子供の頃、自動洗車機が大好きだった。
私はいつも助手席に座り、前方と側面から迫りくる巨大ブラシを見ながら
よく空想の世界に入り込んだものだ。
ある時は海底2万マイルのアドベンチャー、
ある時は宇宙空間でのオペレーター、
そしてタイムマシーンで過去に飛ぶマシーン・・・
と、ワクワクして3分ほどの夢の時間を過ごした。
そんな思い出があるから、次男も喜ぶものだと思い洗車マシーンへ。
しかし、彼は違った。
「面白かったね~」と揚々と話しかける私に
「・・・気持ち悪かった。酔った・・・」
と、顔面蒼白の面持ち。
ゴメンよ、悪いことをしたね。
多分私も子供の頃は怖かったのだと思う。
あの大きな回転ブラシが窓を破壊し、大量の水が車の中に入り込むんじゃ?と思うと怖かった。
その恐怖をかき消す為にも、楽しい空想は必要だった。
子供ながらも防衛手段は知っていたのかもしれない。
まぁ個人差はあるというものの、最近の子供は(こんな言い方は嫌だが)空想を楽しまない。
それは何も今日の洗車の事だけではない。
もしもコレがアレなら・・・なんてワクワクは、
空想しなくても物にあふれ、
考える前から映像で疑似体験をしている現代っ子には無用なのだ。
無いものが前提の空想と、思い込みが土台の妄想。
妄想を遊びとして楽しめる世代だから、
サイエンスフィクションや、神話や迷信から来る神秘の世界はムダの一部なのかもしれないな。
つまんないの。とは思うものの、批判するわけではない。
でも・・・
妄想から覚める時は虚しさが残るけれど、
空想から覚めた場合は、妙な満足感が残る(ような気がする)。
私はいつも助手席に座り、前方と側面から迫りくる巨大ブラシを見ながら
よく空想の世界に入り込んだものだ。
ある時は海底2万マイルのアドベンチャー、
ある時は宇宙空間でのオペレーター、
そしてタイムマシーンで過去に飛ぶマシーン・・・
と、ワクワクして3分ほどの夢の時間を過ごした。
そんな思い出があるから、次男も喜ぶものだと思い洗車マシーンへ。
しかし、彼は違った。
「面白かったね~」と揚々と話しかける私に
「・・・気持ち悪かった。酔った・・・」
と、顔面蒼白の面持ち。
ゴメンよ、悪いことをしたね。
多分私も子供の頃は怖かったのだと思う。
あの大きな回転ブラシが窓を破壊し、大量の水が車の中に入り込むんじゃ?と思うと怖かった。
その恐怖をかき消す為にも、楽しい空想は必要だった。
子供ながらも防衛手段は知っていたのかもしれない。
まぁ個人差はあるというものの、最近の子供は(こんな言い方は嫌だが)空想を楽しまない。
それは何も今日の洗車の事だけではない。
もしもコレがアレなら・・・なんてワクワクは、
空想しなくても物にあふれ、
考える前から映像で疑似体験をしている現代っ子には無用なのだ。
無いものが前提の空想と、思い込みが土台の妄想。
妄想を遊びとして楽しめる世代だから、
サイエンスフィクションや、神話や迷信から来る神秘の世界はムダの一部なのかもしれないな。
つまんないの。とは思うものの、批判するわけではない。
でも・・・
妄想から覚める時は虚しさが残るけれど、
空想から覚めた場合は、妙な満足感が残る(ような気がする)。
ほんとだ、ごっちゃにしてたよ。
私たち昭和っ子は洗車機に入ってSFを空想し、子供たちは まるでSFばりの絶叫マシーンで遊んで「洗車機みたいだ」って言うんだろね。
存在しないモノを空想するオモシロさったらないっていうのに、彼らは知らないんだろね。
子供の頃外国の映画に憧れて、あぁワタシもあんなブロンドだったら・・あんなエメラルドのような瞳だったらと思ったものですが、
その重苦しい黒髪・真っ黒の目のワタシが産んだ娘はなぜか金髪に青い目でハイスクールに通ってた。
私は国際結婚をせずにハーフの子を持つことが出来たわけだ。
恐ろしいものねぇ・・・いつの間にかようこさんは私の中では
「ブロンド(が似合うかもしれない)のブルーアイ(コンタクト入れれば誤魔化せるよ~)」
っていうイメージがあるのよ。
ああ、これは「妄想」の方かな。
でも意外にようこさんって横浜が似合っていたわよ。
これ本当。