのソウルみたいなのはあまり感じられないなあとは思ったけれど、それでもブルースが発祥した土地です、ライヴハウスでブルースを聴き、レコード屋をあさり回りました。

昨日演奏を聴いてたらいっきに気分はメンフィス。しがれ声にブルースギターのメロディがたまらない。胸にがんがんきます。なんだろ、このブルースを聴くたんびに感じる不思議な感情、ブルースで育った訳でもないのに一瞬で自分の懐かしい場所に戻ったように心が震えます。ヴォーカルの彼の左となりは女性、タンバリンをならしてて、右にはベース、アジア人の男性。Pは違うかもと言ったが日本人に見える。またこの人のベースがいいんだ。もうシビレます(死語)。

お礼を入れるのでなく、$10ドルで売ってた彼らのCDを買い、ありがとうと言って電車に乗りました。家に帰って早速このアルバム、“CRACK ALLEY”を聴いてます。
彼らについてネットで調べたら、ヴォーカルとギターを弾いてるメインのパフォーマーFloyd Leeさんはサイトも持ってて、デルタブルースのミシシッピー州出身でした。びっくりすることも判明。日本に何度もツアーに行ってるじゃないの!日本語のサイトまであるし!サイトによると、日本ではブルース演奏家としてなかなか知られているらしい。数年前彼は日本人男性と一緒に地下鉄駅構内などで演奏してて、日本ではこの人と共演してるみたい。一番最近は去年の9月の来日。昨日見たベースのアジア人とは違う人みたいだけど、やっぱりあれは日本人の男性かもなー。

久々ブルースの世界に酔ってます。他のブルースアルバムも棚からひっぱりだして、この際いっぱい浸っちゃいます。

写真はFloyd Leeさんのサイトからお借りしました。

ロールケーキを作ろうと思ったけど、リンゴと生クリームのサンド。

2006-01-26 15:40:37 | 食 nourriture
ふぅ。

すこし落ち着いたのでブログのアップ。
学生の頃から翻訳の手伝いをたまにやってたけど
今回1年以上ぶりだった。
久々だと緊張します。
まだやることあるけど、とりあえず一段落、、

これに追われる数日前、イチゴのロールケーキが食べたくて
レシピをcookpadで探してた。
色んな人のを参考にしながら、
同じ型を持った人はいなかったんだけど、
適当に作ってみました。
別にいいもんねー、こまかいことはさ。
イチゴもこの前、whole foodsスーパーで見たら高かったから、
うちにあるリンゴでつくればいいじゃんねとなった。
卵白混ぜる機械もないけど、手でがんばって混ぜまくりました。
ジムで鍛えたこの腕力で5分以上がんばったら
卵白がきれいに盛り上がってきた。イエイ。

できあがったのは、リンゴと生クリームのサンド。
生地が短かったためロールみたいに巻こうとしたら割れたので、
まあいっかーとそのまま横にかぶせてサンドに。
名前は出来上がったのを見てから命名。

具がはみ出して豪快です。
しかし味は、ロールケーキ!! 
イチゴほどではないけど、酸味のあるリンゴと生クリームの組み合わせバッチリ!
ふんわか生地と口の中で一緒になるときもいいわあ、ロールケーキだー。

初めて作ったので試行錯誤で時間かかったけど
美味しいのできて嬉しかったー。
Pもおいしい、おいしいと喜んでた。イエイ!
また作ろー、また食べたい。

宇宙へのパスポート。

2006-01-23 22:47:09 | NY生活 Vie a NY
American Museum of Natural History(アメリカ自然史博物館)のプラネタリウムへ行ってきました。いやもうあれはプラネタリウムなんてもんじゃないです、だからスペースショウと言うんだよね、宇宙ショーなんだよね、と実感させられた、半端じゃないどどど迫力の天井でした。

Passport to the Universe"

もう目を見開きっぱなし。
瞬きなんかぜーんぜんできなかった。
スーパーウルトラ早い宇宙旅行をして
地球を出て、太陽系(Solar System)を抜け、銀河系(The Milky Way)を飛び出し、銀河団(Cluster of Galaxies)も通り越して、observable Universe(観測可能な宇宙)へ。
何光年もの旅。
1光年が光が1年間に達する距離で、
キロにして約9兆4600億 km、、、はぁそうですか、9兆Km、、
太陽系を横に見ながら、
銀河系を見つめながら、
光年の世界を、あっちにぶっ飛び、こっちにぶっ飛び、
頭をブルンブルンに振られまくった。
私たちは、star stuff(星くず)なんだよ。とナレーションは言う、
ほんと、stuffだよstuff、クズだわクズ、この宇宙の広さに比べてなんて小さいことよ。。
今まで見たことのないような、
想像の世界をほとんど超える世界というか宇宙だったよ。。
Pは自分は完全に宇宙にいた、頭の中が爆発した、と言ってた。
よくわかるよ、私も価値観とか常識とかひっくり返されて
頭ん中ぐちゃぐちゃになった気分だったもん。
自分の口から出てきたセリフは、
"That was a heavy s**t!"
Pに、「自分が言いそうなセリフだー!!ハハハ!!」と大笑いされたけど
もちろんいい意味で言ってるんです、
それしか言えなかった。
宇宙って日常なんかじゃ想像もできないところだわ、
ってその宇宙に自分もいるんだけどさ、、

