富岡町観光協会ブログ「夢咲くら」

警戒区域となった福島県富岡町の現在…
東日本大震災・原発事故・避難に関する新着情報などをお伝えしています。

2010麓山の火祭り⑨

2010-08-21 12:09:19 | 麓山の火祭り
火祭りの緊張感から解放され、柔らかい雰囲気が広がる中、
さぁ、盆踊りの始まりですよ~。
相馬盆唄とは違います!川内村内で唄われる盆唄です。
ここは富岡町であって、富岡町でない場所なのかも…
福島県指定重要無形民俗文化財(平成18年度)、麓山の火祭りが無事終了しました…

2009麓山の火祭り③

2009-08-25 12:36:13 | 麓山の火祭り
勇壮で荘厳な登頂式が終了と同時に、
麓山神社境内に組まれた櫓の上で、氏子達さんのお囃子が始まり、
盆踊り大会が開催されます。

2009年の今年、櫓が新調されました。
盆踊りは「相馬盆唄」ではなく、隣の川内村内でよく唄われる
独特な節と笛太鼓の、古き良き時代を感じさせる風情ある盆唄です。

松明を担いだ男衆達も盆踊りの輪に合流し、
故人の霊を慰め、五穀豊穣を願う大変な一日が和やかに終演しました。
また、来年お会いしましょう。

2009麓山の火祭り②

2009-08-24 12:16:53 | 麓山の火祭り
大松明を担ぎ、裏山の山頂目指して駆け登っていった男衆たちが、
次々と境内に戻ってきました。
彼らが神殿を33周廻る間に、松明から真っ赤な炭がこぼれ落ちます。
火傷をしないか、見守る家族は心配です。

最後は全員が揃ったところで「万歳三唱」をとなえ、
登頂式は無事終了となりました…。
「男の祭り」って感じです!

2009麓山の火祭り①

2009-08-21 12:25:16 | 麓山の火祭り
2009年(平成21年)の今年の麓山の火祭りには、
約12名の小学生や中学生も参加し、
昨年より10人程度多い、48本の松明が奉納されました。

8月15日の午前9時から「七十五膳の献膳」が行われたあと、
夕方頃になると上半身裸・下帯姿の若衆が、
自分で作った松明を持って麓山神社境内に集合しました。

午後7時から登頂式が始まり、神殿よりご神火を移して松明に火がともされます。
最初に火を頂いた若者は、最後の人の松明に火がつくまで、
境内で待っていなくてはなりません。
この写真はその様子をご紹介しています。

熱い火の粉や松明のおき火が、若衆の顔や腕に降りかかりますが、
熱くても火傷をしても松明を持つ手を離すことはありません。
離せば松明が倒れ、近くにいる人たちがケガをしますし、
松明が崩れてしまい、担いで登ることが出来なくなってしまいます。

全員が揃ったところで、いよいよ松明を担ぎ、
神社裏山の奥の院目指して駆け登るのです。
若衆たちを取り巻く人たちが一斉に「がんばれ!」と掛け声をかけます。
この応援が、若衆達に力を与えてくれるのでしょうね。

若衆達は「千灯(せんどう)、千灯」と唱えながら、暗闇の中へ消えていきます。

「麓山の火祭り」の松明つくり

2009-08-12 12:46:43 | 麓山の火祭り
いよいよ「富岡夏まつり」が近づいてきました!
8月14日(金)~16日(日)までの3日間、
花火・松明・灯籠などの、様々な「日本の灯」を楽しんでください!

8月9日(日)に、麓山の火祭りに参加する小学生用の松明作りを、
麓山青年会のメンバーがやるというので、取材してきました。
こうやって、身長や体格に合わせて、一つずつ手作りするんですね。

数百年の敵視と伝統ある、勇壮なこの火祭り…
浜通り一ともいわれていますが、必見の価値ありです!

詳しくは、当観光協会HPのイベント詳細をご覧下さい。