一気にレゲエ。

2007-05-29 13:37:05 | 音楽 Musique
用事があってカナダのトロントに行ってて、
帰って来たらニューヨークもろ夏!!
今日は日中は暑くて夜は涼しくなったけど
(今日からゴザ敷いて寝てるしちょ~快適~)
帰って来た日の夜のは、まじ暑かった、きつかったあ。

音楽は当然一気にレゲエ。

レゲエのラジオ局を流し続け、
レゲエ浸りで暑さの中まったり~。

なんでレゲエってこんなに夏に合うのかねえ、スバらしい。

読書 ハマるわけだなあ。

2007-05-29 13:13:07 | 読書 Lire
司馬遼太郎 ー 真説宮本武蔵

周りにけっこういる人たちみたいに司馬さんの歴史小説にハマったことはない、というか司馬さんの日本論的なエッセイ以外読んだこともなかったのだけど、この前の「故郷忘れがたし候」といい、その書かれてる世界の中に私が本当に存在しているように、いろんな人間、時代、その場の雰囲気を感じられる、臨場感たっぷり。司馬さんってすごい読ませるんだ、みんながハマるのが分かった。語彙と表現力の豊富さがそうさせるのかな、尊敬する。知らない言葉もたくさんあって日本語の勉強にもなります。
もっと司馬さんの歴史小説読もう。

ブックオフで20冊本を売ったら4ドルだった。一冊5セント。5セント!
古本屋業が儲かるわけだよなあ、納得。



読書 数学者の本は新鮮ー。

2007-05-28 02:50:00 | 読書 Lire
若き数学者のアメリカ ー 藤原 正彦

笑いのセンスがかなりつぼに入って、
キャハハと吹き出してた。
「国家の品格」は違和感、抵抗感が大きかったけど
この本は素直な感じがして割としっくりきた。
それでも違和感あったなあ。
当たってること、正しいことを言ってるのかもしれないけど
「国家の~」のせいか、
断定的に言われてる気がして鵜呑みにしたくないと思ってしまい、
(なかには要らん)拒否、抵抗を感じてるのかもしれない。
70年代のアメリカの様子だったり
数学と言う私が全く関わってない世界の話は
新鮮で面白かったな~。

映画 ペンギンの不思議な出産への道

2007-05-21 13:25:07 | 映画 Film
march of the penguins

劇場公開されたとき(去年か一昨年)
記録映画なのに大人気、列が出来てる、
とわりと評判になってた映画。

ペンギンってこんなに不思議な方法で、
そして過酷な状況で、子供を産むんだ、、、
知らなかった、、、

考えて意識してやってるわけでもないのに
繰り返されるペンギンのあの行動。
自然な行動かあ、、
自然に生きる、か、、
自分がなんかやろうと一生懸命考えたりするけど
そうやったって、
所詮なるようにしかならんってのはあるんだよな、
とたまに思うが、
この映画見てちょっとだけだったが、そう思った。

それにしても音楽が余計だ。
流れ続ける“きれいな”音楽がちょー耳障り。
効果音で盛り上げるのやめてくれ、
ほんとうにそこにある音だけでいいじゃないか。
南極が静かだったらそのまんまでいいじゃないか。
できるだけまっすぐに対象と向き合って
感じたり、考えたいたいんだよ、私は。
意図的に操作される感じがして
こういう映画は引いちゃう。

読書記録 うーーーん、、、、

2007-05-20 07:14:13 | 読書 Lire
リーラ 神の庭の遊戯 ー 玄侑 宗久

うーーん、、、、

去年の末京都で、数人しか見かけない朝の静けさの中
鞍馬山を一人で登ったが
神秘的な空気、霊的な存在などぜーーんぜん、なーーんも感じなかった私。
何か感じられるかも、などと正直少し期待してたのに。
姉に言ったら、「あなたが全然霊感なんかないからよ」とバッサリ。
はい、確かにそうです、おっしゃる通りです:)

見えるものが全てではないだろう、
だったら見えないものを信じるのもありだろう、
まあその論理は分かる。
でも見えないし感じもしないものを信じるというのは私には相当難しいぞ。