一人一回美術館の入場料も含めて、22ドル。
40分のために二人で44ドル。結構高いよね。
でもその価値はあるだろうなあ。

宇宙、、、すごかった、、、ド迫力,ド壮大だった、、、

もうひとつ、違うスペースショー"The Search for Life: Are We Alone?"があって、それは来月見てきます。
タイトルからして何がおこるのやら、、
また胸にガガガと来そう。ドキドキ。楽しみです。

仏語コース登録しました。

2006-01-22 03:38:02 | フランス France et plus
2月から始まるフランス語の授業、
今日大学に行って登録してきました。
あちこちの機関で勉強はしてきたけど
大学の仏語コースに通うのは2年ぶりか?
大学は課題もいっぱい出るし、試験は大変だし、少々緊張しています、、

が、今年の目標は、
「逃げない」

6年くらい前に友達がくれた岡本太郎さんの本、「自分の中に毒を持て」。
彼は12年間生活したパリのソルボンヌ大学で哲学を学んで、30過ぎて日本に帰って兵隊として大戦で戦って、そしてアーティスト。彼のご両親はアーティストで作家で、彼の生まれ育った環境と自分のそれはまったく違う。だから彼の言ったこと全部をすんなり受け入れられないんだけど、それでも必死になって命がけで周囲、そして何よりも自分自身と闘いながら自分を生きてきた彼の考え方は、学ぶとこ多いなあ、、と手にするたび思う。元気が出る。

わたしはこれまで、岡本太郎さんの言う、「三日坊主よりやらないよりマシだ」にホッとさせられるような生き方してきたんだけど、
彼はもうひとつ言ってて、
「困難な方向だからこそ敢えてそれを選んでやる」
今年はそれです。
そして、困難だろうが「途中で逃げない、投げ出さない」。

、、、と書くとものすごいことをやるような感じですが:)
自分の中での話です:)
がんばります。

新年初ヨガ!

2006-01-20 23:15:48 | NY生活 Vie a NY
新年初、ジムに行ってきました。
まずはやっぱりヨガ。自分のペ-スでやれるものね。

先生のジョンは2ヶ月前と全然変わらない。
静かに穏やかに話し動き、相変わらず僧侶みたい、、
この変わらなさは本当にすごいわ。
とても同じ人間とは思えない。

久しぶりだったので多少体のあちこちが固くなってたけど
それよりも体を伸ばせる気持ちよさの方が上で、
いーーい気持ちでした、、、
飽きっぽい私でも途中ブランクが空いたとしても
ヨガは一生やり続けると思える。
この気持ちよさはやめられません。

来週はピラテス・クラスに参加してみます。楽しみ。
戻ってきて一週間以上経って、
うちのことも整理して、ジムも再開したし、
新しい年の自分の生活のリズムもできつつあるかな。

"SIDD"、ついにオフ・ブロードウエイ進出!!

2006-01-19 12:53:30 | NY生活 Vie a NY
Pの友人が音楽&歌詞を担当してるミュージカルがあると言う話は
去年3月のブログに書きました。
昨日、ついに、オフブロードウェイ進出!!!
と言うメールが彼から届きました。
ミニミニなシアターからスタートして
劇場が大きくなるたび満員になってたミュージカルだけど
ついにオフブロードウェイだ!!やった!!
とPは喜んでいます。
私もほんと嬉しいです。
2月後半にプレヴューなので
楽しみに見に行ってきます。

ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」をもとに作られたミュージカルで
タイトルは「SIDD」、
まだ未完成ですが彼らのサイトはこちらです。
2月にはミュージカルで使われる音楽も試聴できるよう。
よかったなあ!嬉しいなあ!

スカリー、子供産む!!

