富岡町観光協会ブログ「夢咲くら」

警戒区域となった福島県富岡町の現在…
東日本大震災・原発事故・避難に関する新着情報などをお伝えしています。

原発周辺地域の居住不可?

2011-08-21 08:36:21 | 東日本大震災関連
2011年8月20日(土)、菅首相が原発周辺地域の居住について、
長期に渡り困難である事に対し謝罪を行ったとの報道がありました。

富岡町は対象に入っているのでえしょうか?
そうした報道や有識者のコメントを時々耳にしてはいたものの、
やっぱり…そうなんだ…帰れないんだ…これからの生活どうしよう…
今、いろいろな思いが頭の中を駆け巡っています。

福島県沖 M6.8 震度5弱

2011-08-19 16:55:46 | 東日本大震災関連
2011年8月19日(金)午後2時36分、
福島県沖を震源としたM6.8 震度5弱が発生し、津波注意報が発令!
午後3時15分には津波注意報は解除されましたが、
福島県・宮城県・岩手県にまたがる広範囲の地震に緊張がはしりました。

最近、地震がまた増えてきたなぁ~と思っていましたが…
もうしばらく、余震には十分な注意が必要ですね。

今日は何日も続いた猛暑日も一休み、一雨降って少し涼しい一日となりました。
でも豪雨の所もあるので浸水などの被害も心配です。

目印は「石榴坂」!

2011-08-15 12:38:27 | 東日本大震災関連
JR品川駅西口(新高輪)より徒歩3分、
新高輪ホテル方面へ石榴坂を登り始めると、目印が…

昨日で、第1弾は終了しましたが、
第2弾として、8月20日(土)・21日(日)には、
岩手県陸前高田市の老舗菓子や絵はがき・特産の椎茸などを販売予定です。

そして
第3弾として、8月27日(土)・28(日)
宮城県気仙沼市より、気仙沼復興商店街が特産品や復興商品を販売します。

現在、「ざくろ坂プロジェクト」事務局では、出店者を募集中だそうです。
興味のある方は是非ご連絡下さいとのこと。
【お問い合わせ先】ざくろ坂プロジェクト事務局 info@ml.zakurozaka.jp
または、事務局 大谷さんまで(090-3092-6918)

今後のプロジェクトスケジュールは、HPにもアップされています。
キーワードは、「ざくろ坂プロジェクト」です!!!

富岡町のシンボル「桜」での街おこし事業、桜にまつわる想い出の手紙
「桜文大賞」の審査員として、不思議なご縁を頂いた吉永みち子さん、
富岡町から…そして双葉郡内の各町村から…復興を目指し、
「ざくろ坂プロジェクト」に参加する企業・店舗さんが出て来るまで、
もう少し待っていて下さいね。宜しくお願い致します。

福島の桃!

2011-08-14 09:25:02 | 東日本大震災関連
「ざくろ坂プロジェクト」第一弾、福島県伊達市「まきばのジャージー」
本日、いよいよ最終日となりました。

店内には福島の桃も販売されていますよ。
大きめの桃が2個で¥1000。
かわいい箱が用意されていて、ちょっとしたお土産にもGood!

私の好みは、やや堅めの桃。首都圏内のスーパーや果実店では、
なかなか実が堅い桃にお目にかかれないのですが、
さすが直送…さっそく堅めの桃を頬張り、
「やっぱり、福島の桃は美味しい!」って…思わず叫んでしまいました。

富岡町は桃の産地ではないけれど、なんだか懐かしい想いも感じて…

一押し!バニラジェラート!

2011-08-13 10:12:29 | 東日本大震災関連
「ざくろ坂プロジェクト」第一弾、福島県伊達市「まきばのジャージー」の
バニラジェラートです!
甘い物が苦手な我が家の息子もこのバニラジェラートは、2個も食べました!

店内には放射線検査の証明書も掲示されていて、販売されているアイス・桃、
そして材料の原乳も、安全であるとのお墨付きを頂いています。
アイス類は¥300。テイクアウト用のカップアイスも有り。
桃は2個で¥1000。地方への発送も扱っていましたよ。

明日が最終日となります。是非いらして下さい。
美味しいアイスを食べて、暑い夏を元気にクリアしましょう!

富岡町商工会、いわき市平の七夕祭りに現る!

2011-08-11 21:05:04 | 東日本大震災関連
今日であの日から、ちょうど5ヶ月です。
コートが必要だったのに…今は夏の真っ盛り!

