ランゲル・ライン

　私はこちらへきて、鍼灸だけではなく、指圧やオイルマッサージも
施術しています！！
最近、とても気になるのが、オイルトリートメント（スイディッシュマッサージ）
この施術は施術者もとても疲れる体力のいるマッサージなのですが、
何が気になるって、施術者によって、同じ圧で同じようなマッサージで
行ってくれるのに、気持ちよさがまったく違うこと

　指圧というのは体にあるツボ（鍼灸と大抵同じ場所）を刺激するのですが、
スイディッシュマッサージは、筋肉の走行にそっってリンパの流れをよくするものです。
指圧に当たり外れは、あんまり感じないのですが、スイディッシュマッサージだけは本当に当たり外れが激しい

　なので、その理由を、先生に尋ねると、
「ランゲル・ラインを把握しているかどうか・・・・」
という答えがきました。
ランゲル・ラインとは日本語で皮膚割線のことで、
外科医は手術時に、傷をなるべく残さないため、この線にそって切開するそうです
これが、筋の繊維方向と逆方向に並んでいる部分もあって、
とてもややこしい
　
　人間の体は皮膚でおおわれて、その下に「浅筋膜」があり、それより深部に
「深筋膜」があります。

　脂肪や、繊維、血管や神経は「浅筋膜」に含まれていて、
この部分が、ランゲル・ラインを生成しているので、
マッサージはこのラインを意識して行うべきなのです

　顔のマッサージなどでは、このラインをしらないで、マッサージを
行うと、余計に浮腫んでしまう原因になったりします


　へぇ～～～と同時に、私もオイルトリートメントでは
かなり気を使うようになりました。
それからは私の手もとても密着しやすくなって、疲れも
へった気がします。

　少しのことですが、知っていると知らないとで大違い

ちなみに顔を洗うとき
頬はアゴから、コメカミにむけて！！
鼻は山からくだるように、鼻の高いところから下方へ
目に下は鼻からコメカミにむけて、水平に
おでこは、眉上から、髪の生え際へ！！！

　これを守るだけでも、小顔に