2006-01-18 03:17:04 | フランス France et plus
わたしがパリに住んでたときの同居人はカップルだったが
もう一人、でなくて一匹、同居ものがいた。
フレンチブルドッグのSkully、スカリー。
私たちがいっしょに住み始めた数週間前から飼われてた。
みんなで一緒に住むアパートへ引っ越しした時は、
スカリーも慣れず精神的に不安定だったらしく
みなが不在中はうちのなかを荒らしまくり、
CDや本は棚から引っ張りだしむちゃくちゃに破き、壊し、
3人してスカリーは居間しか入られないようにしてた。
しかし、一度わたしの部屋のドアを不覚にも開けっ放しにして外出してしまった。
戻ってきたら破れまくったトイレットペーパーが大大散乱。
泥棒が入ったかと真っ青になった。
犯人はスカリー。
どうやったらここまでトイレットペーパーが散乱するのかというくらいすごかった。
救われたとほっとしたのは、決して安くない辞書の、タイトルのある最初の1ページだけ破ってあって、肝心な部分は無事だったこと。
スカリーーー!!!!あんた何やってくれたのよーー!!!!
と怒鳴りまくって一発たたいちゃったんだけど
もともと人前では気弱な甘えん坊スカリーなので
しばらくわたしの前ではしょんぼりしていた。 
そのうち、わたしももともと犬好きだし、
スカリーの部屋荒らしも自然となくなった。
スカリーも新しい環境で参ってたんだろう。
一緒に近所へ散歩もして、
写真もいーーっぱい撮った、
パリ時代のなつかしい同居犬スカリーなのでした。

そのスカリーが子供を産んだと
同居人ドミニクからメール。
気弱犬のくせして、スカリーは一応血統書付きらしく
いつか産ませると避妊処置をさせてなかったあの二人、
なんと8匹も産んだらしい!

あの甘えん坊スカリーがお母さんになったのねえ。。
会いたくなりました。

堪能、ヴェトナム風サンドイッチ。

2006-01-18 00:21:17 | 食 nourriture
マーチンルーサーキングJr牧師の祝日だった月曜は
午前中マイナス19度だった。
摂氏だと-7度。。。わたしはちょー寒です。
その中を歩いてきました。
目指すはVietnamese sandwitch、ベトナム風サンドイッチ!!

場所はブルックリンの43rd Stと8th AveのBa Kuyen。
車が邪魔してますが写真です。



具は(多分)、
柔らかいフランスパンを縦に切った内側に
ニンニクペーストを塗り付けて、
肉とか魚のタンパク質系、
柔らかーくなった大根と人参がピクルス(漬け)、
キュウリなんかの野菜をいれて、
そしてとても大事なポイントはシラントロ!


シラントロってCilantro、アメリカや中南米ではこういうけど、
アジアではコリアンダーなのだね。
日本にいたときに名前は聞いたことがあったが
自分が料理に使うことはなかった。
こっちではどこのスーパー行っても手に入るし、
ちょっと最初はにおいが苦手で残してたんだけど
Pがよく料理に使うし、そのうち自分も慣れてっって、
しまいには大好きな香菜になりました。
香菜っていつもこのパターンで結局は好きになる。

このサンドイッチも、シラントロがないとあるじゃ
美味しさも違うだろなあ。。
ああでも
この全然固くない大根と人参のピクルスも、スキッとした酸味に包まれてて
いい味出してます。。

うまかった、うまかった、ヤミー、yummy、、、

プラネタリウムに行くぞー。

2006-01-15 10:01:29 | 暇つぶし Passe-temps
この前鹿児島でプラネタリウムに行ったとき
今年はもっと宇宙を感じられて自分がちっちゃく見えるところに行こうと決めたので
今日はさっそくプラネタリウム!と意気込んでいたのに
生理になってお腹は痛いし、かつ雨もしとしと降るので、
うちで大人しくしてろってことかなと解釈、
寒中見舞いのハガキを書いてます。
Pは年末日本であったプライドの録画を見て大興奮、
Pの大好きなヒョードルは秒殺勝ち。
相変わらず強いなあー。もっと彼の試合を見ていたかったので私はちょっと残念。

こっちは月曜、マーチンルーサーキング牧師の日で祝日です。
その日までには調子もよくなって、プラネタリウムに行けるかな?
ちなみにプラネタリウムは自然史博物館(American Museum of Natural History)でやってるこれです。
プラネタリウムと読んでいいのか、スペースショウというものです。
二つあってどっちも面白そうだけど、まずは"Passport to the Universe"から行ってみます。
すごい迫力ありそうで、とーーっても楽しみです

今年は掃除をがんばるぞ!!

2006-01-13 22:50:48 | 暇つぶし Passe-temps
きのうから床掃除。

うちは床、フローリングです。
まずはマスクをつけ、掃除の順番は、最初は掃除機、
そのあとぞうきんでベッドの下も、棚もどけて拭いて、
すると処理されなかったゴミがみえてきて、
また掃除機をかけて終了。
多分これでだいぶきれいになったかな。
Pが去年後半からアレルギー鼻炎で病院に通ってて、
でもなによりうちをきれいにすることが大事だと
いろいろネットで調べててわかりました。
今頃わかるなんて、、と恥ずかしいしPにも申し訳なかったです。
今年は頻繁に掃除をする!と決めました。
掃除機ももううちのは古いので、
この際、高いけど長く使えるだろう
性能のいいダイソン製品を買おうと検討中です。
ベッドのマットレスもしっかり掃除機かけて
ハウスダストを追い出すぞ!!