夏といえば…  いわき市平の七夕祭りが今年も開催されました。
平成23年8月6日(土)~8日(月)の3日間、
富岡町商工会のブースが出店、「再興、富岡町」と題したパネル展も開催しました。

富岡町在住だった大和田氏が、何年もかけて双葉郡内の風景をスケッチした絵を
ペネルにして展示したものです…
7日(日)の夕方にちょっとお邪魔して、その様子を取材してきました。

七夕祭りの会場は沢山の人出で大賑わい!
7日の朝刊に富岡町ブース出店の記事が掲載されたこともあって、
この日は富岡町ゆかりの人々が、代わる代わるブースを訪れ、
近況を報告しあったりして、再会を喜んでいる姿がありました。

「こうやって連絡を取らないとダメだね!」「また会おうね」などと話が弾み、
5ヶ月という時間を感じない…いや…やっぱりどこか切ない…それでいて…
楽しいひとときを過ごしました。
「富岡町の人の顔を見ると、なぜか…安心するんだよね…」と呟く人も…
同感!


とみおか町災害情報No.5

2011-08-08 20:23:44 | 東日本大震災関連
平成23年8月1日に、とみおか町災害情報No.5が発行されました。

町災害復興ビジョン策定委員の募集や、仮設住宅への入居案内、
避難による損害への「追加仮払補償金」や農畜産物の損害賠償について、
全国から富岡町へと届けられた義援金3億3600万円(7月末現在)を、
第2次義援金の支払いにあわせて、町民1人あたり2万5千円を配布した事、
また、その義援金を頂いた皆様のお名前も記載されていました。

その他には、津波でお亡くなりになられた町民を偲ぶ町主催の合同慰霊祭が
7月6日に釜田地区で行われたことも掲載されています。

富岡町公式HP 東日本大震災関連サイトでも見ることが出来ます。
(写真は、8月7日(日)の郡山市ビックパレット)

福島県災害対策本部へお願い申し上げます。

2011-08-04 10:48:32 | 東日本大震災関連
東日本大震災の生活再建の手引き(第2版)が、
福島県災害対策本部より、「県外に避難された皆様へ」という文書とともに、
避難先のの自宅アパートに送付されてきました。

これまでにHPや壁新聞などで提供してきた、避難生活を支援するための必要な情報を、
暮らし・医療・福祉・住まい・教育・雇用・事業などの分野別にまとめたものだそうです。

とても分かりやすく便利です。けれど、福島県外に避難している避難者にとっては、
不公平さを感じずにはいられない内容もありました。
仕事や親戚・避難時の様々な状況、諸事情により県外に避難している人にとっては、
福島県内にいれば受けられる支援が受けられない状況です。

例えば…
茨城県は福島県と同じ被災地である為に、3月の時点では、
公共住宅には被災者として無料で入居することが出来ませんでした。
仕方がないので、自己負担で賃貸アパートに入居している家族も沢山います。
6月頃より、福島県内やその他の隣県でも、民間の賃貸アパートを県が借り上げて、
入居者の家賃負担がなくなりましたが、未だに茨城県はその対象にはなっていません。

また、福島県内の児童・学生が通学する場合、
通学費などの支援があるそうですが、
県外の生徒も対象になるとは、明記されてはいません。
原発事故による同じ避難者であるにも関わらず…

福島県内に仕事があれば戻りたいですが、仕事が見つかるという保証もない中、
それもかないません。どうか…最低限の平等をお願いしたいものです。
各県それぞれの被害状況が違う為、協力依頼や調整を図るのは大変だと思いますが、
どうぞ、今後も引き続き各県への働きかけを続けて下さいますようお願い致します。

5坪から生まれるヒューマンクロス計画「ざくろ坂プロジェクト」

2011-07-31 20:57:07 | 東日本大震災関連
吉永みち子さんが世話人となり、
東北の被災地で復興の為に立ち上がる人々、地方で懸命にがんばっている方々を、
応援したいと思っている都会の人々とのヒューマンクロスとして、
品川駅高輪口(西口)ちかくの「ざくろ坂」に面した、
グランドプリンスホテル新高輪さんのご協力を得て、
「ざくろ坂プロジェクト」が7月に誕生したそうです。

5坪の小さなスペースですが、
8月5日~14日は、
福島県伊達市から「まきばのジャージー」のジェラート、ソフトクリーム
桃の農家から桃の販売、壊滅的な福島の畜産・農業の現状を報告
放射能汚染んp実害と風評被害を何とか乗り越えようと懸命にがんばっている経営者を応援する予定で、
その店内では、大反響の福島応援歌、猪苗代湖ズの
「I love you & I need you ふくしま」を流したいと思っているそうです。

猪苗代湖ズといえば!メンバーの一人、渡辺俊美さんは富岡町出身!
ご縁があるのかな?まさに、ヒューマンクロス!




吉永みち子さん 震災を語る!