成仏するとかしないとか、
成仏できない死者がいるとか言われても
そうかあ、とそういう方向で
がんばって考えてみよう、信じてみようとするが
ピンと来ない、、

この著者の本は2冊目、
物語の設定とか面白いと感じる部分もあるから2冊目も手に入れたんだけど
全体を通じて語ってるテーマ、メッセージみたいなものに
仏教や宗教、“神”が通ってるから、
何かが揺れたとか、見えるとか、成仏だね、などと言われると、
え?まじ、そこでそう来るの?、とか思っちゃうのよね、、
仏教徒とか何かしら宗教、神の存在とかいうものを信じてる人には
この人の本はしっくりくるんだろうかなあ。

読書記録 まとめ書き

2007-05-18 00:14:02 | 読書 Lire
コルシカ書店の仲間たち ー 須賀敦子
猿岩石日記part2怒濤のヨーロッパ編 ー 猿岩石
続 病院で死ぬということ そして今、僕はホスピスに ー 山崎章郎
遥かなるケンブリッジ ー 藤原正彦
バカの瞬発力 ー ゲッツ板谷
わらしべ偉人伝 ー ゲッツ板谷
中陰の花 ー 玄侑宗久
スローな旅にしてくれ ー 蔵前仁一
いのち生ききる ー 日野原重明・瀬戸内寂聴
きれぎれ ー 町田康

ライブ記録 心をいっぱい広げていられる。生ヨラテンゴ

2007-05-08 12:00:16 | 音楽 Musique
4月29日 Yo La Tengo @ Webster Hall - Rock / Alternative / Experimental

ステージに星がいっぱい、キラキラ光ってて、
音が声が限りなく広がる。
空いっぱい、宇宙いっぱい。
素敵だ、素敵だ、たまらなく素敵だ。
無防備に感情をさらけ出していられる。
心をいっぱい広げていられる。
いつ行ってもぜったい受け止めてもらえる。
期待を裏切らないヨラテンゴのライブ。

もっか復習中。

Yo La Tengo - Last Days of Disco

いつ聴いても大好きな曲。
アイラの優しい声。

涼しい風が流れていく、夏の夜が待ち遠しい。

デラホーヤ 対 メイウエザー

2007-05-07 01:05:59 | NY生活 Vie a NY
スポーツバーで、デラホーヤ(De La Hoya)、メイウエザー(Mayweather)戦を観戦。
大画面を三つも用意してて、バー内大混雑。
私たちは食事を食べながらお酒を飲める一角で
椅子に座わっていたので、よいスペース確保。

試合自体はふーむ、、、
前評判(うちの購読紙フィナンシャルタイムズには巨大写真付きで一ページ丸々特集だし)も、試合前の会場もすごい盛り上がってた(芸能人が何人もカメラに写る、ディカプリオやP Diddyも来て、メイウェザーなんて50セントが真横で歌いながら登場)わりには試合内容はそこまでよかったとは思えんかったな~。
二人とも30行ってるもんなあ~と思っちゃうね。
いかに伝説のカリスマ人(とくにデラホーヤ)とは言え、
全盛期は過ぎているだろうしなあ。

ま、でもスポーツバーでたくさんの人と一緒になって盛り上がれたし、
そういうみんな、とくに格闘系に燃える吠える男たち!!
を見ているのがとっても楽しかったわ!

サイバラさんと須賀先生。(沢木耕太郎さんも)

2007-05-03 11:53:09 | 読書 Lire
本日、同じ日に読み終えました。

西原理恵子 ー サイバラ式
須賀敦子 ー コルシア書店の仲間たち

サイバラさんの本はいつも同様楽しい。でもこの本、ちょっと悲しくなったりする。サイバラさんは、上っ面でないほんものの優しさをもっててけっこう尊敬している私。

須賀先生2冊目。前回の本同様文章が詩のようだ。きれいな日本語の言葉に表現に溢れていて、日本語って素敵だなあって思わされる。生身の人間たちがいて、いろんなことが起きて、みんないろんなことをやって、感じて、考えて、それらをずっと優しく温かく見ている眼があって、読んでいて胸が痛くもなるけど、うしろから肩を包んでもらってるみたいな気分になる。あったかい。

書き忘れてた、この本も先日読んだんだった。

沢木耕太郎 ー 人の砂漠

二十歳代後半に書かれた本(昭和40年代後半とか)で、沖縄本島より台湾がずっと近い、二つの国の狭間にいる与那国の話、ゴミ収集をする人たちの話、相場師たちの話などなど普段自分が関われない特殊な世界、覗き見するお楽しみのような気持ちもありつつ、とても興味深かった。