2011-07-30 20:19:27 | 東日本大震災関連
平成23年7月28日(木)横浜市栄公会堂にて、
ノンフィクション作家の吉永みち子さんが、「震災を語る!」というテーマで
講演会に講師として参加しました。

吉永みち子さんは、「桜のとみおか」委員会が「桜」をキーワードとして
桜にまつわる想い出の手紙の募集事業を行ってきた「桜文大賞」の審査員として、
音楽家の小室等さん、政治評論家の佐高信さん、故 杉浦日向子さんとともに、
何回か富岡町を訪れており、そのご縁もあって今回、
~愛と絆を支えに復興への道~というサブタイトルのとおり、
今後の震災発生時にやらねばならないことを考え、
そして今、もっとも必要としている事を訴え、少しでもお役に立てたいと
今回の講演会となったようです。

講演会には「桜のとみおか」委員会メンバーの
川崎葉子さん(富岡町出身・震災時は双葉町在住)も参加し、
中々報道されない双葉郡内の震災発生時と避難の様子を語りました。
原発事故発による避難体験を直に聞くことで、
多くの方よりこのたび募金を頂いたようです。

この募金は、必要経費を差し引いた後、
夏休みに思い切り外で遊ばせたい!プールに入らせたい!という思いを持つ、
福島県内の保護者の皆さんとの架け橋・調整役として川崎葉子さんが、
避難先の福井県で、こうした子供達を受け入れる際の費用に充てる予定との事です…



相双連合チームの短い夏

2011-07-17 11:07:09 | 東日本大震災関連
平成23年7月14日(木)
双葉翔陽高校、富岡高校、相馬農業高校の3チームで構成された
相双連合の硬式野球チームが、喜多方高校と対戦。
ホームランを打つなど見せ場があったものの、残念ながらコールド負け。
練習してきた仲間と一緒に試合が出来なかったけれど、
彼らにとっては、きっと忘れられない夏になったことでしょう。

そして、相双地区では他にも大会に参加した高校がありました。
浪江高校は、6対0で湖南高校に快勝
小高工業高校は、湯本高校に1点差で勝利
原町高校は、船引高校に7回コールド勝ち
相馬高校も清陵情報高校に逆転勝利
と、相双地区内の5校が初戦を突破したそうです。

これからのさらなる活躍をお祈りします!

双葉高等学校硬式野球部

2011-07-16 10:11:23 | 東日本大震災関連
6月28日のブログでは、相双連合の野球チームのことをお知らせしましたが、
相双連合チームは、双葉翔陽高校、富岡高校、相馬農業高校の3校で構成され、
双葉高校は単独で福島県大会に参加したことがわかりました。

昨日、7月15日(金)夏の甲子園に向けての初戦を、
14対0の5回コールド勝ちで圧勝。
サテライト方式で授業を受けている、県内各地に散らばる在校生やOBらが
試合会場に駆けつけ声援をおくったということです。

わが家の息子も応援に行きたかったにちがいありません。
1年生・2年生と吹奏楽部に所属し、硬式野球の試合がある時は
毎回スタンドで応援をしてきましたから…

でも、遠くからでも見ています。応援しています。
次回の試合もがんばって下さい。
試合結果は、双葉高等学校硬式野球部OBのHP上に即日アップされています。
詳しい事が知りたい方は、アクセスしてみて下さい。

電力使用制限令発動!

2011-07-02 09:21:30 | 東日本大震災関連
いよいよ7月です。
昨日、平成23年7月1日(金)より、東京電力管内で
37年ぶりに電力使用制限令が発動されました…

昨日は全国的に雷が多発、高温多湿の為に冷房より除湿が効果的な一日でした。
なるべく昼はエアコンを使用せず、扇風機と濡れタオルと水分で対応。
ヘアスタイルも肩より短くカット、体が暑さに慣れるようにしています。
夜間は窓を閉めなくてはならなくなるので、少しだけエアコンの恩恵に…

今年の夏は、扇風機作戦だよ~ん!

相双連合チーム頑張れ!

2011-06-28 09:45:10 | 東日本大震災関連
もうすぐ7月です。

本日、フジテレビ「とくダネ!」にて
夏の甲子園出場をめざす、相双連合チームの特集が放送されていました。

福島県双葉郡内には硬式野球部がある高等学校が何校かあります。
今回の震災による避難で、転校したりして部員が少なくなり、
しかもその部員も、いわき市内や郡山市内、福島市内などの
各避難所にバラバラになってしまっているそうです。

その中でも県立双葉高等学校の硬式野球部は、
過去3回甲子園出場を果たしている名門校。
40人いた野球部員は現在15名。
福島第一原子力発電所からわずか3㎞ほどに位置する高校です。

そして大熊町にある、県立双葉翔陽高等学校からの数名と、
富岡町にある県立富岡高等学校から1名が加わり、
相双連合チームとして夏の福島県大会に参加するそうです。

「遠くに転校していった友達が見てくれるかもしれないし、
 家族の都合などで転校しなければならなかった部員の分まで頑張りたい。」
といっていたナインの言葉がとても印象的で、せつなかったです…

みんなでやれる練習は週一回程度ということですが、
心より応援しています。